35 / 59
第1章 異世界へ
おまけ プルプル従者の言語理解後
しおりを挟むスライム従者が、言葉理解してからの行動の裏側。
『は!テイム契約済み!?』
ご主人の言葉も無事理解できました。
なので大きくそこで、頷きました。
そうです貴方は自分のご主人様です!と。
『なあ?俺のステータス吸収したのか?』
どうやらご主人様は、ステータスを観れる方のようですね。
そうですよ!(頷いた)
『なあ?言葉わかるのか?もしわかるなら、右手に乗って見てくれないか?』
ご主人様、勿論分かりますよ!
あれ、でも、ご主人様、今出している手は、左手ではありませんか?(頭を傾げる)
『あっ、右手って言ったのに、左手出してたから?』
そうですよ!(頷く、ぴょんと手に乗る)
『すごい!わかるのか!賢いスライムだな!』
当たり前です!ご主人様の従者なのですから!
(`・ω・´)+ドヤァ
それにしても、この世界のスライム族は、そんなに賢くないのでしょうか?
アル「なんだ、その丸いやつは?…魔物なのか?」
なっ!魔物以外に何に見えるんですか!
『小さいスライムです! だよねぇ?』
ご主人様のおっしゃる通り、小さいスライムです!
アル「いや!そんな丸い体で、顔まであるスライムいねーよ!」
現にいるのですよ!ここに私は、スライム族なんです!正確には進化スライム族ですがね(。+・`ω・´)キリッ
ですが、この世界のスライム族は、顔無しのベッチャリさんでしたね。
アル「全く…鑑定するぞ?」
(((( ;゚Д゚)))いやです!
『あ、はい。』
ご主人様!?なんで了承しちゃうんですか!?
アル「はあああ!?スライムだと?しかも、テイム、契約までしたのか!?」
そうですよ!
私は、ご主人様の忠実な従者なのですよ!(。+・`ω・´)キリッ
『そうなんです!テイムしちゃったみたいです!』
ご主人様、テイムじゃないですよ!
その上ランクのテイム契約なんですよ!
アル「お前、ジョブなんだった?」
『一応、魔法使いです!』
アル「魔法使いである!、テイマーではないお前が!何故この短時間で!、テイム出来るんだ!」
この世界って、テイムって誰でも出来ないの?
あっちは、魔物側からなって貰いに行くの普通だったりしたけどな、力も強くなるから。
魔物の王様も誰かに使えてたってきいたことがあるくらい。
ご主人様、見つめられても、私には、こちらの常識は、わからないので、反応しかねます。
『わかりません!本スラのこの子すら、よくわかってない気がします!』
うん、分かりませんよ!
本スラ…本人スライムですか…
そういえば、名前をくださいご主人様!
アル「本スラって、お前な…まあいい、テイムしかも、契約済みなら、別に連れてても、問題はない。」
貴方が睨もうが、もしダメでも、是が非でも私はついて参ったと思いますよ!
『本当ですか!やったな?』
ご主人様が嬉しそうで、私は何よりですよ!
ご主人様、ちなみに、その表情は、私と行けるのが嬉しいということで解釈してよろしいでしょう!
良いですよね!
(手の上で、ぴょんぴょん)
アル「はあ…お前、目立ちたくない言っていた、ようだが、無理じゃないか?」
ご主人様は、目立ちたくないんですか、うーん。
私から見ても、派手ですね。
ご主人様、下に降ろされましたが、どうかしま…すね。
ご主人の知識から、情報はいただいて居りましたが…凄いマントですね。
主人公帽子を下ろしたとき
あのご主人様の帽子、私が入るのに丁度良さそうですね。
そのスライム入り帽子見たとき
ご主人様見てくださいやっぱりぴったりです!
さあ、ご主人様、いつでもいけますよ、お被りください(。+・`ω・´)キリッ
『これで、準備完了です!いけます!いざ町へ!』
はい、私も、準備完了です(。+・`ω・´)キリッ
アル「はあ、お前、なんでもありなんだな…」
20話終わり
21話始まり
河原から平原テントの跡地に移動して、フレスさん達が居る方へ移動した。
移動中に、スライムは、肩にちょこんと乗っている。
(嗚呼、ご主人様の肩に、乗ると色々みえますねぇ)
フレス「あ、きたきた!って!どうしたんだい?それは、丸い、スライムかい?」
そこの方、赤い方とは違いますね!
そうです!丸いスライム族にございます!
『はい!いつの間にか、テイムしてた見たいです!』
ご主人様、テイム契約ですって!
フレス「テイム?あれ、ネムレスト君って魔法使いだったよね?」
『はい、魔法使いなので、テイムスキルなんてないのに、出来たみたいで…』
ご主人の場合は、テイムスキル必要ないかも、知れませんよ、きっと私以外にも従いたくなるでしょう!
フレス「テイムスキル無しでとは、珍しいね!ということは、魔物から、テイム契約をしたということだね!」
そうです!私からの申し出契約です!
『つまり、このスライムは、意図的に噛んで、契約をしたと?』
はい、少々強引に、させていただきましたが!
「そうなるね!余程気に入られたんだね?あ、この子、今、気になって鑑定したんだけど、やっぱり特殊固体みたいだね、特殊能力に、言語理解と変身能力を、持っている見たいだよ?」
なっ勝手に…まあこの方なら良いでしょう!
スライム族に、だってスライム権が、あるのですがね。
『変身能力?』
ご主人様、このスライム族伝説の能力が、気になる見たいですね!
えっと何かありませんかね?(キョロキョロ)
あ、あのご主人様に、いただいた赤い木ノ実なら、食べたのでいけますね!
では、さっそく!変身(光る)
『変身した!すごいな!』
どうですか!ご主人様!私めの、この姿完璧に、あの赤い木ノ実でしょう!(ぴょんぴょん跳ねる)
フレス「え?凄いね!あ、触ってもいいかい?」
『はい、いいと…いいよな?』
ご主人様がいいと申すのでしたら、私めは構いません。
それでは、行って参りますかね!(ぴょんぴょんぴょーん、手へジャンプ)
フレス「凄いね!質までラズベリンみたいだね!」
そうでしょう、そうでしょう(。+・`ω・´)キリッ
『え?うわ、本当だ!』
ご主人様、凄いでしょう!
いっぱい昨日、美味しくいただきましたからね!
質もバッチリ記憶していますからねΣd(・ω・´。)
アル「おい!いつまで、ここにいる気だ?日が暮れて門が閉まるぞ。」
ひぃー、なんておっかない顔(変身が解ける)(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ご主人様ー(肩に飛び乗る)(´;ω;`)ブワッ
フレス「あー、戻っちゃったね、アル怖いから仕方ないか、それに、そろそろ行かないとね!」
『そうですね!よしよし…』
あーご主人様は、優しい落ち着きます(*´ω`*)
そこには、今10頭の馬とフレスさん含めた、10名の調査隊の方がいるのだが。
フレス「あー、そういえば、馬が足りないね!誰かと一緒に乗るかい?」
ご主人様、悩んでおられますね…
あの金の髪をした方の近くの生物が馬。
なるほど、あれが、足りないから困っているということですね?
ならば、私めが馬に…(ジーと馬を見る)
観ただけでは、上手くいくか微妙ですが…
変身!(光る)
『うわ、ちっちゃい馬だな!凄いな…でもごめん乗れないな…』
あー、やっぱり、失敗ですね…ちっちゃい馬、これでは、ご主人様の大きさでは、乗れませね(´・ω・`)(しょんぼり頭を垂れる)
『気持ちは嬉しいけど…って、どこに行くの?』
やはり、何か一部でも、食べないと大きさ問題は、いただいた力が、あっても無理ですね。
待っていてください!ご主人様!必ずやなんとかして見せますからね!(肩から飛び降りる)
スラ「突然、お背中、失礼致します、毛を1本いただいても、宜しいでしょうか?」
馬「礼儀正しい魔物だね?まあ1本だけなら、別に構わないよ」
スラ「ありがとうございます、では失礼して一本失礼します」
いただきます(´~`)モグモグ
『何してるんだ?』
この白い方の、毛を1本いただいて、食べているところで、ございます。(´~`)モグモグ
『え!毛を食べてる…』
ご主人様、そんな心配そうな顔しなくとも、大丈夫ですよ?スライム族は、なんでも食べる雑種なのです!
フレス「もしかして、この子…」
金の髪の方は、お気づきになったようですね!
さて、食べ終わりましたので、変身と参りましょうか!(もぞもぞもぞもぞ)
変身(ぴかーん!)
よし、見た感じ、少し本物の方よりは、小さいですが、本来の自分の100倍くらいありますね!
変身した姿で近づいて、ご主人様の目の前で、脚を折り曲げ、伏せました。
さあ!ご主人様これで、お乗りいただけるはずでございますm(_ _)m
『えぇー、有りなの?、手の平だい大きさは?』
有りなのでございますよ!大きさ問題は、彼の方のおかげで、解決しておりますのです!
フレス「やっぱりこの子、一部でも食べた物には、ほぼ完璧に変身出来るんだね!」
金の髪の方、その通りで、ございます!
アル「はあ…お前もおまえだが、こいつもこいつで、なんでもありなんだな…もうそれに乗ってやれ待ってるぞ。」
ご主人様のためならば!なんでもありなのでございます!
赤の方の言う通り待っているのですよ!
さあ、ご主人様お乗りください!
『あ、はい…乗ればいいのかな?…でも馬具とかないから…』
そうだったのですね!渋っておられる理由は、あの馬の方が付けている、鉄の装備ないからでしたか!
ならば、少々お待ちください、あれくらいならば、観ただけで、形は再現出来ますから!
スラ「白の方、先ほどありがとうございました、今度は、装備なさっている物を見せていただいて宜しいでしょうか?」
馬「ああ、構わない…って、私そっくりな子馬になっていますね、なるほどさっきのは、そのためでしたか…」
スラ「変身する為には必要でして、では、失礼致して拝見させていただきます」
ほうほう、なるほど、ここはこうで…(馬を見回す)
よし、もう大丈夫でしょう!変身(光る)
そうしてご主人様の目の前に行き、くるくると周り見せました。
ご主人様どうですか?馬具もバッチリこの通り!これでお乗りになれますよね(。+・`ω・´)キリッ
『これで、バッチリでしょう?ってことか?』
そうでございます!(首を大きく動かしうなづいた)
そして、私めは、ご主人様の目の前で、また脚を折り曲げ、伏せました。
フレス「ハハッ、馬具まで着けるとは思わなかった、ここまでされたら、もう乗るしかないね?」
ご主人様がお望みなら、私めはどんな難題だろうと応えるつもりですからね!
『そうですね…馬なんて乗ったこと、ゲームでしかないんですがね…』
ゲームとは、ご主人の知識から、多少情報がありましたが、理解は難しかったですが、ようは娯楽でしたよね、それでお乗りになられたことはあると。
フレス「ゲーム?」
『いえ!なんでもないです!』
アル「うだうだ、言ってないで乗れ!」
ちょ!赤の方、ご主人様に、軽くとはいえ、押すとは、許せませんよ!(`ω´)
ま、でも、ご主人様は、気にしておられないご様子ですね。
私めに、興味深々というご様子、ならば、動いてみせましょうか!
『うわっと、あ、紐…ありがとう!』
危なかった、ご主人様、私めが突然動いたのが、悪いのです…お礼など…
不意打ち、なでなでは !(ぴょんぴょん跳ねた)
ふぅー危なかった。
気をつけて、行かなくては、いっそのこと、ご主人様を、固定しておきましょうかね?
フレス「よーし、その子の支えあれば、大丈夫そうだね?いや、待って、その子って走れるかい?」
もちろんでございます(大きく頷く)
今の私は、馬の方の能力コピーと私めの、今の体力が追加されてます故、多分、周りの馬の方より、走れますよ!
『大丈夫みたいです!』
お任せください!ご主人様!
私めは、ペタラ、ペタラと、道を駆け抜けて、こうして街へと、ご主人様を乗せて進むのでした。
おまけのスライム物語
0
お気に入りに追加
432
あなたにおすすめの小説
まさか転生?
花菱
ファンタジー
気付いたら異世界? しかも身体が?
一体どうなってるの…
あれ?でも……
滑舌かなり悪く、ご都合主義のお話。
初めてなので作者にも今後どうなっていくのか分からない……
〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……
収納持ちのコレクターは、仲間と幸せに暮らしたい。~スキルがなくて追放された自称「か弱い女の子」の元辺境伯令嬢。実は無自覚チートで世界最強⁉~
SHEILA
ファンタジー
生まれた時から、両親に嫌われていた。
物心ついた時には、毎日両親から暴力を受けていた。
4年後に生まれた妹は、生まれた時から、両親に可愛がられた。
そして、物心ついた妹からも、虐めや暴力を受けるようになった。
現代日本では考えられないような環境で育った私は、ある日妹に殺され、<選択の間>に呼ばれた。
異世界の創造神に、地球の輪廻の輪に戻るか異世界に転生するかを選べると言われ、迷わず転生することを選んだ。
けれど、転生先でも両親に愛されることはなくて……
お読みいただきありがとうございます。
のんびり不定期更新です。
侯爵夫人は子育て要員でした。
シンさん
ファンタジー
継母にいじめられる伯爵令嬢ルーナは、初恋のトーマ・ラッセンにプロポーズされて結婚した。
楽しい暮らしがまっていると思ったのに、結婚した理由は愛人の妊娠と出産を私でごまかすため。
初恋も一瞬でさめたわ。
まぁ、伯爵邸にいるよりましだし、そのうち離縁すればすむ事だからいいけどね。
離縁するために子育てを頑張る夫人と、その夫との恋愛ストーリー。
飯屋の娘は魔法を使いたくない?
秋野 木星
ファンタジー
3歳の時に川で溺れた時に前世の記憶人格がよみがえったセリカ。
魔法が使えることをひた隠しにしてきたが、ある日馬車に轢かれそうになった男の子を助けるために思わず魔法を使ってしまう。
それを見ていた貴族の青年が…。
異世界転生の話です。
のんびりとしたセリカの日常を追っていきます。
※ 表紙は星影さんの作品です。
※ 「小説家になろう」から改稿転記しています。
死んだと思ったら異世界に
トワイライト
ファンタジー
18歳の時、世界初のVRMMOゲーム『ユグドラシルオンライン』を始めた事がきっかけで二つの世界を救った主人公、五十嵐祐也は一緒にゲームをプレイした仲間達と幸せな日々を過ごし…そして死んだ。
祐也は家族や親戚に看取られ、走馬灯の様に流れる人生を振り替える。
だが、死んだはず祐也は草原で目を覚ました。
そして自分の姿を確認するとソコにはユグドラシルオンラインでの装備をつけている自分の姿があった。
その後、なんと体は若返り、ゲーム時代のステータス、装備、アイテム等を引き継いだ状態で異世界に来たことが判明する。
20年間プレイし続けたゲームのステータスや道具などを持った状態で異世界に来てしまった祐也は異世界で何をするのか。
「取り敢えず、この世界を楽しもうか」
この作品は自分が以前に書いたユグドラシルオンラインの続編です。
チート転生~チートって本当にあるものですね~
水魔沙希
ファンタジー
死んでしまった片瀬彼方は、突然異世界に転生してしまう。しかも、赤ちゃん時代からやり直せと!?何げにステータスを見ていたら、何やら面白そうなユニークスキルがあった!!
そのスキルが、随分チートな事に気付くのは神の加護を得てからだった。
亀更新で気が向いたら、随時更新しようと思います。ご了承お願いいたします。
異世界転生はうっかり神様のせい⁈
りょく
ファンタジー
引きこもりニート。享年30。
趣味は漫画とゲーム。
なにかと不幸体質。
スイーツ大好き。
なオタク女。
実は予定よりの早死は神様の所為であるようで…
そんな訳あり人生を歩んだ人間の先は
異世界⁈
魔法、魔物、妖精もふもふ何でもありな世界
中々なお家の次女に生まれたようです。
家族に愛され、見守られながら
エアリア、異世界人生楽しみます‼︎
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる