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愛されていると知って怖くなった (※)主人公外の暴力、強要描写あり
しおりを挟む喘ぐような男性の泣き声が聞こえる。
「お願いだ、あの子には手を出さないでくれっ」
「それならどうすべきか知ってるだろう?おれから離れようと考えるんじゃねぇ」
「分かってる、絶対に必ず、約束は守るから修也には何も知らせないでくれ、頼む、お願いだ」
「お前次第じゃないのか?
かつての完璧イケメンが、カマ掘られてアヘ顔する変態に躾けられちまったなんて、誰にも言えねぇし頼れねぇよな?」
「……お願いします、どうか、俺をめちゃくちゃにして……くださいっ」
「ひひっ、お前がおれに突っ込まれてイく姿を、あいつにも見せてやりたかったぜ」
「…………っっ」
あれ、どこだろう、ここは。
自分の部屋で寝ていて……目が覚めてトイレに行こうと思って、そして。
「ごめ、ごめんらさいっ、もう、むりぃっ、ぁっ」
「うるせぇ、ケツが無理ってんなら口開けや!」
「や、やめろっ、いや、いやらっ」
「テメェが助けてくれと頼んでくるから、汚ねぇケツ穴に突っ込んで金を恵んでやってんだろうが!」
「……~っう、うしろ、おしりにいれてくらさいっ」
「金目当てならもっと喜んでケツ振れってんだ!このくそ豚!」
「が、ぁあっ」
「ちっ、しまった、顔に跡が残っちまう、くそ、興ざめだ、やめやめ、けっ」
……思い、出した。
そうだ、父さんが、鼻から血を出してたから、学校の先生が鼻血を出した時は……って同級生にしてあげていたのを、してあげようと思って。
「父さん」
「っう、し、しゅうやっ、ど、どうした?」
「はなからちが出てるよ」
「そうか?……えーと、ころんだだけだよ、父さんドジだからな」
「……はながみ、もってくるよ」
「ありがとう、でもいいんだ、子供はもう寝る時間なんだから、早く部屋に戻りなさい」
「……うん」
「早く、早く戻りなさいっ」
「うん、ごめんなさい」
「っ、すまない、修也、お前は何も悪くないからな」
「……うん」
あの時は、分からなかった。
父はいつも忙しそうで、だから仕事が何よりも大好きなんだと思ってた。
でも、違ったのか。
どうしてもっと早く、気がつかなかったのだろう。
なんで、生きている間に、分かりあおうとしなかったんだろう。
「と、うさん」
額に冷たい感触がして、気持ちがいい。
熱を出して寝込んでいるのか?
小さい頃から一人でいるのには慣れているはずなのに、体調を崩している時だけは一人が嫌で仕方なかった。
世界に誰もいなくて、自分だけがただ一人で取り残されたような気がして。
せめてテレビの音があれば、まだ、一人じゃないと思えるのに。
「イソスーヤ」
やめてくれ、やめろ、そんな切ない声で呼ぶな。
「イソスーヤ」
心配してくれていると思ってしまう、思われているんじゃないかと勘違いしてしまう。
「イソスーヤ」
ありもしない愛情を得たと思いたくない。
愛なんて、まやかしだ。
◆
朦朧としたまま悪夢にうなされて、熱にうかされ、全身の痛みに苦しんで、何日が経ったのか。
意識を取り戻した時には、暖かい毛皮に顔を埋めていた。
しっかりとした質感の毛皮に頭を乗せ、腹側を覆う柔らかな毛皮からは土埃の匂いと、わずかに獣くさい匂いがする。
ゆっくりと深く息を吸って、この匂いで胸を満たすと、なぜだかひどく安心した。
もっとしっかり温もりに包まれたいと手を伸ばして、毛皮を全身にかけようとするが、重たくて動かない。
おかしいな重すぎる、抱き枕にしては大きすぎる……ん、毛皮?
そんなもの家にあったか?
そう思っていたら、硬い毛皮が背中側にもかけられて、全身がすっぽりと包まれた。
暖かくて気持ちいいと思うと同時に、息苦しくて体の向きを変えたくなるが、重たい毛皮に包まれているせいでうまく動けない。
「イソスーヤ」
「……?」
苦しいと思いながら首を上に向けて、そこに白髪ぼっちゃん刈りのような間抜けなイタチの顔を見つけた。
小さい黒い瞳が潤んで揺れている。
一瞬、これまでのことが全て夢だったのではないかと見つめてしまうが、濡れた鼻先がひくひくと動き、夢じゃなかったのかと思えば、息ではなく胸が苦しくなった。
「……殿下?」
「え、ちょっと待って、ギルクロプトル!殿下はやだ!」
「……ギル」
「~っ何それ、なんかそれすごい好き!ギル!いいね、これからずっとそう呼んで!」
なんとなく素直に名前を呼びたくなくて縮めたのに、逆に喜ばれてしまった。
名前覚えてないのかよ!みたいな展開になると思ったのに。
今更ギルクロプトルと呼び直すのも気まずいし、なんか違う気がするなと悩んでいると、背中に回された腕がもぞもぞと動いて呼吸が楽になる。
重さをかけないように気遣ってくれているのだ、とすぐにわかり、なぜか笑いそうになった。
「……ずっと側にいたのか?」
「もちろんだ。
自分のお嫁さんを守れない雄はお嫁さんに捨てられる、僕はお嫁さんを大事にする雄だ」
じゃあ今までの扱いや、この部屋に連れてこられてから今までの接触のなさはどうなんだよ、と思ったけれど、それを伝えるよりも優先すべきことがある。
「嫁にはならない」
「なぜだ?」
「男、いや雄同士だとわかってないのか?嫁ってのは雌に使う言葉だ」
「雄でもイソスーヤは愛らしい、雌以上にかわいい嫁だ」
「……そういう意味じゃない」
「怒ったのか?ルルクルが言ってた、イソスーヤはとても弱いから、赤ちゃんくらい大事にしろと」
間抜けな会話を大真面目にするイタチに力が抜ける。
言葉が通じて会話ができるようになったのに、伝えたいことが噛みあっていない。
見た目の間抜けさだけでなく、頭の中身まで残念王子様なのは疑いようがないが……どうやら本気で想われているらしい。
……嘘だろ、なんで、嬉しくなるんだ。
自分が信じられない。
一瞬でもイタチの言葉を嬉しいと思ってしまったことが許せなくて、腕に力を入れて離れようとする。
こいつはただの強姦犯で、一方的に愛してるとか言ってるが、ただの動物だ。
頭ではそう思っているのに、気持ちがついていかない。
これまで恋をしたことがなくて気がつかなかったが、異常性愛者だったのか?と自分が信じられなくなり、体を起こそうとしたけれどうまく動かないことに気がついた。
「無理はだめだ、イソスーヤが食べられそうな果物を集めてるから、元気になるまでは動くな」
「果物?」
「ルルクルに聞いた、果物なら食べると言っただろう?」
「言ったかもしれないが、手に入らないと聞いた」
「木登りが得意な奴らに任せてる、本当はこの手で採ってきたかった。
そうだ、練習して木登りを覚えて、果物を毎日食べさせてやるからお嫁さんになってくれ!」
「断る」
「ああ、そういう所が愛おしいのだ!」
「……」
あまりにも会話が成りたたないので、頭の中に虫でも湧いて脳炎でも起こしていないかと心配になるが、イタチ殿下はひどくご機嫌な様子だった。
言動は子供っぽいのに、上から目線でこうしろと言い慣れているのは、王族だからなのか。
このイタチが何番目の王子かは忘れたけれど、通常営業でこれでは、イヌの宰相はさぞかし困っていることだろう。
「愛してる、イソスーヤ、お嫁さんになれ」
堅い毛皮にすっぽりと覆われて、スリスリと頬に毛が擦りつけられる。
等身大のイタチの頭が目の前にあり、口を開くと鋭い牙が見えているのに、不思議と怖いとは感じない。
風呂に入る習慣は当然のようにないのに、このイタチ殿下が臭かったことはない。
イタチの最後っ屁とかいうくらい臭い生き物じゃなかったか?とうろ覚えの記憶を引っ掻き回しても、本当にイタチなのかも定かでないし、体臭はきつい方か?とか聞きづらい。
かすかに獣のような匂いはするけれど、自分の方が加齢臭で臭いのではないかと気になる。
「もう他の奴には触らせない、大切にして大事に守るからお嫁さんになれ」
暖かい毛に全身をすっぽりと覆われて幾度も繰り返される言葉を、普通なら嫌だと思うはずなのに嫌じゃなかった。
「愛してる、イソスーヤ」
頼むから、やめてくれ。
そんな風に言われる価値なんて、自分には無い。
愛していると言わないでくれ、愛されているなんて思いたくない。
人から向けられる感情を怖いと思ったのは初めてだ。
実害がない限り、嫌われても距離をとられてもなんとも思わなかったのに。
抱きしめてくる腕から逃げ出せなかったのは、力が入らないからだ、と言い訳しなくてはいけないほど、温もりから離れ難かった。
◆
果物が手に入るまでの間は、パンもどきキノコをかじって、腹を下さずに済んだ何種類かの葉をイタチに潰してもらって、必死で噛んで水でなんとか飲み込む。
名前も知らない葉っぱは、エグくて渋くて苦くて青臭くて、非常に不味い。
それでも食べれば体が動くようになると信じて、疲れた顎を動かして咀嚼する。
説明の足りないイタチの言葉をつなげていくと、灰色のキノコは、万病の薬になる貴重なものらしい。
来てくれたお嫁さんがあまりにもか弱いので、元気になるように、と神殿から持ち出して大目玉を食らったという。
それは叱られて当然だろう、と思ったが、お前のために頑張ったんだ、褒めてくれ!と小さな目をキラキラ光らせる姿を見てしまうと何も言えなかった。
イタチ顔って可愛いかもしれない、とか思ってしまった。
これまでの放置が嘘のように、べったりと貼りつかれた数日を過ごして確信に至ったが、やはりイタチ殿下は見た目通りで、ちょっと間抜けだ。
動物に詳しくないので種族名は分からないし、聞いていいのか悩む。
ただ、間抜けな姿を見せているのが常ではないという。
ルルクルさんの話では、戦うことにかけては他の者の追随を許さないらしい。
戦闘で突出していることで他の王子に命を狙われていると聞いても、話を盛りすぎだろうと思っただけだった。
こんな間抜けヅラが戦うって言われてもな、と思っていたが、側にいるようになってから、鍛錬と称して体を動かしているのを見て納得してしまった。
初めて部屋を出て連れていかれた岩場で、他の動物たちと一緒に鍛錬をする姿を見て、言葉だけでなく本当に大事にされていたことを知った。
イタチにとっての自分は、薬のキノコを無断で持ち出してでも食わせないと!と思ってしまうくらいか弱く見えていることを自覚した。
そして、部屋から出すと簡単に死ぬと思われている、となんとなくわかった。
戦うイタチ殿下は文字通り野獣だった。
愛らしい姿を他の奴らに見せたくない、と歯の浮くようなセリフと共に布を幾重にも被せられ、抱えられていったせいで感じていた恥ずかしさは、戦う姿を見た瞬間に何処かに行ってしまった。
意外なことに、イタチは周囲の他の動物もどきよりも体が小さかった。
二メートルはあるのに、他の奴らは三メートル近いライオン似、というか、岩場にいたのは全員がライオン顔の雌?だった。
たてがみがないので雌だろうと思ったが、ここにいる動物たちが、自分の知る動物と同じかすら定かではない。
カバも大きかったし、もしかしたら、もっとでかい奴もいるのかもしれない。
興味を持たれてはたまらないので、ルルクルさんにくっついて動かなかった。
普通に考えれば、戦いにおいて体が小さいのは不利になりそうなものだが、イタチは四つ足をついた低い姿勢のまま、素早くぬるりとした動きで相手の足元を動き回り、一瞬の隙をついて食らいついていった。
頭の大きさに比べて口が大きいわけでもないのに、自分よりも大きな相手に果敢に噛みついていく姿は勇猛そのものだった。
大人と子供ほど体格差があることもあって、初めは鍛錬を見るのが怖かったけれど、じきにイタチが攻撃を受けても堪えているように見えないと気がついた。
白い毛で覆われた背中に思い切り噛み付かれたり、爪で引き裂かれたように見えるのに、すぐに反撃に移る姿は背筋がゾクゾクするほど格好良かった。
「いかがですか?」
「信じられない、すごい格好いい!なんであんな風に動けるんだ?」
「それはもう、ギルクロプトル殿下ですので」
ライオン達がいるから、と名前を呼ぶのを控えてくれるルルクルさんに、思わず興奮した口調で答えてしまう。
目の前の戦いがお互いに力任せのものなら、こんなに感動しなかっただろう。
体格、力の両方でライオンに負けているのに、攻撃されても全く平気なように見える。
何度攻撃しても向かってくるイタチに、ライオンたちがたじたじしている。
引っかかれても吹っ飛ばされても、すぐに体勢を立て直して向かっていく姿まで、獰猛で格好いい!とか思ってしまう辺り、毎日繰り返される「愛してる」に毒されているのかもしれない。
これなら、他の王子に恐れられて狙われるのもわかる、と思ってしまった。
イヌの宰相さんから、毒混入が意図的なものである可能性が高いと聞いた。
混入を指示したのは兄弟王子の誰かではないかとのことだ。
王族が殺人未遂の容疑者であることは外聞が悪い。
被害者であり、妃殿下候補だから教えるのであって、いたずらに騒がず恐れずにいてほしいと頼まれ、常にイタチの側にいて変なものは食べないようにと言われた。
くどくど言われなくても、そこらにあるものを口に入れたりしない。
(忘れていたが)第三王子であるイタチ殿下が玉座につくことはないものの、その戦闘能力の高さから、次代の王の側近として立つことは疑いようがないらしい。
目の上のたんこぶがなければ!と思ってしまうのは仕方ないのかもしれない。
一緒にいる自分に毒を盛れば、イタチも食べると思ったのだろう。
イタチは葉っぱを食べるのか?
また毒を盛られては敵わないので、お互いの安全のためにイタチと離れることを提案してみたが、宰相さんに無理です、と理由一つ言われずに断られてしまった。
無理な理由が分からなければ交渉のしようがない。
それでも何度かゴネたら、イタチの近くにいるのを周りに見せておかないと食料が手に入らない、と脅された。
キノコも果物も、イタチ殿下が婚約者のために依頼して手配しているらしい。
婚約なんてしていないし、こんな所にいるのは何故かと考えると、発作的に餓死を選びたくなる。
必要とされているとしても、被害しか受けていない。
愛してるの言葉に騙されつつあるけれど、本来なら怒り狂って暴れてもいい立場だと思う。
◆ ◆
イソスーヤの食事に毒が混ぜられた!?
僕のお嫁さんが死んでしまう!
絶対に許さない、犯人を見つけて八つ裂きにしてやるっ
イソスーヤを守るために、側にいて良いと父上から許された
この前の派兵を頑張ったからだ、うん、頑張った僕は偉い!
ギル!イソスーヤだけが呼んでくれる僕の名前!特別だ!すごく嬉しい、愛しいっ、僕のお嫁さんは世界一可愛いっ。
雄だからお嫁さんにならない?なぜ?なんの問題がある?
僕は子供を残さない方がいいから、イソスーヤがお嫁さんに来てくれたことに父上も安心してる。
イソスーヤが雄だから、僕が妃を迎えるの反対!って言ってた者も大人しくなった。
僕を王様にしたいと言ってた者も、神殿を敵に回したくなくて手を引いた。
イソスーヤが来てくれてからいいことばかりが起きる、僕の唯一、僕の宝物、大事にしなくては!
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