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春の大陸の最奥へ!
70.花と僕とゲンさんのせい(光流) ❇︎
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残念なことに、こう君と別室で泊まることになってしまった。でも早く寝ちゃえばあっという間に明日になってこう君に会える。
「着替えのレンタルが出来るからしてくるね。君の分も持ってくるから先に風呂に入ってるといいよ」
「ありがとうございます」
ここではパジャマに浴衣が借りれるらしい。ゲンさんは浴衣とタオルを借りに部屋を出た。僕は言われた通りにお風呂に入っちゃおう。
脱衣所で服を脱いで浴室に入ると、甘い良い香りが漂って来た。浴室は木でできていて、湯船には薄いピンクのお湯が張ってある。何より大量に浮かべられた花びら。
……リゾートホテルみたいな場所だって分かってても、どうしてもラブホテルを連想してしまう。甘い匂いもお湯の色も浮かんだ花びらも。そして遅れて気付いたけどお湯も若干のとろみがある。ローション風呂みたいな…あぁもう、僕の頭の中がピンクなんだ…。
シャワーで体を洗ってから湯船に浸かった。少し熱めのお湯がトロトロで肌が潤うのがよく分かる。お風呂から上がったらツルツルピカピカになってそうだ。
でもなんだろう、この甘い匂い。確かにいい匂いで落ち着くんだけど、少しふわふわすると言うか…ちょっといやらしい感じがすると言うか…。
この甘い匂いと体が温まったせいか、何もしてないのに勃ってきちゃった。お湯、汚したら嫌だし一回出て処理しないと。そして早めに上がった方がいいかもしれないな。
一度湯船から出て、薄い木で出来た現代的な風呂桶に湯船のお湯を汲んだ。このお湯、トロトロだから自慰の補助になりそうなんだよな。凄くムラムラして来ちゃったから、抜くだけじゃ収まりそうに無いし…。
お湯を汲んだ桶を鏡の前の台に置いて、手を濡らしてお尻の穴をなぞった。もうヒクヒクしてる…。そのままゆっくりと指を二本入れた。
僕、感じてる時ってどんな顔してるんだろう。知るのは怖いけど、こう君にどんな顔を見られてるのか気になる。お風呂の大きな鏡に手をついて、膝立ちで自慰を始めた。みっともない顔じゃ無いといいけど。
「んっ…!」
あ、声、抑えないと。こんな姿を他の人に見られるのは嫌だな。でも、どうしよう、スイッチ入っちゃったかも。もっと深くまで触りたい、奥までゴリゴリされたい。もっと刺激が欲しい。
一度指を抜き出して、トロトロのお湯を片手で掬った。もう片方の手で穴を広げてそこにお湯を流し込む。あっ、凄くあったかい…。これでもっと滑りは良くなると思うけど、刺激が強くなるかは分からないな。
もう一度指を入れて、腰を高く上げて再開した。ダメだ、気持ちいいけど一番イイところに届かない。刺激が中途半端で、早くイキたいって腰が動いちゃう。どんなに腰を振っても当たらないのに……
「あっ、ん……、うぅ………っ!」
い、イケない……!どうしよう、体から力が抜けるばっかで上手く絶頂できない…!
仕方ないからちんちんも触って一度絶頂しようと鏡から手を退かした。あっ……僕、こんな顔してたんだ。物欲しそうな、淫らな顔。よだれも垂れ流してみっともないけど、こう君はこんな顔を見てどう思ってたんだろう。
「ミツル、着替えとタオル置いておくからね」
「っ!?あっ………!」
ガタンッ、バキッ………!
あ、ど、どうしよう……!ゲンさんの声にビックリして、台から風呂桶を勢いよく落として割っちゃった……!
「っ!凄い音がしたけどどうしたんだい!?」
「そのっ、お、桶を割っちゃって……」
「怪我は無い!?僕の方で破片を回収するから動かないでいて!」
バカやって物を壊しちゃった…。事故とは言え怒られるかな。
うっかりミスに心を痛めてると、ガチャとドアが開く音がした。そう言えばゲンさんが破片を回収するって…い、今はダメ!勃ってるの見られちゃったら恥ずかしくて二度と顔が見れないよ!
「怪我は無い?破片だけ回収してすぐに出るから少し待っててね」
「は、はい……」
不自然かもしれないけど体を桶の反対に向けて座り込んで隠した。ゲンさんはおそらく自前のグローブを着けて破片を回収すると、麻の袋に全部入れて口を握って閉じた。
「破片の回収は終わったけど、気をつけるんだよ、ウッカリさん」
「ご、ごめんなさい……」
「…?どうしたんだい?どこか怪我でもしたのかい?それか体調が……」
ずっと座り込んで蹲る僕に違和感を感じたのか、ゲンさんは近くに来て僕の体を見た。あ……終わった………。
「っ!ご、ごめん!わざとじゃ…いや、気が回らなかったね……」
「うぅ……、へ、変なもの見せちゃって、ごめんなさい………」
「君が謝ることは無いよ。ただの生理現象じゃないか」
ゲンさんはすぐに浴室を出て脱衣所で足を拭いた。
「しばらく来ないから、ゆっくりするといいよ」
そう言って脱衣所からも出たゲンさん。ゆっくりって言っても、出来るわけ無いでしょ……!
すぐにシャワーで体を流して、すぐに体を拭いて着替えた。まだムラムラが収まらないどころか勃ったままだけど、こんな状況で続けられるほど神経図太くないし。
布が持ち上がっちゃうのを少し屈んで誤魔化して、部屋に戻った。
ゲンさんは割っちゃった風呂桶を宿の人に渡しに行ったのか部屋にいない。本当なら割った張本人の僕が行ってキチンと謝るべきなんだろうけど…こんな状態で部屋の外になんて出られないよ。
とにかく落ち着かないと。ベッドで三角座りして髪の毛をしっかりと拭いた。そう言えばちゃんとシャンプーとかしてなかったな。湯船から出たら全部洗おうと思ってたから…。
とりあえず熱っぽさは残りつつも体は落ち着いた。
脱衣所のカゴに濡れたタオルを入れてベッドに座ると、ちょうどゲンさんが部屋に戻って来た。うぅ…分かってたけど顔が見れないよ……。
「あれ、もう上がったのかい?」
「は、はい…その……本当にお見苦しいとこを……」
「そんな気にしないで。男なんだからそう言うこともあるだろう」
ゲンさん、優しい人で良かった。もっと分かりやすく引かれでもしてたら申し訳無さでゆっくり休むことも出来なかった。
お風呂場に桶を置きに行ったゲンさんはそのままお風呂に入ったみたいだ。でも時間的にシャワーだけ。サッと入って終わっちゃったみたいだ。せっかくいいお湯なのに入らないんだな。
「ミツル君、どうやら問題なのは浴槽に浮かべられてた花びらみたいだ」
「え?」
「あの花、女の人にはいい効果しか無いけど男には精力剤になるものだったはず」
そ、そのせい!?ゲンさんはそれに速く気付いたからすぐに出て来たんだ!それじゃあ本当に僕は悪くない…いや、いくら精力が付いたからってお風呂でアナニーした僕が悪い部分もあるかな。
「その…体は大丈夫かい?薬の類いが効きやすい人だと匂いだけでも効果が出ると思うんだけど…」
「だ、大丈夫です!」
まだ熱っぽいけど言えるわけが無いよ!それに僕、匂いを嗅ぐどころかお湯をお尻に入れちゃったし……
「……そう、そっか。君は隠し事が苦手みたいだね」
「っ!」
「恥ずかしがることは無いよ。不慮の事故で生理現象が起きてしまったのなら君は悪く無いのだから」
げ、ゲンさん……?なんでこっちに…なんで、こんな近くに………!?
「大丈夫、処理をするだけだからね」
「え…い、いや、です。やっ、やめて……!」
嘘、嫌っ……!
ベッドに上がって僕を押し倒したゲンさんは、僕の着てる浴衣の帯を解くとそのまま下半身に手を入れてきた。て、抵抗、しなきゃ。こう君と決めたんだから。もう僕の体は他の人に渡すわけには行かないんだから……
なのに、体で抵抗が出来ない。あれ?どうやって抵抗するんだっけ?僕、今まで本気で拒絶したことなんてあったっけ?
「っあ……!」
「大丈夫、体の力を抜いて。すぐに楽になるからね」
「や、いっ…いやっ、ぁっ………!」
ダメ、体が熱を持って気持ちいいことしか分からなくなっちゃう…!こんなのダメ、嫌だ、こう君、こう君……!
なんで僕ってこんななの?今まで簡単に体を売ってたせいで本気で嫌なのが伝えられない。嫌だって思ってても体は反対の反応をして、僕はシーツを掴みながら喘ぐことしか出来ない。
「ぅっ、あ……!はっ、やだ、やだぁ…っ!」
「あれ?お尻がヒクヒクしているね。もしかしてこっちも感じるのかい?」
「ぇ、っあ……!」
そんな、お尻まで…!?お風呂で弄ってたから簡単に指が入っちゃった…!い、嫌だ、気持ちいい、こう君がいいのに、からだ、あつくて……?ダメ、こんなところで負けちゃったら、こう君と決めたルールを破ることになる!そんなの嫌!
「やっ、あ…!っい……、いっちゃ………っ!」
「いいよ、好きに果てるといい」
「っあ、ダ…メ…………っ!」
僕はそのまま抵抗出来ずに前後両方で絶頂した。自分の精液でお腹がベトベトになって、体から力が抜けていく。どうしよう………。
分かってる、ゲンさんは善意でしてくれたんだって。僕が何も知らないばかりに花に当てられたから……え?ち、違う。ゲンさんのこの目、知ってる。僕に欲情してる目だ…!
「ーーーっ!は、離してっ!!」
「っ!」
ゲンさんの頬にビンタをして、解かれた帯を持ってすぐに離れた。汚れたお腹だけティッシュでさっさと拭いて帯を適当に締め直して、すぐにその部屋を飛び出して逃げた。
ごめん、ごめんなさい、こう君……!
「着替えのレンタルが出来るからしてくるね。君の分も持ってくるから先に風呂に入ってるといいよ」
「ありがとうございます」
ここではパジャマに浴衣が借りれるらしい。ゲンさんは浴衣とタオルを借りに部屋を出た。僕は言われた通りにお風呂に入っちゃおう。
脱衣所で服を脱いで浴室に入ると、甘い良い香りが漂って来た。浴室は木でできていて、湯船には薄いピンクのお湯が張ってある。何より大量に浮かべられた花びら。
……リゾートホテルみたいな場所だって分かってても、どうしてもラブホテルを連想してしまう。甘い匂いもお湯の色も浮かんだ花びらも。そして遅れて気付いたけどお湯も若干のとろみがある。ローション風呂みたいな…あぁもう、僕の頭の中がピンクなんだ…。
シャワーで体を洗ってから湯船に浸かった。少し熱めのお湯がトロトロで肌が潤うのがよく分かる。お風呂から上がったらツルツルピカピカになってそうだ。
でもなんだろう、この甘い匂い。確かにいい匂いで落ち着くんだけど、少しふわふわすると言うか…ちょっといやらしい感じがすると言うか…。
この甘い匂いと体が温まったせいか、何もしてないのに勃ってきちゃった。お湯、汚したら嫌だし一回出て処理しないと。そして早めに上がった方がいいかもしれないな。
一度湯船から出て、薄い木で出来た現代的な風呂桶に湯船のお湯を汲んだ。このお湯、トロトロだから自慰の補助になりそうなんだよな。凄くムラムラして来ちゃったから、抜くだけじゃ収まりそうに無いし…。
お湯を汲んだ桶を鏡の前の台に置いて、手を濡らしてお尻の穴をなぞった。もうヒクヒクしてる…。そのままゆっくりと指を二本入れた。
僕、感じてる時ってどんな顔してるんだろう。知るのは怖いけど、こう君にどんな顔を見られてるのか気になる。お風呂の大きな鏡に手をついて、膝立ちで自慰を始めた。みっともない顔じゃ無いといいけど。
「んっ…!」
あ、声、抑えないと。こんな姿を他の人に見られるのは嫌だな。でも、どうしよう、スイッチ入っちゃったかも。もっと深くまで触りたい、奥までゴリゴリされたい。もっと刺激が欲しい。
一度指を抜き出して、トロトロのお湯を片手で掬った。もう片方の手で穴を広げてそこにお湯を流し込む。あっ、凄くあったかい…。これでもっと滑りは良くなると思うけど、刺激が強くなるかは分からないな。
もう一度指を入れて、腰を高く上げて再開した。ダメだ、気持ちいいけど一番イイところに届かない。刺激が中途半端で、早くイキたいって腰が動いちゃう。どんなに腰を振っても当たらないのに……
「あっ、ん……、うぅ………っ!」
い、イケない……!どうしよう、体から力が抜けるばっかで上手く絶頂できない…!
仕方ないからちんちんも触って一度絶頂しようと鏡から手を退かした。あっ……僕、こんな顔してたんだ。物欲しそうな、淫らな顔。よだれも垂れ流してみっともないけど、こう君はこんな顔を見てどう思ってたんだろう。
「ミツル、着替えとタオル置いておくからね」
「っ!?あっ………!」
ガタンッ、バキッ………!
あ、ど、どうしよう……!ゲンさんの声にビックリして、台から風呂桶を勢いよく落として割っちゃった……!
「っ!凄い音がしたけどどうしたんだい!?」
「そのっ、お、桶を割っちゃって……」
「怪我は無い!?僕の方で破片を回収するから動かないでいて!」
バカやって物を壊しちゃった…。事故とは言え怒られるかな。
うっかりミスに心を痛めてると、ガチャとドアが開く音がした。そう言えばゲンさんが破片を回収するって…い、今はダメ!勃ってるの見られちゃったら恥ずかしくて二度と顔が見れないよ!
「怪我は無い?破片だけ回収してすぐに出るから少し待っててね」
「は、はい……」
不自然かもしれないけど体を桶の反対に向けて座り込んで隠した。ゲンさんはおそらく自前のグローブを着けて破片を回収すると、麻の袋に全部入れて口を握って閉じた。
「破片の回収は終わったけど、気をつけるんだよ、ウッカリさん」
「ご、ごめんなさい……」
「…?どうしたんだい?どこか怪我でもしたのかい?それか体調が……」
ずっと座り込んで蹲る僕に違和感を感じたのか、ゲンさんは近くに来て僕の体を見た。あ……終わった………。
「っ!ご、ごめん!わざとじゃ…いや、気が回らなかったね……」
「うぅ……、へ、変なもの見せちゃって、ごめんなさい………」
「君が謝ることは無いよ。ただの生理現象じゃないか」
ゲンさんはすぐに浴室を出て脱衣所で足を拭いた。
「しばらく来ないから、ゆっくりするといいよ」
そう言って脱衣所からも出たゲンさん。ゆっくりって言っても、出来るわけ無いでしょ……!
すぐにシャワーで体を流して、すぐに体を拭いて着替えた。まだムラムラが収まらないどころか勃ったままだけど、こんな状況で続けられるほど神経図太くないし。
布が持ち上がっちゃうのを少し屈んで誤魔化して、部屋に戻った。
ゲンさんは割っちゃった風呂桶を宿の人に渡しに行ったのか部屋にいない。本当なら割った張本人の僕が行ってキチンと謝るべきなんだろうけど…こんな状態で部屋の外になんて出られないよ。
とにかく落ち着かないと。ベッドで三角座りして髪の毛をしっかりと拭いた。そう言えばちゃんとシャンプーとかしてなかったな。湯船から出たら全部洗おうと思ってたから…。
とりあえず熱っぽさは残りつつも体は落ち着いた。
脱衣所のカゴに濡れたタオルを入れてベッドに座ると、ちょうどゲンさんが部屋に戻って来た。うぅ…分かってたけど顔が見れないよ……。
「あれ、もう上がったのかい?」
「は、はい…その……本当にお見苦しいとこを……」
「そんな気にしないで。男なんだからそう言うこともあるだろう」
ゲンさん、優しい人で良かった。もっと分かりやすく引かれでもしてたら申し訳無さでゆっくり休むことも出来なかった。
お風呂場に桶を置きに行ったゲンさんはそのままお風呂に入ったみたいだ。でも時間的にシャワーだけ。サッと入って終わっちゃったみたいだ。せっかくいいお湯なのに入らないんだな。
「ミツル君、どうやら問題なのは浴槽に浮かべられてた花びらみたいだ」
「え?」
「あの花、女の人にはいい効果しか無いけど男には精力剤になるものだったはず」
そ、そのせい!?ゲンさんはそれに速く気付いたからすぐに出て来たんだ!それじゃあ本当に僕は悪くない…いや、いくら精力が付いたからってお風呂でアナニーした僕が悪い部分もあるかな。
「その…体は大丈夫かい?薬の類いが効きやすい人だと匂いだけでも効果が出ると思うんだけど…」
「だ、大丈夫です!」
まだ熱っぽいけど言えるわけが無いよ!それに僕、匂いを嗅ぐどころかお湯をお尻に入れちゃったし……
「……そう、そっか。君は隠し事が苦手みたいだね」
「っ!」
「恥ずかしがることは無いよ。不慮の事故で生理現象が起きてしまったのなら君は悪く無いのだから」
げ、ゲンさん……?なんでこっちに…なんで、こんな近くに………!?
「大丈夫、処理をするだけだからね」
「え…い、いや、です。やっ、やめて……!」
嘘、嫌っ……!
ベッドに上がって僕を押し倒したゲンさんは、僕の着てる浴衣の帯を解くとそのまま下半身に手を入れてきた。て、抵抗、しなきゃ。こう君と決めたんだから。もう僕の体は他の人に渡すわけには行かないんだから……
なのに、体で抵抗が出来ない。あれ?どうやって抵抗するんだっけ?僕、今まで本気で拒絶したことなんてあったっけ?
「っあ……!」
「大丈夫、体の力を抜いて。すぐに楽になるからね」
「や、いっ…いやっ、ぁっ………!」
ダメ、体が熱を持って気持ちいいことしか分からなくなっちゃう…!こんなのダメ、嫌だ、こう君、こう君……!
なんで僕ってこんななの?今まで簡単に体を売ってたせいで本気で嫌なのが伝えられない。嫌だって思ってても体は反対の反応をして、僕はシーツを掴みながら喘ぐことしか出来ない。
「ぅっ、あ……!はっ、やだ、やだぁ…っ!」
「あれ?お尻がヒクヒクしているね。もしかしてこっちも感じるのかい?」
「ぇ、っあ……!」
そんな、お尻まで…!?お風呂で弄ってたから簡単に指が入っちゃった…!い、嫌だ、気持ちいい、こう君がいいのに、からだ、あつくて……?ダメ、こんなところで負けちゃったら、こう君と決めたルールを破ることになる!そんなの嫌!
「やっ、あ…!っい……、いっちゃ………っ!」
「いいよ、好きに果てるといい」
「っあ、ダ…メ…………っ!」
僕はそのまま抵抗出来ずに前後両方で絶頂した。自分の精液でお腹がベトベトになって、体から力が抜けていく。どうしよう………。
分かってる、ゲンさんは善意でしてくれたんだって。僕が何も知らないばかりに花に当てられたから……え?ち、違う。ゲンさんのこの目、知ってる。僕に欲情してる目だ…!
「ーーーっ!は、離してっ!!」
「っ!」
ゲンさんの頬にビンタをして、解かれた帯を持ってすぐに離れた。汚れたお腹だけティッシュでさっさと拭いて帯を適当に締め直して、すぐにその部屋を飛び出して逃げた。
ごめん、ごめんなさい、こう君……!
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