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43 目指せ!名誉回復 ※ 前戯?
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ケェアの胸元に、布を一枚巻いただけのエトレが身を寄せる。
「クー様は、どこもかしこも全て素敵です」
「いいや」
(素敵なのはエトレしゃんれす!)
「情けを頂きまして、ありがとうございました」
ん?情け?突然なんの話だろう、とケェアが顔を上げると、エトレの瞳に涙の膜が張っていた。
「明日からは寝室を分けますので、どうか御子だけ授けて下さいませ」
「ま、待て、待った、なんの話だ?」
(ゲヒィ!家庭内別居の提案が早すぎるぅぅうぅぅううっ!!)
「わたしの醜さを、お怒りになったのでしょう?」
「違う」
(ドヒイ!どっから出てきたんよ、俺氏の怒りん坊設定!)
ケェアは気がついた。
暴発で落ち込んでいる場合ではないのだと。
俺氏の嫁ちゃんのエトレが、よくわからない誤解をしている!と。
危険だと感じれば、すぐに動くのが戦で生き残る策だ。
ケェアは全裸のまま洗い場の床に膝を折り、エトレの顔を下から覗き込んだ。
言葉でどれだけ言い繕っても、信じてもらえない。
そんな気がして。
「今すぐやり直しを要求する、一晩に二回は無理かもしれないが、エトレに触れるのは構わないのだろう?」
(勃つかわっかんねえけど、エトレしゃんをprprするのは大歓迎っ!!)
「気を使って頂く必要はありません」
「俺の希望だっての!!」
声を荒げるケェアに肩を震わせたものの、エトレはそっと灰色の瞳をケェアへ向けた。
その言葉が本当だろうか、と信じられない様子で。
怯えて震えて怖がって、それでも信じたい、信じても良いの?と最後の希望にすがるように。
濡れた体を拭く手間を惜しんで、ほとんど全裸に近い格好で寝室までエトレを押して、ケェアはついに偽牝台の前にしっかりと立った。
これを使う、と覚悟を決めて。
「乗って寝てくれ、天井を向いて」
(ううう、寝台だと低すぎるんだよな)
「……」
ケェアの反応を伺うように、エトレが巨大なクッションによじ登ろうとする。
全裸に布を一枚きり巻いた格好で。
骨格の関係で二足立ちをしても自分の股間が見えないケェアだが、今夜だけは二発目を撃たせてくれと、いるかどうかもしれない神に願った。
この国の人々が神という何かには名前がない。
美の神なら豊かな被毛で、うっとりするほど美しい。
死の神は見た目すら不明。
そんな曖昧な存在に縋ってしまうほど、今のケェアは追い詰められていた。
今後の夫婦生活が無味乾燥の味気ないものになるのか、望む時にいちゃいちゃできるものになるのか、ケェアの双肩にかかっていた。
「クー様」
「……」
(ごめんな、乗るの手伝えるといいんだけど、あー、仰向け大の字は恥ずかしいよな)
クッションの上で正座を崩したような格好で居心地悪そうにするエトレに顔を寄せ、頬を舐める。
今世で前戯をしてこなかったケェアが、唯一使えそうなもの、それは人間だった前世の何倍も器用に動く、長いウシの舌しかない。
同僚の騎士がべ~ろりべろべろべろりんちょっと伸ばして遊んでいた、気持ち悪いくらい長くてよく動く舌を見て、ウシすげーと思っていたのを、自分でも実践する。
ぶっつけ本番は戦場での撤退戦と同じと思えば良い。
美しい妻の誤解を解いておかなくてはいけない、とケェアは鼻から荒く息を吐いた。
「気をつけるが、嫌な時は言ってくれ……初めてなのだ」
(頼むから二度目は暴走なしで!!)
恋しいと思った相手に愛撫することが。
自分が正気な時にセックスに励むことが。
戦場でもここまで緊張しない、と思いながらケェアは鼻先でエトレの体を隠す布を押しのける。
「……クー様」
怯えるようなか細い声に、頬を舐めることで応える。
目の荒い布が解け、その下に隠されていたエトレの裸体を見て……確信を持った。
先ほどの目の前が見えなくなるような興奮は、錯覚ではなかった。
しかし一度スッキリしてしまったからなのか、目の前の白い肌を見て、芸術を崇める、もしくは神像を崇める信徒の気分になる。
この美しいものに触れて、穢して良いのか。
もう二度も汚した。
いいや、まだ清い、清らかだ。
我がエトレに一片の穢れなし!!
ケェアの中で葛藤が起き、動きが止まったのをエトレは感じて、やはり、あまりにも醜くて、勢い任せでないと無理だったのか、と落ち込む。
性行為が初めてなんて、あからさまな嘘をつかなくても、傷ついたりしないのに、と勘違いして。
「……エトレしゃん」
「クー様?」
名前を呼ばれて、エトレは自己憐憫から浮かび上がる。
一人称が庶民のような〝俺〟になり〝しゃん〟を付けるのは、おかしな時のケェアだ。
そしてこれまでのエトレの推測が間違っていなければ、おかしくなっているのは、ひどく興奮している時だった。
「うわっ!」
ぐい、と押し倒され、エトレの背中が硬いクッションに当たる。
体が大きくて、力強いケェアを素敵だと思っていたけれど、一対一で面していると怖かった。
「ひっ」
恐怖に身をすくめたエトレの太ももを、ぬるり、と熱が撫でていく。
何が起きているのか、と震えると同時に、再び太ももの側面をぬるぬると熱が滑る。
体を硬直させていても何度も同じことが続けば、だんだん恐怖は薄れてくる。
怯えながらも目を開けてみれば、目の前にケェアの頭があり、長い舌がエトレの足を舐めていた。
優しく撫でるように、愛おしむように。
「な、なにを、あ、や、やめ、汚いですっ!」
何をなさっているのですか?という言葉は声にならなかった。
鼻先をエトレの両脚の間に突っ込んできたケェアが、そのままの勢いでエトレのむき出しの股間を舐めたのだ。
両脚を閉じようとしても、立派な角まで備えた頭が間にねじ込まれていて、ピクリとも動かない。
孕み腹のうなじを噛みたがる者がいる。
孕み腹に痛みを与えながら子種を注ぐ者がいる。
孕み腹と繋がったままでいようと願う者がいる。
孕み腹を独占したがるあまり、閉じ込めようとする者がいる。
師匠からいろんなオスの特徴を聞いてきたけれど、腹の股間を舐めるオスがいるなんて聞いたことがなくて、エトレはパニックになった。
◆
センシティブな内容を含みますが、牛の舌べろ、しゅごしゅぎるのぉ!は〝牛〟〝舌遊び〟で動画検索していただければ……
「クー様は、どこもかしこも全て素敵です」
「いいや」
(素敵なのはエトレしゃんれす!)
「情けを頂きまして、ありがとうございました」
ん?情け?突然なんの話だろう、とケェアが顔を上げると、エトレの瞳に涙の膜が張っていた。
「明日からは寝室を分けますので、どうか御子だけ授けて下さいませ」
「ま、待て、待った、なんの話だ?」
(ゲヒィ!家庭内別居の提案が早すぎるぅぅうぅぅううっ!!)
「わたしの醜さを、お怒りになったのでしょう?」
「違う」
(ドヒイ!どっから出てきたんよ、俺氏の怒りん坊設定!)
ケェアは気がついた。
暴発で落ち込んでいる場合ではないのだと。
俺氏の嫁ちゃんのエトレが、よくわからない誤解をしている!と。
危険だと感じれば、すぐに動くのが戦で生き残る策だ。
ケェアは全裸のまま洗い場の床に膝を折り、エトレの顔を下から覗き込んだ。
言葉でどれだけ言い繕っても、信じてもらえない。
そんな気がして。
「今すぐやり直しを要求する、一晩に二回は無理かもしれないが、エトレに触れるのは構わないのだろう?」
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声を荒げるケェアに肩を震わせたものの、エトレはそっと灰色の瞳をケェアへ向けた。
その言葉が本当だろうか、と信じられない様子で。
怯えて震えて怖がって、それでも信じたい、信じても良いの?と最後の希望にすがるように。
濡れた体を拭く手間を惜しんで、ほとんど全裸に近い格好で寝室までエトレを押して、ケェアはついに偽牝台の前にしっかりと立った。
これを使う、と覚悟を決めて。
「乗って寝てくれ、天井を向いて」
(ううう、寝台だと低すぎるんだよな)
「……」
ケェアの反応を伺うように、エトレが巨大なクッションによじ登ろうとする。
全裸に布を一枚きり巻いた格好で。
骨格の関係で二足立ちをしても自分の股間が見えないケェアだが、今夜だけは二発目を撃たせてくれと、いるかどうかもしれない神に願った。
この国の人々が神という何かには名前がない。
美の神なら豊かな被毛で、うっとりするほど美しい。
死の神は見た目すら不明。
そんな曖昧な存在に縋ってしまうほど、今のケェアは追い詰められていた。
今後の夫婦生活が無味乾燥の味気ないものになるのか、望む時にいちゃいちゃできるものになるのか、ケェアの双肩にかかっていた。
「クー様」
「……」
(ごめんな、乗るの手伝えるといいんだけど、あー、仰向け大の字は恥ずかしいよな)
クッションの上で正座を崩したような格好で居心地悪そうにするエトレに顔を寄せ、頬を舐める。
今世で前戯をしてこなかったケェアが、唯一使えそうなもの、それは人間だった前世の何倍も器用に動く、長いウシの舌しかない。
同僚の騎士がべ~ろりべろべろべろりんちょっと伸ばして遊んでいた、気持ち悪いくらい長くてよく動く舌を見て、ウシすげーと思っていたのを、自分でも実践する。
ぶっつけ本番は戦場での撤退戦と同じと思えば良い。
美しい妻の誤解を解いておかなくてはいけない、とケェアは鼻から荒く息を吐いた。
「気をつけるが、嫌な時は言ってくれ……初めてなのだ」
(頼むから二度目は暴走なしで!!)
恋しいと思った相手に愛撫することが。
自分が正気な時にセックスに励むことが。
戦場でもここまで緊張しない、と思いながらケェアは鼻先でエトレの体を隠す布を押しのける。
「……クー様」
怯えるようなか細い声に、頬を舐めることで応える。
目の荒い布が解け、その下に隠されていたエトレの裸体を見て……確信を持った。
先ほどの目の前が見えなくなるような興奮は、錯覚ではなかった。
しかし一度スッキリしてしまったからなのか、目の前の白い肌を見て、芸術を崇める、もしくは神像を崇める信徒の気分になる。
この美しいものに触れて、穢して良いのか。
もう二度も汚した。
いいや、まだ清い、清らかだ。
我がエトレに一片の穢れなし!!
ケェアの中で葛藤が起き、動きが止まったのをエトレは感じて、やはり、あまりにも醜くて、勢い任せでないと無理だったのか、と落ち込む。
性行為が初めてなんて、あからさまな嘘をつかなくても、傷ついたりしないのに、と勘違いして。
「……エトレしゃん」
「クー様?」
名前を呼ばれて、エトレは自己憐憫から浮かび上がる。
一人称が庶民のような〝俺〟になり〝しゃん〟を付けるのは、おかしな時のケェアだ。
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「うわっ!」
ぐい、と押し倒され、エトレの背中が硬いクッションに当たる。
体が大きくて、力強いケェアを素敵だと思っていたけれど、一対一で面していると怖かった。
「ひっ」
恐怖に身をすくめたエトレの太ももを、ぬるり、と熱が撫でていく。
何が起きているのか、と震えると同時に、再び太ももの側面をぬるぬると熱が滑る。
体を硬直させていても何度も同じことが続けば、だんだん恐怖は薄れてくる。
怯えながらも目を開けてみれば、目の前にケェアの頭があり、長い舌がエトレの足を舐めていた。
優しく撫でるように、愛おしむように。
「な、なにを、あ、や、やめ、汚いですっ!」
何をなさっているのですか?という言葉は声にならなかった。
鼻先をエトレの両脚の間に突っ込んできたケェアが、そのままの勢いでエトレのむき出しの股間を舐めたのだ。
両脚を閉じようとしても、立派な角まで備えた頭が間にねじ込まれていて、ピクリとも動かない。
孕み腹のうなじを噛みたがる者がいる。
孕み腹に痛みを与えながら子種を注ぐ者がいる。
孕み腹と繋がったままでいようと願う者がいる。
孕み腹を独占したがるあまり、閉じ込めようとする者がいる。
師匠からいろんなオスの特徴を聞いてきたけれど、腹の股間を舐めるオスがいるなんて聞いたことがなくて、エトレはパニックになった。
◆
センシティブな内容を含みますが、牛の舌べろ、しゅごしゅぎるのぉ!は〝牛〟〝舌遊び〟で動画検索していただければ……
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