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春の大陸の最奥へ!
71.落ち着かないえっちな温泉 ❇︎
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みつ兄とゲンさんと別れてからすぐ風呂に入った。メリストが浴衣とタオルを借りに行ってる間に俺はのんびりと温泉を楽しむつもりだ。
本来なら湯船に花びらが浮かべられてるはずなんだけど、ガルさんが匂いで酔った時に宿の人が全部回収したらしい。期待してたものとは違うけど、それでも温泉であることに変わりは無い。
シャワーを浴びて湯船に入ってみると、思ったより熱めでトロトロとしたお湯だった。よく見ると色も薄いピンクで、春の大陸のイメージになんとなく合ってる気がする。
「ふぅ…極楽極楽~……」
壁にあるプレートに温泉の説明書きがあったからそれを読んでみると、どうやらとろみも色も元々付いてるお湯らしい。効果も色々あって、刺激が普通のお湯より全然無いから肌の疾患とかにもいいらしい。
それにしてもほんのりといい匂いがする。甘い匂い、花の匂いみたいだ。多分浮かべられてた花の匂いだと思う。
凄くリラックスするけどガルさんには匂いがキツいかな。どれくらいの匂いで気持ち悪くなるか、ガルさんに聞いてみよう。
……にしても、ヤケにムラムラするな。昨夜も散々シて、その痕跡だって首元に残ってるくらいなのにまだ足りて無かったのか?
お湯がトロトロしてるし、今なら潤滑剤が無くても指二本くらいなら簡単に飲み込めるんじゃ…。そう思った俺は湯船の中で脚を広げて尻に指を入れてみた。
「っ…!」
ほ、本当に簡単に二本も入った。しかもお湯が熱いから手も熱くなってて、自分の体温じゃないみたいで気持ちいい。
これ、お湯に浸かりながらみつ兄に抱かれたら凄い気持ち良さそうだな。そう思いながら入れられる最大の深さまで指を入れて、中で曲げた。ちょうど気持ちいいところを掠めたけど、もっと太いのでもっと強く擦りたくて仕方ない。
「んっ、はぁっ……!うぅ、たり…っない………!」
「おーい、結構声聞こえんぜ?」
わっ、メリスト!?び、ビックリした!風呂場のドアいつの間に開けてたんだ!?この覗き魔!っていうか声聞こえるくらい大きいの出してたっけ?無意識って怖いな…。
「ったく、お前は発情期の獣か?どこでも盛りやがってよぉ」
「う、うるさいな……」
「ん?この匂い…あぁ、そういうことか。まぁいい、一旦出ろよ。テメェ一人じゃ足りねぇんだろ?」
何が『そういうことか』なのか分かんないけど、メリストの言う通り後ろは俺一人でイクのが大変だ。あの言い方するってことは手伝うつもりなのかもしれないけど、まぁメリストなら甘えてもいっか。
湯船を出て浴室のドアの近くに行った。
「素直すぎねぇ?ま、ちゃんと来たからには手伝ってやんよ。ほら、こっちにケツ向けろ」
「待って、それじゃあ鏡が…」
「そうだな、だからなんだ?」
本当に悪趣味。自分の感じてる時の顔を鏡で見てろって?それは流石に嫌だな。目でも瞑ってるかそっぽ向いていよう。
とりあえず言われた通りに背中を向けて腰を上げた。が、無理矢理四つん這いにされて、俺は思わず鏡に手をついた。
着衣のまま浴室に入ってきたメリスト。手を湯船のお湯で濡らしたと思ったら、お湯を掬って俺の尻の中に少し入れてきた。あ、あっつ……!?何してんの!?
「本当にいい匂いするな、ここの風呂。でもこの匂いってよぉ…エロい花の匂い、なんだよなぁ」
「は……?」
「腸で直接吸収したら、いつまで効果が続くだろうな?」
え、ちょっと待って。エロい花の匂いって何!?浮かべられてた花びらがそういう花ってこと!?しかもお湯にも効果滲み出てるみたいな言い方して、体内に直はダメだろ!
三人部屋だから今夜は何も無いと思ってたんだけど、結局この展開!?
メリストは俺の焦りなんて気にも止めずにトロトロで熱い穴に一気に深くまで二本指を入れた。俺じゃ届かなかったとこに届いて、腰が反るほど気持ちいい。
「テメェのイイトコは…この辺だったか?」
「は、あぁっ……!」
「おいおい防音してねぇのに声でけぇよ」
そうだ、防音の水晶は使ってないから声を抑えないと、風呂場の位置的に隣にいるみつ兄たちに声が聞こえるかもしれない。でも、声を抑えながらって体に力が入るからじわじわと気持ち良くなって頭、変になりそうだ。
「んっ、ふ……」
「お、イイ顔してんじゃねぇか。物足りねぇ、もっと狂うくらい欲しいって貪欲な顔だ。最っ高にそそるな……」
そう言って俺の顔を無理に上げさせたメリスト。鏡に俺の顔が写ってるのなよく見えるが、それ以上に興奮して今にも食らいついてきそうなメリストの顔が見えて酷く興奮する。
このままここで、メリストに犯されんのかな。実際に入れたことは無いけど、かなり立派だったそれを入れて、今しつこく押されてる弱いところにグリグリ押し付けられて、中に熱いの注がれて……
「っあ、ん……っ!ぅぁっ……ッ!」
「なんだ、テメェの顔見て深イキしたのか?ナカめちゃくちゃキッツく締めた上に精子までだらしなく垂らしてよぉ」
「ちがっ、メリスト、怖い目してた…から………、メリストに犯されてるみたいで……」
メリストに犯される妄想してイクとか俺も相当ヤバいよな。でもこいつ、玩具の扱いも凄かったけど普通に上手かったから、本当に抱かれたらどうなるか分からない。
「…なぁ、それ、誘ってんのか?」
「それは、違うけど…」
「はぁー…ガレアンがいるから我慢しようと思ってんのに、頼むからオレの理性消してくれんなよ……」
四つん這いのポーズから変えて床に座り込んだ俺。メリストの方を見ると、メリストは項垂れて息を荒くしていた。しかも股間が盛り上がってるし顔が少し赤いし、本当に俺に興奮してるみたいだ。
「お前、二人きりになったら覚悟しておけよ。今まで耐えてきた分、全部叩きつけてやるからな」
「わ、分かった。その、期待してる……」
「っだからそういうこと言うんじゃねぇって!おら!収まったんなら先上がってろ!」
なんだか必死のメリストに圧倒されて速やかに風呂から出た。あっ、髪の毛洗ってないし体もトロトロのままだ。……仕方ない、体を拭いてどうにかして、後で入り直すか。
とりあえずメリストが持ってきてくれたタオルで体と髪を拭いて、浴衣に着替えた。まだ体が熱いから下着は後でいいや。
早く寝て朝になって、みつ兄に会いたいのにグダってばっか。なんか色々と上手くいかないな……。
本来なら湯船に花びらが浮かべられてるはずなんだけど、ガルさんが匂いで酔った時に宿の人が全部回収したらしい。期待してたものとは違うけど、それでも温泉であることに変わりは無い。
シャワーを浴びて湯船に入ってみると、思ったより熱めでトロトロとしたお湯だった。よく見ると色も薄いピンクで、春の大陸のイメージになんとなく合ってる気がする。
「ふぅ…極楽極楽~……」
壁にあるプレートに温泉の説明書きがあったからそれを読んでみると、どうやらとろみも色も元々付いてるお湯らしい。効果も色々あって、刺激が普通のお湯より全然無いから肌の疾患とかにもいいらしい。
それにしてもほんのりといい匂いがする。甘い匂い、花の匂いみたいだ。多分浮かべられてた花の匂いだと思う。
凄くリラックスするけどガルさんには匂いがキツいかな。どれくらいの匂いで気持ち悪くなるか、ガルさんに聞いてみよう。
……にしても、ヤケにムラムラするな。昨夜も散々シて、その痕跡だって首元に残ってるくらいなのにまだ足りて無かったのか?
お湯がトロトロしてるし、今なら潤滑剤が無くても指二本くらいなら簡単に飲み込めるんじゃ…。そう思った俺は湯船の中で脚を広げて尻に指を入れてみた。
「っ…!」
ほ、本当に簡単に二本も入った。しかもお湯が熱いから手も熱くなってて、自分の体温じゃないみたいで気持ちいい。
これ、お湯に浸かりながらみつ兄に抱かれたら凄い気持ち良さそうだな。そう思いながら入れられる最大の深さまで指を入れて、中で曲げた。ちょうど気持ちいいところを掠めたけど、もっと太いのでもっと強く擦りたくて仕方ない。
「んっ、はぁっ……!うぅ、たり…っない………!」
「おーい、結構声聞こえんぜ?」
わっ、メリスト!?び、ビックリした!風呂場のドアいつの間に開けてたんだ!?この覗き魔!っていうか声聞こえるくらい大きいの出してたっけ?無意識って怖いな…。
「ったく、お前は発情期の獣か?どこでも盛りやがってよぉ」
「う、うるさいな……」
「ん?この匂い…あぁ、そういうことか。まぁいい、一旦出ろよ。テメェ一人じゃ足りねぇんだろ?」
何が『そういうことか』なのか分かんないけど、メリストの言う通り後ろは俺一人でイクのが大変だ。あの言い方するってことは手伝うつもりなのかもしれないけど、まぁメリストなら甘えてもいっか。
湯船を出て浴室のドアの近くに行った。
「素直すぎねぇ?ま、ちゃんと来たからには手伝ってやんよ。ほら、こっちにケツ向けろ」
「待って、それじゃあ鏡が…」
「そうだな、だからなんだ?」
本当に悪趣味。自分の感じてる時の顔を鏡で見てろって?それは流石に嫌だな。目でも瞑ってるかそっぽ向いていよう。
とりあえず言われた通りに背中を向けて腰を上げた。が、無理矢理四つん這いにされて、俺は思わず鏡に手をついた。
着衣のまま浴室に入ってきたメリスト。手を湯船のお湯で濡らしたと思ったら、お湯を掬って俺の尻の中に少し入れてきた。あ、あっつ……!?何してんの!?
「本当にいい匂いするな、ここの風呂。でもこの匂いってよぉ…エロい花の匂い、なんだよなぁ」
「は……?」
「腸で直接吸収したら、いつまで効果が続くだろうな?」
え、ちょっと待って。エロい花の匂いって何!?浮かべられてた花びらがそういう花ってこと!?しかもお湯にも効果滲み出てるみたいな言い方して、体内に直はダメだろ!
三人部屋だから今夜は何も無いと思ってたんだけど、結局この展開!?
メリストは俺の焦りなんて気にも止めずにトロトロで熱い穴に一気に深くまで二本指を入れた。俺じゃ届かなかったとこに届いて、腰が反るほど気持ちいい。
「テメェのイイトコは…この辺だったか?」
「は、あぁっ……!」
「おいおい防音してねぇのに声でけぇよ」
そうだ、防音の水晶は使ってないから声を抑えないと、風呂場の位置的に隣にいるみつ兄たちに声が聞こえるかもしれない。でも、声を抑えながらって体に力が入るからじわじわと気持ち良くなって頭、変になりそうだ。
「んっ、ふ……」
「お、イイ顔してんじゃねぇか。物足りねぇ、もっと狂うくらい欲しいって貪欲な顔だ。最っ高にそそるな……」
そう言って俺の顔を無理に上げさせたメリスト。鏡に俺の顔が写ってるのなよく見えるが、それ以上に興奮して今にも食らいついてきそうなメリストの顔が見えて酷く興奮する。
このままここで、メリストに犯されんのかな。実際に入れたことは無いけど、かなり立派だったそれを入れて、今しつこく押されてる弱いところにグリグリ押し付けられて、中に熱いの注がれて……
「っあ、ん……っ!ぅぁっ……ッ!」
「なんだ、テメェの顔見て深イキしたのか?ナカめちゃくちゃキッツく締めた上に精子までだらしなく垂らしてよぉ」
「ちがっ、メリスト、怖い目してた…から………、メリストに犯されてるみたいで……」
メリストに犯される妄想してイクとか俺も相当ヤバいよな。でもこいつ、玩具の扱いも凄かったけど普通に上手かったから、本当に抱かれたらどうなるか分からない。
「…なぁ、それ、誘ってんのか?」
「それは、違うけど…」
「はぁー…ガレアンがいるから我慢しようと思ってんのに、頼むからオレの理性消してくれんなよ……」
四つん這いのポーズから変えて床に座り込んだ俺。メリストの方を見ると、メリストは項垂れて息を荒くしていた。しかも股間が盛り上がってるし顔が少し赤いし、本当に俺に興奮してるみたいだ。
「お前、二人きりになったら覚悟しておけよ。今まで耐えてきた分、全部叩きつけてやるからな」
「わ、分かった。その、期待してる……」
「っだからそういうこと言うんじゃねぇって!おら!収まったんなら先上がってろ!」
なんだか必死のメリストに圧倒されて速やかに風呂から出た。あっ、髪の毛洗ってないし体もトロトロのままだ。……仕方ない、体を拭いてどうにかして、後で入り直すか。
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