【R18】:更新停止中:処女厨夢魔は前世異世界人の冒険者(男)を嫁にして魔王に至る

Cleyera

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22 閑話 孤独な夢魔は…… 3/3

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 そんなこんなで〝師匠〟になってくれた王の息子とその伴侶は、心の底から俺を受け入れてくれたって、すぐに分かった。
 ジェレ以外に、裏のない優しい気持ちにさらされたのは初めてで、どうしたら良いか分かんなくなった。

 そっから、なんで俺がこんなにジェレが欲しい!って思うのかを調べられた。

 そんで、ジェレは俺の伴侶かもしんないって結論が出た。
 師匠の伴侶と、呼ばれて来た師匠のハハって人族が、俺の〝すていたす〟を見てくれたんだけど、俺には魔王の因子があるから、普通の夢魔とちょっと違うらしい。

 魔王ってなに?って聞いたら、師匠のハハが心の中でなんか色々と考えたのを感じた。
 相手の考えてることが、まったく読み取れないのは初めてだなーと思って、ハハに集中したら、突然現れた四つ足の王に顔を踏み潰された。
 師匠のハハが四つ足の王の伴侶だって、先に言っといて欲しかった。

 白と黒の獣の姿をした四つ足の王は、やっぱりすっごく凶暴だった。
 本当はもっと巨大な体で恐ろしい存在だって、魔素の流れなんてわからない俺にもわかるんだから、絶対に怒らせたくない。

 四つ足の王に踏まれたところは、魔法なのかなんなのか知んないけど、顔にくっきりと足跡がついて、何日も残ってた。
 師匠のハハが俺を見るたびに「肉球のあと……」って心の中だけで笑ってた。
 なんで顔が動かないんだろうな。

「数千の歳月を越してすら悋気を起こすとは、我がチチながら心の狭いことだ。
 だがなコカ、お前にもそのうち分かるようになる。
 我らのような存在にとって伴侶は特別だ、己の存在する理由そのものなのだ」

 決して下心を持って他人の伴侶には近づくなよ、と言われたので頷いた。
 師匠の伴侶にも近づくなってことかなー?
 俺には美味しく感じられないけど、師匠の伴侶は葉っぱとか肉のご飯を作ってくれる。
 でも、これからは食べないようにしよう。

 師匠のハハも四つ足の王も、何を考えてるのか読み取れないなーって思っていたら、夢魔王の素質を持つ俺には他人の心を覗き見する力がある、それを元にした制作魔法を覚えろと教えられた。
 つまり、師匠のハハや四つ足の王はすごーく長く生きてて?強い?から、今の俺の力では覗き見できないってさー。
 師匠と師匠の伴侶もなに考えてるか分かりにくいけど、そういうことなのかー、と頷いた。

 よく分かんないけど、いせかいじん?かもしれないジェレを伴侶にしたいなら、彼女の希望通りの〝ふろ〟や〝といれ〟などの揃った〝きんだいてきでかいてきなせいかつくうかん〟を用意しないといけないって。
 それがあれば二人きりになれると言われたから、やる気になった。
 二人きり!
 それって、ジェレをたっぷり食べられるってこと!?

 しかも、しかも!!
 本物の伴侶になれば、初めてだけじゃなくて、いつでもどこでも何度でも食べたいと思えるようになるって。
 美味しいジェレを何度も!?
 いつでもどこでも!?

 じゅるるって涎を垂らした俺を見て、師匠が深く息を吐いた。
 これが本当に魔王になるのか?って言われても困る。
 俺は魔王ってなんだか知らないのにさー。

 痛いのは無しで、強引にして枯らさないように気をつけて、たっぷり可愛がって育ててあげたら、もっと美味しく淫乱になるってことだよね!
 やる!
 俺、やるよー!!

 やる気を出していたら「魔王の力が強すぎて扱いきれないだけで、化けるかもな」とハハさんに言われた。
 ばけたい、ばけて、ジェレを食べるんだ!

 それから師匠に制作魔法の使い方を習って、許可をもらってから、魔法の練習で山の中に小屋を作って、師匠に幻覚や催眠も使いまくって、作った小屋を壊して、小屋を作って壊してって魔法を使いまくってひたすら鍛えた。

 師匠が考えてることを読み取らせてくれて、師匠の考えてるものを作る練習をしたら、練習場の周りが等身大の、師匠の伴侶の土の像だらけになった。
 制作魔法が苦手だっていう師匠はものすごく喜んでたけど、師匠の伴侶は「なによこれ!今すぐ解体しなさい!!」って叫んでた。

 師匠が「お前を壊すのは駄目だ!」って泣くし、伴侶は怒るし大変だった。
 でも「貴方は共に過ごす相手がそれらで良いのですね、それでは今夜からはそれらと一緒に寝てください」って伴侶に言われた師匠が一瞬で折れた。

 もしも俺がジェレに同じこと言われたら、……なんか涙が止まんなくなった。
 絶対にジェレの像は作らないと俺は決めた。

 他者の伴侶に近づいちゃいけないって教えを守って、師匠の伴侶のご飯を断ったけど、山には俺が食べられる処女穴ちゃんはいない。
 腹が減ったら、チビだった頃みたいに、その辺の葉っぱや虫や卵をかじってすすって水で腹を満たして、なんとか教わった魔法が一通り使えるようになった頃、山にジェレがやってきた。

 俺を探してきてくれたの!?って嬉しすぎて空に飛び上がりそうになったけど、師匠に「そんなわけがなかろう」と完全否定された。
 がっくり。

 師匠が住処にたどり着くまでは手を出すな、と言ったから、すっごく我慢した。
 触れたくて嗅ぎたくて愛でたくて気が狂いそうだけど、師匠に山から追い出されたら、ジェレに触れることができなくなるからって、すっごくすっごくすーっごく我慢した。

 でも、途中でジェレが足を踏み外して、いつもの綺麗なのと違う重たそうな金属の服のせいで、あっという間に下に落ちていった。

「ジェレーっっ!!!!」

 師匠の制止なんて聞こえなくて、木々をへし折りながら落ちたまま、尖った岩の上におかしな体勢で倒れているジェレを抱き上げた。
 ゴボゴボって音をさせて大量の体液を吐いて、体を震わせるとぐったりしてしまった。

 死んじゃう、俺のジェレが死んじゃう!!
 やだ、やだ、やだー!!!
 俺のなのに、まだ俺が手に入れてないのに、俺のジェレなのにっ!!

 抱き上げたジェレを、魔法の練習をしてる広場まで持っていった。
 ここには四つ足の王が、師匠のハハさんに頼まれて作ってくれた、外からの魔素の影響を防ぐ〝よくわかんないもの〟があるから、俺の下手くそ魔法でもちゃんと発動するんだ。

 師匠に習った、傷を治す魔法を使って、使って、何百回も使って、あんまりうまくなかったそれが、上手にできるようになった頃、ようやく師匠の声が聞こえた。

「コカ、下がれ。
 お前が貼りついていたら話にならんだろう?」
「いやーっ!」

 やだ、やだ、俺のだ、ジェレは俺のなんだ、俺の大事な、大切な、可愛い、繊細な薬草なんだ。
 絶対に枯らさないんだーっ!!

 …………で、そんな感じで、俺はジェレと再会して、そして、ずっと欲しかった薬草ジェレを本当に手に入れた。

 ジェレは美味しすぎた。
 恥じらいながらの初めても美味しかったし、その後もおいしかった。
 師匠の言葉通り、伴侶になったら、本当に何度でも最高に美味しかった。

 排泄孔に排泄器を突っ込んだのは初めてじゃなかったけど、あんなに美味しいと思ったのは初めて。
 処女穴ちゃんだからなのかなって思ったけど、二回目も、三回めも、二十回目も美味しかったし、気持ちいいって泣くジェレはどんどん美味しくなっていく。
 もう、他のものが食べられる気がしないー。

 ジェレがムッチムチの体をよじって恥ずかしがる姿に夢中になった。
 乱れすぎて淫乱になったら味が甘くて濃く変わってまた美味しくて気持ちいいって喜んで泣きながら恥ずかしがり屋のちんこから精液をピュッピュッってしながら俺をきゅっきゅって締めてくれるのが最高だった。
 もっと気持ちよくなりたいって必死になって俺の上で腰を振る姿がたまらなく淫らでどこもかしこも美味しすぎてお腹いっぱいになってもやめられなかった。
 ジェレの中を俺の形にしてジェレの中に俺の匂いをつけて、ジェレの中に俺の子種を満たしてジェレを俺だけのものにするために快楽に溺れさせようと頑張った。
 途中で感じられるようになった絆に魔素を流すとジェレが腰を振って泣きながら「きもひいいよぉ」って意識が飛ぶほど喜んでくれて本当に俺はジェレと繋がってるんだなって嬉しくなってついついやりすぎた。

 美味しくて食べ過ぎちゃって太ったからなのか、起きたジェレに誰?って言われた時は、分かんないの?!ってムッとしちゃったけど。

 ジェレをオンナノコにしたのは俺だ。
 オンナノコになったジェレはすごく可愛くて、永遠に俺のものになった。

 俺だけの薬草ジェレを手に入れた。
 幸せだ、すっごく幸せだー。
 幸せすぎて幸せ、幸せが幸せになってるから、幸せ、うわーい、何をしても幸せなんだよー。

 師匠に、伴侶の絆の繋ぎ方をしっかりと教わっておいてよかった。
 今の俺とジェレの間には、伴侶の絆がある。
 少しだけ感知できるようになった魔素を絆に流すと、ジェレがすぐにもじもじして可愛くなって、発情して美味しい匂いがしてくるから、すっごく幸せ。

 俺は絶対にジェレを雄扱いなんてしないよー、こんなに可愛いムッチムチの雌は他にいない。
 すっごいもっちりしたおっぱい揉むのが楽しいし、乳首はいつもピンピンでぷっくりして、お尻までもちもちになってきた。
 いつも俺を受け入れてる排泄孔は、ちんこを欲しがる雌の蜜壺みたいに全体的にふっくらと柔らかくなって、俺の指くらいならいつでも喜んで咥えちゃう。

 ジェレが何もかも俺のせいだって言うから、じゃあもっといつでもどこでも俺を欲しがる美味しい淫乱なジェレにしてあげたいなーって思ってる。

 魔王として君臨したら、ジェレをずーっと独り占めできるかな、なんてちょっとだけ思ったけれど、きっとジェレはそんなの望まないと思う。
 魔王って何するか知らないし。
 王っていうことは、きっと、偉い人?
 俺が?
 偉い人になって、何かするの?
 ……どうでもいいかな。

 俺はただジェレと一緒に生きていたい。
 俺だけの薬草を手に入れて幸せになったから。

 魔王の肩書き職業はどうするのかって?
 何かしろなんて、誰にも言われてないし、知らないよー。

 
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