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都市伝説のララの町!
85.加減を知らないケダモノ ❇︎
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目が覚めてまず感じたもの、それは体の重さだった。足に力が入らない。そんなのはよくあることだけど、いつもとは違う。
今までは腰を逸らし過ぎて痛くなったり、尻を強打して痛くなったり、足が筋肉痛になったりって感じで体に痛みが生じることがあった。でも今回は本当に力が入らない。痛みどころか感覚が鈍い。いや腰の痛みはあるけど。足先の感覚とかはかなり鈍ってる。
「よぉ、お目覚めか」
「お゛ばよ゛ゔ、体゛がお゛がじい゛」
「声も枯れてんじゃねぇか。まぁ…休憩も無しに十回戦以上ヤったもんなぁ…。とりあえず水飲んで風呂だ。ナカに出したやつ全部掻き出せなかったからな」
水と薬を飲ませてもらってから、横抱きで風呂まで連れて行ってもらった。俺は立てないから移動は全部メリストに任せる。
風呂場に行って、メリストに抱きかかえられた状態でシャワーを浴びた。椅子に座るメリストに座り、背中からシャワーを浴びながら指を尻に入れて掻き出す。
これ、苦手なんだよな。散々ヤった後で体がおかしいのに、また敏感なとこを触られるから。しかも今回は直後じゃなくて翌朝。メリストの限界に付き合ったからメリストも疲れてたのは分かるけど、後処理はそれでも先にやっておいて欲しかった。
「んっ…」
「おいこらエロい声出すな」
「聞きたく無いなら夜のうちにやっておけばよかっただろ。っ、ふっ……」
なんとか我慢して終わるのを待ってた。……のに、メリストは元気になっちゃってるし。昨日あれだけしたのにまだ勃つのかよ。
「…悪ぃ、何もしねぇから気にすんな」
「ただの、生理現象だろ?っ…、抜くくらいならしてやる、から…俺のことも、イカせてくれ」
「あークソ、これだからエロガキは。まぁいいか、ちゃんとやれよ」
まったく、事後にまで何をやってるんだ俺たちは。でもこれは不可抗力ってことでよくないか?俺は後処理の方法が方法だから感じるのは不可抗力だし、メリストも俺に惚れてるらしいからこんな状況になって興奮するのは不可抗力だ。
「んっ、メリスト、それじゃあイケない…!」
「掻き出す方がメインだろうがっ。つか、首に息掛かってくすぐってぇんだよ…!」
あーもーグダグダ。でもいつもと違う触れ方も、ちょうど良く焦らされてる感じで気持ちいい。けど、やっぱり指でされると、もっと太いのが欲しくなる。一度だけ…あぁダメだ。そんなことしたら後処理の意味が無くなる。
「コウセイ、テメェ…物欲しそうな顔すんじゃねぇよ……」
「しっ、してなっ…あ、っん……」
「あぁクソ今すぐぶち込みてぇ…」
「い、一回だけなら…?」
あっ、やべ。俺が我慢できなかった。今の軽率な言葉でメリストはブチギレだ。俺を膝立ちにさせてバスタブを掴ませると、俺の首元を舐めたり吸ったりしながら中を掻き混ぜた。
「あっ…!は、あぁっ、ん…、あっ……!」
「今のはテメェが悪いからな。せっかく抑えてやってたってのに、テメェが誘ったんだからな」
「わ、わかって…るっ!け、どぉ……!」
深く出し入れされてる指が完全に抜かれて、ずるりと太いものが入って来た。あ、熱い…!シャワーを浴びながらで当たり前だけど、体温が上がってるから熱くて頭が真っ白になる。
「あっ、あ゛ぁ………!」
「あー…、ナカあっつ。気持ち良過ぎて、すぐ出そうなんだけど?」
「ま、だぁ…、もっとなか、こすって……!」
俺、本当に変な薬使って無いんだよな?昨夜になんか尻に塗られてたけど、前のよりは強く無い安全なやつだよな?
でも変な薬の使用を疑うくらいには快楽に思考が持ってかれている。
「っ悪ぃ、オレがもう、限界だ…!」
「え、まって、まだたりな……っ!」
メリストは一気に抜き出すと、外で射精した。掻き出すための風呂でもあるけど、メリストってこういうとこ真面目なんだな。
……いやいや、ガッカリしてる場合じゃない!俺は!後処理に!風呂に来た!
けど、俺まだイってないんだよな。その事に気付いたメリストは、シャワーのお湯を俺の尻に当てながら中を掻き混ぜて残りを掻き出した。お湯が入りながらグチュグチュされるの、気持ちいい…。
「よし、キレイになったな」
「うぅ…、メリストっ、イカせて……!」
「はいはい」
ようやく掻き出す目的じゃ無い触り方で触れられて、弱いところを執拗に刺激されて、やっとイクことが出来た。
……けどさ、冷静になるとアホだよな。いくらなんでも性に乱れ過ぎだろ俺…。
風呂から上がって髪を乾かし、昼食の時間になった。食べてる最中、どういうことかみつ兄もガルさんもメリストを無言で睨んでいた。
「が、ガレアン?ミツル?二人ともなんか圧が……」
「兄貴、洗濯物を増やし過ぎだ。昨夜汚したシーツと服は自分で洗えよ」
「メリストさん、誰がこう君をボロボロにしていいって言いました?というより、ガルさんもメリストさんも抑えるということを覚えなさい」
「うす…悪かった……」
「俺も怒られるのか…」
まぁ、俺が歩けないどころか動けないのは目に見えて分かるからな。みつ兄も相当怒ってるみたいだ。
ちなみに俺が立てないのは、何時間もずっと足を開きっぱなしにしてたせいなんじゃ無いかってメリストが言ってた。まぁ、しばらくすれば戻るだろうし大したことじゃ無いな。
まったく、メリストもガルさんも加減を知らないから後が大変だ。しばらくはみつ兄だけでいいかな。
今までは腰を逸らし過ぎて痛くなったり、尻を強打して痛くなったり、足が筋肉痛になったりって感じで体に痛みが生じることがあった。でも今回は本当に力が入らない。痛みどころか感覚が鈍い。いや腰の痛みはあるけど。足先の感覚とかはかなり鈍ってる。
「よぉ、お目覚めか」
「お゛ばよ゛ゔ、体゛がお゛がじい゛」
「声も枯れてんじゃねぇか。まぁ…休憩も無しに十回戦以上ヤったもんなぁ…。とりあえず水飲んで風呂だ。ナカに出したやつ全部掻き出せなかったからな」
水と薬を飲ませてもらってから、横抱きで風呂まで連れて行ってもらった。俺は立てないから移動は全部メリストに任せる。
風呂場に行って、メリストに抱きかかえられた状態でシャワーを浴びた。椅子に座るメリストに座り、背中からシャワーを浴びながら指を尻に入れて掻き出す。
これ、苦手なんだよな。散々ヤった後で体がおかしいのに、また敏感なとこを触られるから。しかも今回は直後じゃなくて翌朝。メリストの限界に付き合ったからメリストも疲れてたのは分かるけど、後処理はそれでも先にやっておいて欲しかった。
「んっ…」
「おいこらエロい声出すな」
「聞きたく無いなら夜のうちにやっておけばよかっただろ。っ、ふっ……」
なんとか我慢して終わるのを待ってた。……のに、メリストは元気になっちゃってるし。昨日あれだけしたのにまだ勃つのかよ。
「…悪ぃ、何もしねぇから気にすんな」
「ただの、生理現象だろ?っ…、抜くくらいならしてやる、から…俺のことも、イカせてくれ」
「あークソ、これだからエロガキは。まぁいいか、ちゃんとやれよ」
まったく、事後にまで何をやってるんだ俺たちは。でもこれは不可抗力ってことでよくないか?俺は後処理の方法が方法だから感じるのは不可抗力だし、メリストも俺に惚れてるらしいからこんな状況になって興奮するのは不可抗力だ。
「んっ、メリスト、それじゃあイケない…!」
「掻き出す方がメインだろうがっ。つか、首に息掛かってくすぐってぇんだよ…!」
あーもーグダグダ。でもいつもと違う触れ方も、ちょうど良く焦らされてる感じで気持ちいい。けど、やっぱり指でされると、もっと太いのが欲しくなる。一度だけ…あぁダメだ。そんなことしたら後処理の意味が無くなる。
「コウセイ、テメェ…物欲しそうな顔すんじゃねぇよ……」
「しっ、してなっ…あ、っん……」
「あぁクソ今すぐぶち込みてぇ…」
「い、一回だけなら…?」
あっ、やべ。俺が我慢できなかった。今の軽率な言葉でメリストはブチギレだ。俺を膝立ちにさせてバスタブを掴ませると、俺の首元を舐めたり吸ったりしながら中を掻き混ぜた。
「あっ…!は、あぁっ、ん…、あっ……!」
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深く出し入れされてる指が完全に抜かれて、ずるりと太いものが入って来た。あ、熱い…!シャワーを浴びながらで当たり前だけど、体温が上がってるから熱くて頭が真っ白になる。
「あっ、あ゛ぁ………!」
「あー…、ナカあっつ。気持ち良過ぎて、すぐ出そうなんだけど?」
「ま、だぁ…、もっとなか、こすって……!」
俺、本当に変な薬使って無いんだよな?昨夜になんか尻に塗られてたけど、前のよりは強く無い安全なやつだよな?
でも変な薬の使用を疑うくらいには快楽に思考が持ってかれている。
「っ悪ぃ、オレがもう、限界だ…!」
「え、まって、まだたりな……っ!」
メリストは一気に抜き出すと、外で射精した。掻き出すための風呂でもあるけど、メリストってこういうとこ真面目なんだな。
……いやいや、ガッカリしてる場合じゃない!俺は!後処理に!風呂に来た!
けど、俺まだイってないんだよな。その事に気付いたメリストは、シャワーのお湯を俺の尻に当てながら中を掻き混ぜて残りを掻き出した。お湯が入りながらグチュグチュされるの、気持ちいい…。
「よし、キレイになったな」
「うぅ…、メリストっ、イカせて……!」
「はいはい」
ようやく掻き出す目的じゃ無い触り方で触れられて、弱いところを執拗に刺激されて、やっとイクことが出来た。
……けどさ、冷静になるとアホだよな。いくらなんでも性に乱れ過ぎだろ俺…。
風呂から上がって髪を乾かし、昼食の時間になった。食べてる最中、どういうことかみつ兄もガルさんもメリストを無言で睨んでいた。
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「メリストさん、誰がこう君をボロボロにしていいって言いました?というより、ガルさんもメリストさんも抑えるということを覚えなさい」
「うす…悪かった……」
「俺も怒られるのか…」
まぁ、俺が歩けないどころか動けないのは目に見えて分かるからな。みつ兄も相当怒ってるみたいだ。
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