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誓う ※
しおりを挟む俺が動けるようになるまでの二日間、ギルはずっと側にいてくれた。
蟻に頼めば水を持ってきてくれるし、例の薬茸だという水切り石そっくりのキノコが食事として用意された。
ギルが教えてくれたが、ここに住んでいる蟻たちはキノコを巣穴で栽培して、土で壺を作っているのだという。
この高層ビル群も真っ青の建物は、キノコ栽培工場らしい。
カバと蟻の間でキノコの売買?が行われていて、以前に俺のためにキノコの提供数増加を頼んだ見返りとして、蟻の食料確保を手伝うことになっているらしい。
狩猟でもするのか?と虫塗れのギルを想像してしまったが、ここの蟻たちは草食だという。
だからキノコを作ってるのか、と納得してしまったが……草食の蟻って聞いたことないな。
蟻ってのは雑食で、虫の死骸などを集団で引っ張ってるやつだよな?
壺については高層ビルを作る技術を応用しているらしい。
蟻からギルに渡された俺用の尿瓶は、一見すると頑丈そうな素焼きの壷に見えたが、周辺の赤い砂と蟻達が口から出す分泌液を混ぜて捏ねて乾かして……つまりゲロ製の壺?
ちょっとうろたえてツボを落としてしまったが、気を落ち着けてよく考えてみたら、蜂の巣や高級食材ツバメの巣も唾液系の分泌物だっていうよな、口から出してるからって不潔ではないはずだ。
コピルアクなんてそのまま排泄物から集めるコーヒーだし、大丈夫、大丈夫だ。
それにしても、このツボはちょっと頑丈過ぎないか?
かなり勢いよく落としたのに、ヒビ一つ入ってないぞ。
三日目、俺が全身をミシミシ鳴らしつつも、一人で動けるようになったので、ギルは蟻たちと出かけていった。
俺がいる部屋の外には蟻がいるが、ギルがちゃんと伝えてくれたので、部屋の中には入ってこない。
いくら草食で襲われることはないと知った後でも、自分よりもでかい蟻と対面で一日中はちょっと無理だった。
そんな風に、俺は思っていたよりも快適な蟻の巣穴の中で、暇にあかせてストレッチしたり筋トレしたりしてギルを待っている。
関節を柔らかくして体力をつけないと、ギルの相手ができないと思ったからだ。
部屋の中には俺用の尿瓶が増えただけで、他には何もない。
というか、なんで入り口を守る蟻が変わるたびに、新しい尿瓶を持ってくるんだ。
そんなに出ないからな。
草食の蟻たちは毛皮を持っていないし、布も使わないので、部屋の中に使っていない尿瓶だけが増えていく。
日が沈む前にはギルが戻ってくるので、キノコで食事にする。
食事の後は匂いつけをして、そのままギル布団の上で熟睡。
朝日で目が覚めたら、キノコを食べてギルを見送る。
……日々のルーティン感がすごすぎる。
蜂蜜の味見は戻るまで保留だが、俺が体に巻いている布の一部をギルに引き裂いてもらって、巣を入れた壺を背中に背負えるようにした。
足先まですっぽり覆われていたずるずる系古代人から、ミニスカ丈の古代人になった。
水着以外でおっさんの生足……と思っていたが、戻ってきたギルに修也が悪いのだ!と襲われた。
何がいけなかったのかを聞く前にヒィヒィ言わされたが、奥の奥に突っ込まれる前に、ギルの鼻先を殴って止めることができた。
初めての防衛成功に満足していたら……翌朝、寝ぼけているところを再び襲われた。
奥の奥は守ったが、なんでこんなに必死になって奥を守っているのかが、分からなくなってきた。
ここに来てから、二人きりで過ごす時間の長さは前と変わらないのに、ギルと精神的な距離が縮まったと思うのは、ギルが蛇を貪り食うところを見てしまったあとだ。
蛇を持って部屋に入ってきたギルに、そんな土産はいらないぞ、と言おうとしたら、ギルが生きた蛇にガブリと噛みついたので、悲鳴をあげて逃げた。
怯えるというか引いている俺を見て、ギルはものすごい落ち込んでしまい、鍋に詰まる猫のように体を丸めてしまった。
俺としては、え!蛇まで食うの!?肉食って言っても蛇は毒があるだろ!と思っていたのだが、ギルにとって蛇はご馳走の類らしい。
やはりギルに食料を頼まなくてよかった、ルルクルさんすごい!と思ったが、落ち込むギルを一生懸命に慰めながら思った。
俺は一体何をしてるんだろうと。
悪い意味ではない。
王子様然としたギルは落ち着いていて、下手したら同年代かもしれないと思ったが、最近の言動を見ていると、どうもかなり若いようだ。
突発的に甘えられても、嫌じゃないあたり、俺は完璧にギルに惚れている。
まさか自分が蛇を食うような、年下?の恋人を甘やかす日が来るとは、という意味で、何をしてるんだろう、と思っている。
◆
ゆっくりと中を擦りながら入ってきた熱が、奥に当たって声が出てしまう。
「う、んっ」
蟻の巣に滞在して一週間目。
この巣を作っている草食の蟻が俺を襲うことはないけれど、巣を襲って蟻たちを誘拐しようとする者、食料を奪おうとする者がいるというので、毎日の匂い付けは続いている。
ギルが不在の時にそいつらが来たとしても、俺がギルの匂いをさせていれば、助かる可能性が高いらしい。
理由を聞いたが、ギルの匂いをそいつらが怖がるからと言われても、いまいち納得ができない。
動物世界の常識は俺にとっては非常識だ。
ギルは認知度がすごい王子だったりするのか?
強いのは知っているけれど、異種族にまで名が轟いているのか。
「あ、ぁあ、ギル、そこ、気持ちいぃ、もっと、ほし、いっ」
中だけで登りつめる方法を知ってしまった体は、加速度的に快感を追えるようになった。
知識がないので、どこが快感を覚える場所かは依然として不明だが、浅く突かれても深く捻じ込まれても気持ちいい。
ギルが俺の感じる場所を把握するのもあっという間で、匂いつけと称して繰り返される毎晩の行為で、快楽に飲まれるようになった。
「ぁあギル、もうおかしくなる、やめっ、っ、ギル、だめ、ギルぅっ」
「愛らしい修也、なんと淫らで美しいのか、もっと修也の乱れる姿を見せてくれ」
説教してから抱き潰されることはないが、回数を追うごとに、俺からもっとしてくれとねだってしまうことが増えた。
自分で体に巻いている布を解き、ギルが入ってくるまでは恥ずかしくて仕方がないのに、腹の中を隙間なく満たされている間は、その状態が正しい、この時が永遠に続けばいいのに、と願ってしまう。
これが正常であるわけがない、本格的に頭がおかしくなってきている。
俺よりも体温の高いギルが中で放った熱を感じると、たがが外れたように気持ちよくなって、もっと熱が欲しいと求めてしまう。
「ひあぁっ、これ、きもちいぃ、ギルっこれ、これいいっ」
「なるほど、こう突くのが心地よいか、修也が私を求めてくれることは何よりも尊い喜びだな」
「い、イッ、おく、きもちぃいっ、もっと、もっとしてくれっ」
暗闇の中での行為を嫌がる俺のために、ギルは採取を明るい時間に終わらせて戻ってきてくれる。
次第に暗くなっていく部屋の中で、溶けるように甘くて腹の底を灼くような声に愛を囁かれながら、長いペニスに貫かれると涙に涎も垂らしてアヘアヘ喘いでしまう。
本当に、気が狂いそうに気持ちいい。
正気に戻ってからは、快感に溺れている自分にがっかりしてしまうし、喘いで気持ちよさに泣いてしまうことが恥ずかしくて情けない。
日中に一人でギルを待っているときは、自分の言動がバカップル顔負けで恥ずかしくなり、もうしない!と決意を固めるのに、帰ってきたギルに抱きしめられて、耳元で甘く愛を囁かれて頬ずりされると、難しく考えてるのが馬鹿らしくなって喘いでしまう。
喘いでねだる俺をギルが嬉しそうに見ているのを知って、また溺れる。
このループから抜け出せる気がしない。
過去の俺に教えてやりたい。
相手は坊ちゃん刈りの白銀と黒のイタチだが、デロッデロに甘やかされて、俺もそれを喜んで受け入れる日が来ると。
俺がギルを甘やかすのも嫌じゃないってのが、問題だ。
そんな風に悩みながら十日目が過ぎ、その日の夜もギルに抱かれた。
毎日匂いをつける必要があるのか?とギルに聞きたくない俺は、快感に溺れているというよりもギルに抱かれたいだけかもしれない。
今は俺が出したものは全て舐めとられ、ギルの出したものは全て俺の腹の中というピロートーク中。
「明日、ここを出ることにしようと思う、構わないか?」
「むしろやっとか、と思ってるよ、このままずっとここで暮らすのかと」
「これでもかなり短いのだが、修也にとっては長過ぎたのだな、すまない……もしや蟻たちに何かされたのか?」
「何もされてない、ギルがいない間が暇すぎて辛かっただけだ」
「そうか、すまなかった。
だが修也を同伴して食料確保を行うのは、私が怖い」
みっしりと生えそろった胸元の毛に顔を埋め、安堵感と温もりのせいで今にも眠りに落ちそうになっていたが、ギルの言葉に震えを感じて頭を持ち上げた。
「ギル、俺はこの世界では赤ん坊のようだとばかり言われるが、そこまで弱いか?」
体は鍛えていなかったが、普通の一般人程度には健康だった。
ギルに甘やかされるのは嫌いじゃないが、赤ちゃんのよう、と真綿に包むようにされると居心地が悪い。
本物の赤ん坊扱いでないのは、ギルの俺への態度を見ればわかるとはいえ、いつまでたっても慣れない。
「……怒らないでくれるか?」
「俺が聞いたのに怒ったりしない」
「まず、修也には体を守る毛皮がない、目や耳もあまり良くないようだし、牙も爪も持っていない、体も細すぎるし力も弱い。
私は修也を守るためならなんでもする覚悟はあるが、修也を危険に晒したくはない、っ、傷ついた修也を見たくないっ」
感極まったようにぎゅうぎゅうと抱きしめられ、しばらくの間、声を震わせるギルにされるがままにする。
ここに来てから、俺相手の力加減が上手くなったギルは、息ができないほど抱きしめてこなくなった。
「怒ったか?」
「怒ってない、でも、全部が俺自身にはどうしようもないことで、がっかりはしてる」
少しでもギルの負担を減らしたいと思うが、今からマッチョになるのは無理だろう。
効率のいいトレーニング法を知らないし、少しばかり筋肉を増やしたところで三メートルのライオンや、二メートル越えの蟻に勝てる気がしない。
毛皮は無理。
目や耳に関しても、老眼や加齢性難聴が始まってもおかしくない年齢だ、よくなるわけがない。
爪を伸ばしたってギルの鉤爪のように頑丈にはならないし、キノコを食べて牙が生えたりもしない。
この世界に適応して、変身!とかできればいいのにな。
俺はこの先もギルを部屋で待ち続けなくてはいけないのか。
……って、ちょっと待て、なんだこの考え方は。
俺は惚れた男に一日中そばにいてくれとか、仕事と私のどっちが大事なの!?と無理な選択を強要する、恋に溺れた女じゃないぞ。
恋人は大事だが、仕事は別次元だ。
働かなくては食っていけない、恋人と過ごす時間は楽しいかもしれないが、食料や金にはならない。
……恋人?
どうしよう、俺はギルに恋人になって欲しいと思ってるのか!?
「どうした修也?どこか痛いのか、無理をさせてしまったか?」
「ギル……」
恋人?恋人だといつか別れがくるかもしれない。
俺は……俺は、ギルの側にいたい。
離れたくない、別れたくない、ずっとずっと側にいたい。
すぐに終わる関係だと、割り切っていたはずなのに。
「修也?」
「い、今も、俺を嫁にっていうのは有効か?」
その時のギルの嬉しそうな声を、俺は忘れない。
「もちろんだ、修也以外に私のお嫁さんはいない」
「っ」
胸の奥がキュッと音を立てて、嘘だろう?と押さえてしまう。
前なら不整脈か!って自分をごまかせたが、今ではどこの乙女だよ、と冷静に思う自分がいる一方で、嬉しい、ギルが大好きだ!と泣きそうになった。
もうギルのいない生活なんて考えられない。
ギルを幸せにしたい、ギルと幸せになりたい。
「俺はギルに養われて部屋に閉じこもってるのは嫌だ」
「修也?だが」
「聞いてくれ、つまり、そのな、俺にでもできるような仕事をくれよ。
ギルが戻ってきてくれるなら待てる、から、ちゃんと俺のとこに帰ってきてくれ」
「……」
俺からすれば「毎日、味噌汁を作ってくれ」みたいに精一杯の告白のつもりなのに、ギルが黙り込んでしまう。
伝わってないのか?でもこれ以外には「結婚してくれ」ぐらいしか知らない。
でも、そんなストレートなことを口にできるか。
「……修也、私と生涯を共にしてくれるのか?」
「ああそうだよ、そう言ってんだよ!」
分かりにくくて悪かったな!ここで恥の上塗りかよ!と自棄になって言い返すと、頬にチクチクとギルの髭が当たった。
「愛してる、生涯をかけて修也を大切にする、神の名に懸けて決して傷つけないと誓う」
「っ、あ、あいしてる、俺も、大事にするから」
「もう、大事にされているよ、愛しい修也」
「それならもっと大事にする!」
「ああ、私も負けられないな、愛してる」
「一言ごとに愛してるって言うなよ!」
「それは無理だ、私の心には修也への愛が溢れているのだから、言葉にしないと溜まってしまってとても苦しい」
「……溜まるわけないだろ、って……ギルの声甘すぎ、っあ、待て、そこだめだ、あぁっっ」
こうして暗闇で出会ったギルと俺は、暗闇で愛を誓った。
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