婚約破棄を傍観していた令息は、部外者なのにキーパーソンでした

登場人物

　　




　：ステルカリ・メイラ：

　男爵の庶子らしい
　絶世の美少女、金のゆるふわ巻き髪と緋色のぱっちり瞳
　とっても華奢で背も低くて、男の守ってあげたい本能を刺激しまくる
　お茶は両手で器を持って、こっくん、と飲むタイプ


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　：ステルク・オグ・ベル・ウトゥリタンディ：

　ティグナレット辺境伯、辺境伯一年生
　男の中の男（中身が）
　酒はジョッキでぐびぐび飲む、風呂上がりはパンツ一枚
　握力が強すぎて、お茶用の陶器のカップなんて使えない
　りんごを片手でジュースにできる
　愛用の剣は、身長より長いしでかいし重い

　逃げられると追いかけたくなる
　月の妖精みたいなほっそりした嫁候補にそっけなくされて、狩猟本能が刺激されまくったので押せ！押せ！した
　嫁が愛用の剣より軽くて驚いている


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　：アルドレイ・ミッサ・アフ：

　アフ子爵家の弟夫妻の子
　両親亡き後養子になったけれど、ちょっとひねくれて周囲の愛情をうまく受け取れていない
　つややかな黒髪と切長の銀瞳の美人

　押されまくって流されたけれど、幸薄そうな外見で、みんなに愛されまくる予定
　辺境伯夫人としても有能になる予定
　オラオラな旦那の後ろで静かに微笑んでいると、助けてくれるかも、と思った悪い人が勝手にひっかかって全部暴露する、とかどうだろう？


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　：ベルジスト・ジャフンヴル・イ・フォルンフィシ：

　フォルン王国の第一王子
　石頭でクソ真面目
　悪役路線を突っ走った婚約者を止められなかったことに傷ついて、人間不信に陥る予定
　聖女さまみたいな令嬢が、現れると良いね


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　：スンジャル・オグ・ベル・ウトゥリタンディ　→　スンジャル・オグ・オグンベクザンティ：

　ステルクの兄、王子の側近候補の執政官（になる予定）
　見た目はチャラ男、中身は策士（腹黒では無いつもり）
　兄弟仲が良いので、弟の頑丈さを知りつつ囮にしたくなかったが、嫁が欲しい弟に頼まれた結果が、今回の話というオチ

　弟の女装が似合いすぎていて、笑いを堪えるのに必死だった
　仕事の一環として女の子に声をかけまくったけれど、本命には目をあわせて話せないほど奥手


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　：フェルレイク：

　王子の側近候補の諜報官、侯爵家令息
　暗躍していたけれど、外に出る仕事じゃないから、とスンジャルに投げた
　有能だけど拗らせ気味の人見知り。


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　：ベェグウ：

　王子の側近候補の護衛官、伯爵家令息
　実は寝る時間を削ってまで護衛を頑張ってた、証拠集めも手伝って頑張ったのに、出番がない


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　：イグ・エル・イ・ヴァンダルゥム・メオ・スジャルセレスカ：

　王子の婚約者、公爵家令嬢
　すべてを王子に捧げた狂愛者
　父親の王族抹殺、国家転覆計画を知り、殿下だけは助けたいと願った結果、国を見捨てて王子を取る選択をしたのに、王子がいちゃこらするのでキレた

　王と王妃として歩みたい、という願いが、環境と愛ゆえに歪んでしまった
　父公爵の悪事に加担していなかったと判明した後、修道院へ

　苦労してからの聖女に覚醒して復縁ネタとか有り？


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　辺境には〝妖精の子〟と呼ばれる、生まれつき魔力が強すぎて体の育たない血筋があります
　そんなに珍しくもないです
　常に魔力を垂れながして無意識に身体強化しているため、傷つけたければ岩山を落とすくらいしないと無理です
　本能的に毒も見抜けます
　辺境から出ると、数世代で薄れてしまう形質のため、王都では知られていない、という感じです

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突発的に書きましたが、少しでもお楽しみ頂ければ幸いです
お読みいただき、ありがとうざいました