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第3章 義賊の用心棒

盗賊合戦

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「しか~し変わんないねぇハガネちゃんは!まさか七武人にまでなるなんてさー」
「こう見えても努力家だからな俺は!」「しかし凄いなお前のコレクションは?」シャルダークの部屋の中には数々のお宝が所狭しと並べてあった。
「ここにあるのは見せていいお宝!本当に大切なお宝は金庫に隠してあるのさぁ~」
「で、バスキア兄弟とはどんな因縁でケンカになった?」
「実はさぁ俺はこう見えても金持ちや悪もんしか盗まないんだけどねぇ~バスキア兄弟は兎に角どんな人間からも奪い取る!それこそ貧乏人からも搾り取る!あまりに酷いっからあの兄弟な1番大切なもの盗んでやったのさぁ~」
「バスキア兄弟の?まさか・・・」
「そのまさかさ!」いつの間にかその部屋の片隅に1人の眼帯をした赤髪の美少女が立っていた。
「魔眼のアンネか?」
「だ、誰だ?」
「バスキア兄弟の可愛い可愛い妹君だよ」
「ぬっふふふふっ!もう鳩がバスキアの所に行ってるかなぁ?」
とその時、「ドガーーン!!」地鳴りと共に建物が揺れた!!
「な、何だ??!」
「来たな」
「おやおやお早いお越しで」
外から大声が聞こえてきた!
バスキア・ジト「ゴラァ!モンキー面ぁ!とんでもねぇことしくさりおって!」外を見て見ると戦車に乗った小太りの小男がメガホン持って叫んでいた!
「バスキア弟の方か?まぁ派手にやって来たなぁ~ww」
「ざっと300人程度か、おいシャル!武器はあるんだろうな?」
「もちの、ろんだよーこっちこっち!」
それから5分後・・・バスキア子分「親分!何か静かですぜ?」
バスキア・ジト「かまいやしねぇオラお前ら屋敷の中で暴れて来い!」
バスキア子分達「へいっ!!」
すると「バンッ!」と音と共に屋敷の大扉から大男がのっしのっし出て来た。
ハガネである。その威圧感に怯んだし、しかもハガネは弁慶のように身体中に武器を沢山装備していた。
ハガネは巨大な金棒をブンブン振り回しながら「オラオラ!やったるぞ!」と怒鳴った!何しろドラゴンの首を一撃で吹っ飛ばすほどの猛者!バスキアのほとんどの子分達は震え上がった。
「な、何をしてるぅぅ?これだけの人数いるんだろうが!やっちまえ野郎ども!」
「シャルダーク!鉄格子開けろ!」すると鉄格子が開いていく!
「おららっ行くぞ歩兵ども!」
ハガネは巨大な金棒をブンブン振り回しバスキアの子分達を次々と吹き飛ばしていく!
バスキア子分達「ぎゃああー!」「ひぇぇぇぇ!」「うぎあああっ!」まるでボーリングのピンの様に次々と吹き飛んでいく!たった数分で100人以上の子分達が倒れていく!
大扉に居たシャルダークは「ありゃスゲェや!まるで小型の台風だよ~あんなもん人間が太刀打ちできんでしょ?」とゲラゲラ笑った
「こ、こんな奴勝てるわけねぇ逃げろ!と言う奴と」「何だ?どうなってる?」と言う奴で後の200人程は大混乱
そんな事言ってる間に前のバスキア子分達はハガネにどんどん吹き飛んでいく!「うぎゃあああ!」「死ぬぅぅぁあ!」「どへぇぇぇぇ!」
「こうなったらこの戦車砲で!」すると目の前に金棒を振り上げたハガネが
「遅い!!」と叫ぶと戦士の砲塔を金棒で叩き込む!「ドギャガン!!」激しい音を立てて戦車砲がぶち壊れる!
「あわわわっ!」ハガネは戦車のてっぺんに仁王立ちになる!
「ようっバスキアの子デブの方!久しぶりだな?」
「は、ハガネぇ?!テメェいつの間にこんな強くなったんだぁ?!」バスキア・ジトはゴリブリのように這いずり必死になって逃げようとするがハガネが金棒を軽く振り下ろすと「スコンッ!」とともにバスキア・ジトは腹を向いて気絶した!
ハガネはバスキア・ジトを軽々持ち上げると大声で叫んだ!「おいっバスキア・ゲト!見てるんだろ?お前の愚弟はダメだ!親分が出て来い!」
するとバスキア子分達が二つに割れて背の高い片目の男が現れた!
「来たな!バスキア・ゲト!」
バスキアの親分はニヤリとした。

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