タイムロード(時の小道)

カルラ店長

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序章

タイムロード(時の小道)

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一見するとそこは当たり前の世界だった。暗い夜の小道。いかにも日本だと思われる電柱の並ぶ小道なのだが一箇所変わったところがあった。ひとつの古びた木の電柱に洋風な街灯、そしてそこに木のベンチがポツリと置かれていた。そしてそこに老人が1人まるでその木のベンチに溶け込むかと思われる茶色のコート茶色の帽子の老人が腰掛けていた。「おや?お一人ですかな?」
私はビックリした。その老人がこちらに話しかけて来た。老人はニコニコしながら話を続ける。「ここはタイムロード(時の小道)」
「この道を通った人は不思議な体験をすることだろう。」「ほら見てごらん」と言うが早いか一台のタクシーがその道を通って行った。さて、あのタクシーはどんな不思議な世界へと行くのでしょうか?
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