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アレフガルド - 百合の姫巫女
暗がりの森 | アートリリィ
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| 百合の姫巫女 アートリリィ
パチパチと焚べられた薪が小さく爆ぜる。
帰路の警護にあたる神殿騎士達は既に寝ていた。
「…ふふ」
魔族領、暗がりの森の半ば。行きの旅路でも使った夜営のポイントだ。魔王城を出てから半月ほど経っていた。
魔王が討伐され、魔物も沈静化していた。夜営もそこまで危険に感じない。行きの旅路を思い出しながら、焚き火の灯りを頼りに手紙を読んでいた。
「何を見ている?」
「マリーさん」
これを。と言って薔薇の姫巫女、ローゼンマリーにも手紙を見せる。眠れなかったのだろうか。
もう警護の神殿騎士達も何も言ってこない。勇者様は既に過去の出来事なのだろう、彼ら彼女らにとっては。
神殿騎士長ヨアヒムは今頃どこの辺りだろうか。
京介さんに文字を教えたのは私だった。尤も、彼はすぐさま理解しだしたので、すぐにお役御免となった。
こんなに理解が早いとはと驚きを持って伝えると、彼は照れながら召喚の特典のおかげなんじゃない? なんて言っていた。
そんなものはない。
勇者召喚における意思疎通の魔法は、ある。言語体系の違う世界から勇者を招くのだ。当然の措置だった。
ただ、戦いにしろ、学びにしろ、それは本人の資質次第だった。
少なくとも過去の勇者の中には生涯アレフガルドの文字を扱えなかった勇者は結構いたのだ。
「読んでくれないか?その、京介よりも私は理解に乏しいのだ」
「くすっ…学びは楽しいですよ」
約束された神託の巫女。勇者の従者。俗称は勇者の姫巫女。私を含めて三人の人族の女たち。
元々は個々別々に暮らす平民だった。神は才能しか判断せずに神託を授けるのだそうだ。権威はなく、王族も貴族も平民も、等しく神の前では平等だった。
だからマリーもやれば、絶対出来る。
「やる気を維持し続けることこそが才能なんじゃないか?」
「こほん。『この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ』とは、異世界人の言葉ですが、大事なのは一歩目だそうですよ?」
本当にそのとおりだった。
◆
13歳の豊穣の月。
まだまだ寒さが厳しい大陸北西部にあるニーベルンの街。
その街、唯一の教会で私は神託を受けた。
幼い頃から読書に夢中だった。天空の城、腐った森の化け物のような蟲の群れ、神獣の住まう土地。鉄の箱車、星に届く船。
特に神話や空想の物語が好きだった。
伝承にある、勇者召喚の儀が見れる。異世界人に会える。巫女の使命などどうでもよかった。私の興味はそこだけだった。
周りの子供たちも大人たちもみんな勇者物語に夢中だったが、私には都合よく美談にし、面白可笑しく編集されたものにしか見えなかった。
姫、だなんて付いているのは、魔王を取り逃した勇者とほぼ例外なく結ばれる神託の巫女たちへのラブロマンスを盾にした言い訳に過ぎない。
そもそも人の営みにそこまで起伏はないし、もっとずっと生々しいはずなのだ。これは綺麗過ぎる。
それは一年を通してずっと寒さ厳しいニーベルンで育ち、身につけた価値観なのかは分からなかったが、教会に都合が良いようにして配布、布教しているのはわかっていた。
なぜなら浸透の具合が尋常じゃなかったのだ。受けがいいようにと、何度も添削したのだろう。初版と今出回っているものと比べれば一目瞭然だった。
だからあの一見頼りない異世界人の少年を初めて見た時、確信した。あんな物語は生まれないと。
初めて会った時は優しそうで、どこか悲壮感漂う少年だった。
私達アレフガルド人には決してない、黒目黒髪の異世界人。知性を携えた黒い瞳は諦観に濡れ、神秘溢れる黒い髪は神々の纏う絹のようだった。
これが私の勇者様。
そもそも大陸中西部の人族はマッチョ過ぎて、駄目だった。声が大きくて、駄目だった。
その点、この異世界人の少年は聡明で穏やかだった。
少し話しただけで、現状の把握、自分の手札、味方の有無。自分を取り巻く環境を常に更新させようとしている事がわかった。
それは勇者物語の勇者様ではなく、幼い頃からの憧れ、北方ニーベルンに伝わる神話の狩人、ロエベのようだった。
私は強烈に惹かれた。
神託も魔王もどうでもよかった。ただただこの異世界から招かれた少年に、どうしようもなく惹かれたのだった。
◆
「そう言われたら、学んでみるか」
「ええ、もしかしたら京介さんの殴り書きも読めるようになりますよ」
「殴り…書き?」
「一瞬ほどの暇もないくらい短い時間に書く、正に殴るように書くそうです」
「…異世界過ぎるな。ペンが折れてしまう」
「ええ、ですが、耐える素材で出来ているみたいです」
「壮絶だな。それで…なんて書いてあったんだ?」
「…心の吐露、です。マリーさんのことも書いてありますよ」
第31代召喚勇者、藤堂京介。
魔を滅する人族の剣。希望の刃。世界に平和を齎すもの。
彼と歩んだ神託の旅路は、私達自らの魔法で終わりを告げた。
終わりたくなかった。
一緒に連れて行って欲しかった。
彼だけの姫になりたかった。
だけど、彼の願いを叶えたかった。
だから……殺した。
勇者物語。
書かれていたことは誇張でもなく、大袈裟でもなく、本当だった。
神の使徒。希望の象徴。嘆きに救いを。悲しみに笑顔を。
光溢れた、まさに救世の旅だった。
表向きは。
ただの少年、藤堂京介としての救えなかった人々への葛藤や、苦悩はこの文通で書いてもらった手紙の中。
唯一の吐露の場として綴って欲しいと願い、監視に届かぬよう、異世界の言葉で綴ってもらった。
「…そうか」
「ええ」
聖女様の密命はすでに果たした。
賢者様もすぐに気付くだろう。
仙女様も動くだろう。
そして、これからはただのアートリリィ。
勇者ではなく、ただの年頃の青年と同じように悩み、苦しみ、悲しみに暮れながらも一歩目を躊躇せずに踏み出し、救いの手を差し伸べ、答えを出し続けた彼に恋した、女の旅路。
必ず解読してみせる。
解読し、勇者物語を必ず書き換える。
美談になんてさせない。
せめてこれだけはと、最後の夜に願い、彼からもらった種と共に、必ず芽吹かせてみせる。
お腹をさすりながら、俯き、思う。
願わくば、再び交わらんことを。
パチパチと焚べられた薪が小さく爆ぜる。
帰路の警護にあたる神殿騎士達は既に寝ていた。
「…ふふ」
魔族領、暗がりの森の半ば。行きの旅路でも使った夜営のポイントだ。魔王城を出てから半月ほど経っていた。
魔王が討伐され、魔物も沈静化していた。夜営もそこまで危険に感じない。行きの旅路を思い出しながら、焚き火の灯りを頼りに手紙を読んでいた。
「何を見ている?」
「マリーさん」
これを。と言って薔薇の姫巫女、ローゼンマリーにも手紙を見せる。眠れなかったのだろうか。
もう警護の神殿騎士達も何も言ってこない。勇者様は既に過去の出来事なのだろう、彼ら彼女らにとっては。
神殿騎士長ヨアヒムは今頃どこの辺りだろうか。
京介さんに文字を教えたのは私だった。尤も、彼はすぐさま理解しだしたので、すぐにお役御免となった。
こんなに理解が早いとはと驚きを持って伝えると、彼は照れながら召喚の特典のおかげなんじゃない? なんて言っていた。
そんなものはない。
勇者召喚における意思疎通の魔法は、ある。言語体系の違う世界から勇者を招くのだ。当然の措置だった。
ただ、戦いにしろ、学びにしろ、それは本人の資質次第だった。
少なくとも過去の勇者の中には生涯アレフガルドの文字を扱えなかった勇者は結構いたのだ。
「読んでくれないか?その、京介よりも私は理解に乏しいのだ」
「くすっ…学びは楽しいですよ」
約束された神託の巫女。勇者の従者。俗称は勇者の姫巫女。私を含めて三人の人族の女たち。
元々は個々別々に暮らす平民だった。神は才能しか判断せずに神託を授けるのだそうだ。権威はなく、王族も貴族も平民も、等しく神の前では平等だった。
だからマリーもやれば、絶対出来る。
「やる気を維持し続けることこそが才能なんじゃないか?」
「こほん。『この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ』とは、異世界人の言葉ですが、大事なのは一歩目だそうですよ?」
本当にそのとおりだった。
◆
13歳の豊穣の月。
まだまだ寒さが厳しい大陸北西部にあるニーベルンの街。
その街、唯一の教会で私は神託を受けた。
幼い頃から読書に夢中だった。天空の城、腐った森の化け物のような蟲の群れ、神獣の住まう土地。鉄の箱車、星に届く船。
特に神話や空想の物語が好きだった。
伝承にある、勇者召喚の儀が見れる。異世界人に会える。巫女の使命などどうでもよかった。私の興味はそこだけだった。
周りの子供たちも大人たちもみんな勇者物語に夢中だったが、私には都合よく美談にし、面白可笑しく編集されたものにしか見えなかった。
姫、だなんて付いているのは、魔王を取り逃した勇者とほぼ例外なく結ばれる神託の巫女たちへのラブロマンスを盾にした言い訳に過ぎない。
そもそも人の営みにそこまで起伏はないし、もっとずっと生々しいはずなのだ。これは綺麗過ぎる。
それは一年を通してずっと寒さ厳しいニーベルンで育ち、身につけた価値観なのかは分からなかったが、教会に都合が良いようにして配布、布教しているのはわかっていた。
なぜなら浸透の具合が尋常じゃなかったのだ。受けがいいようにと、何度も添削したのだろう。初版と今出回っているものと比べれば一目瞭然だった。
だからあの一見頼りない異世界人の少年を初めて見た時、確信した。あんな物語は生まれないと。
初めて会った時は優しそうで、どこか悲壮感漂う少年だった。
私達アレフガルド人には決してない、黒目黒髪の異世界人。知性を携えた黒い瞳は諦観に濡れ、神秘溢れる黒い髪は神々の纏う絹のようだった。
これが私の勇者様。
そもそも大陸中西部の人族はマッチョ過ぎて、駄目だった。声が大きくて、駄目だった。
その点、この異世界人の少年は聡明で穏やかだった。
少し話しただけで、現状の把握、自分の手札、味方の有無。自分を取り巻く環境を常に更新させようとしている事がわかった。
それは勇者物語の勇者様ではなく、幼い頃からの憧れ、北方ニーベルンに伝わる神話の狩人、ロエベのようだった。
私は強烈に惹かれた。
神託も魔王もどうでもよかった。ただただこの異世界から招かれた少年に、どうしようもなく惹かれたのだった。
◆
「そう言われたら、学んでみるか」
「ええ、もしかしたら京介さんの殴り書きも読めるようになりますよ」
「殴り…書き?」
「一瞬ほどの暇もないくらい短い時間に書く、正に殴るように書くそうです」
「…異世界過ぎるな。ペンが折れてしまう」
「ええ、ですが、耐える素材で出来ているみたいです」
「壮絶だな。それで…なんて書いてあったんだ?」
「…心の吐露、です。マリーさんのことも書いてありますよ」
第31代召喚勇者、藤堂京介。
魔を滅する人族の剣。希望の刃。世界に平和を齎すもの。
彼と歩んだ神託の旅路は、私達自らの魔法で終わりを告げた。
終わりたくなかった。
一緒に連れて行って欲しかった。
彼だけの姫になりたかった。
だけど、彼の願いを叶えたかった。
だから……殺した。
勇者物語。
書かれていたことは誇張でもなく、大袈裟でもなく、本当だった。
神の使徒。希望の象徴。嘆きに救いを。悲しみに笑顔を。
光溢れた、まさに救世の旅だった。
表向きは。
ただの少年、藤堂京介としての救えなかった人々への葛藤や、苦悩はこの文通で書いてもらった手紙の中。
唯一の吐露の場として綴って欲しいと願い、監視に届かぬよう、異世界の言葉で綴ってもらった。
「…そうか」
「ええ」
聖女様の密命はすでに果たした。
賢者様もすぐに気付くだろう。
仙女様も動くだろう。
そして、これからはただのアートリリィ。
勇者ではなく、ただの年頃の青年と同じように悩み、苦しみ、悲しみに暮れながらも一歩目を躊躇せずに踏み出し、救いの手を差し伸べ、答えを出し続けた彼に恋した、女の旅路。
必ず解読してみせる。
解読し、勇者物語を必ず書き換える。
美談になんてさせない。
せめてこれだけはと、最後の夜に願い、彼からもらった種と共に、必ず芽吹かせてみせる。
お腹をさすりながら、俯き、思う。
願わくば、再び交わらんことを。
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