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まじか攫われた!?
36.クスリ、キケン、ダメ、ゼッタイ ❇︎
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メリストに投げつけられたクッションに腰を振る体力も無くなった。気付けば日付は変わり、朝食も運んで貰っていた。……食事を持って来た人、朝からアホみたいに盛ってる俺を見てビックリしてなかったかな。
既に力尽きて動かない体と、どれだけ経っても収まらない熱。苦しくて苦しくて気が付けば泣いていたけど、もう涙も出なくなった。
っていうか、汗と涙と精液がずっと出てたからか、体の水分が足りてないんだろうなっていうのが嫌でも分かる。
もう嫌だ……。誰か、助けて…………
「なんだ、干からびてんな」
「…………」
「声も出なくなったか?」
メリストだ。何しに来たんだろう。こんな情けない姿を晒してる俺を笑いにでも来たのだろうか。もう何でもいい。とにかく苦しい、辛い、何も分からなくなりそうだ…………
「ったく、今回は何も知らねぇから見逃してやるが、次から生意気言えば見捨てるからな」
メリストは水差しからコップに水を注ぎ、それを口に含むと俺に口移しで飲ませた。口に流れ込んできた冷たい水が凄く救いに感じて、馬鹿みたいに美味しい。
もっと飲みたいとメリストの口を舐めて、水滴の一粒まで飲もうとした。
「まだあるから急かすんじゃねぇよ」
「んっ、んく…………」
その調子でコップ二杯分の水を飲み、ようやく少しずつ落ち着きを取り戻し始めた。それでも熱だけは収まらない。
メリストはクッションを取り上げると何かパーツを取り外して、クッションを牢の外に出した。取り外したパーツは俺がちんこを入れてた筒のようだ。中に入っている精液を掻き出すと、棚にあるボトルから筒の中に何か液体を入れた。
その筒を持って俺のところに来ると、メリストは俺の背後に座って、筒を俺のちんこに被せて来た。
「ひっ、あっ、あっ………!」
「一人じゃどうしようもねぇの、分かったろ?これに懲りたら素直でいろよ?」
もう抵抗する力も意思も無い。ただ、やっと与えられた感覚が気持ち良すぎて何も考えられなくなる。筒の上から強く握られ、何度も擦られる感覚はみつ兄とシてる時の感覚を思い出す。
「おら、分かったら返事」
「あっ♡わか、た…、わかった、から……!あっ、イク…!イっ…………!」
筒の先から勢いよく吐き出される精が見える。動けなくなるまで出したはずなのに、それでもまだ大量に出るなんて、やっぱり体がおかしいことになってる。
絶頂の余韻に浸っていると、メリストは間髪入れずに再び筒を動かし始めた。
「ひぁっ……!?うそ、うそ……!いま、イったばっか……!」
「嫌か?止めるか?」
こいつ……やっぱりいい性格してる!今ここで止めれば、さっきまで感じていた地獄に戻るだけ。自分じゃどうにも出来ない事は嫌と言うほど理解したし、これ以上拒めば俺の方が苦しいだけだ。
「やぁっ……」
「それはどっちだ?」
「や、めない…で……!」
「ちゃんと言えるじゃねぇか」
メリストは内股になっていた俺の片足を持ち上げ大きく足を開かせると、筒を動かす速度を速くした。絶頂後にすぐ与えられる刺激は強すぎて、腰がガクガク震えて止まらない。こんなに情けない姿、みつ兄以外に見られたくないのに思考が溶けて全部委ねてしまう。
「イっ、あっ…♡ひぅっ…!もうきちゃ…、すぐっ……!あっ…イ、くぅ………!」
数分も経たずにあっという間に2回目の絶頂を迎えてしまった。もう何度も出してほとんど残っていないのだろう。色の薄い透明な精液がピュッピュと途切れ途切れに吐き出されている。
「はっ、はー……っ!?待っ、なんで、お前の硬く………!」
「あのなぁ、テメェだけヨくなって終わりだと思ってんのか?」
背中に当たる感触。デカい物がグリグリと背中に押し付けられている。
……違う、こんなの俺の意思じゃ無い!みつ兄以外のを欲しがったりしない!あの変な薬のせいだ。昨日飲まされた薬のせいで、中に欲しくて欲しくて仕方ないだけ!全部薬のせいだ!
「こっち向け」
向けなんて命令しておいて無理矢理体の向きを変えさせられた。……と思ったら、メリストの股間近くに顔を押さえつけられた。まぁ、つまりそう言う事…だよな………。
逆らえばロクなことにならないって分かってるし、メリストのズボンのベルトを外して、馬鹿みたいに大きくしてるちんこを取り出した。こんなものを口でシろと………?
混乱と緊張で目が回りそうだけど、逆らうわけにはいかない。逆らえば放置されるか尻に入れられるだろうから。
「んっ、はぁっ…………」
「舌使いは悪くねぇ。が……それじゃあ足りねぇな。つか、命令してねぇのにするなんて、なんだ、飢えてたのか?」
命令してねぇのに、じゃないだろ!どうせさせて来たくせに俺が淫乱みたいな言い方するな!
だいたい、俺の行動も意思も全部薬に影響されてるだけだ。中が疼くのも、他人のもの舐めて俺が感じてるのも全部薬のせい。だから、どれだけ積極的に動いてもそれは薬のせいだから、だから仕方ないよな…………
俺は先端に口付けると、そのまま亀頭を口に含んだ。そのままゆっくりと奥まで咥えたけど、あっという間に喉まで到達して全部は入り切らない。そのまま入る限りで顔を前後に動かしてしゃぶった。
「んっ、んんっ、んっ………!」
「遅ぇ、ちんたらしてる暇ねぇんだよ」
何とか頑張っていたのに、メリストは俺の頭を掴むと乱暴に腰を打ちつけて来た。いやいやいや、これは無理!喉の奥が深すぎるし、顎が外れそう!でもそんな事メリストは気にもしないでずっと動いている。奥に入れられる度におえってなるし、なんでか触っても無い俺のちんこが動きに反応してイキそうになってるし。
「はっ…このまま奥に出すから全部飲め」
「んっ!?ん、んんーっ………!!」
う…そだろ…!まじで無理矢理一番奥に捩じ込んで出してきた……!無理無理っ!飲むどころか吐きそう…!でも、逆らえない恐怖には敵わず、無理矢理飲み込んで吐き気を抑えた。
「んっ、えっ……!げほっ、さいてー……!」
「とか何とか言う割に飲めたじゃねぇか。しかも、触っても無いのにお前こそ出しやがって」
え……、あ、本当に射精てる………。な、なんで……って、薬のせいだろうけど、流石に体、おかしくなりすぎじゃ………。
あ……ダメだ………頭がこんがらがってショートしそう………。
「こんなもんか。今夜、また来るから回復しておけよ」
最後にメリストが言った言葉も頭に入らず、そのまま意識は途切れてしまった。もう、ベッドがぐちゃぐちゃなのも気にならないくらいには疲れたよ…………
既に力尽きて動かない体と、どれだけ経っても収まらない熱。苦しくて苦しくて気が付けば泣いていたけど、もう涙も出なくなった。
っていうか、汗と涙と精液がずっと出てたからか、体の水分が足りてないんだろうなっていうのが嫌でも分かる。
もう嫌だ……。誰か、助けて…………
「なんだ、干からびてんな」
「…………」
「声も出なくなったか?」
メリストだ。何しに来たんだろう。こんな情けない姿を晒してる俺を笑いにでも来たのだろうか。もう何でもいい。とにかく苦しい、辛い、何も分からなくなりそうだ…………
「ったく、今回は何も知らねぇから見逃してやるが、次から生意気言えば見捨てるからな」
メリストは水差しからコップに水を注ぎ、それを口に含むと俺に口移しで飲ませた。口に流れ込んできた冷たい水が凄く救いに感じて、馬鹿みたいに美味しい。
もっと飲みたいとメリストの口を舐めて、水滴の一粒まで飲もうとした。
「まだあるから急かすんじゃねぇよ」
「んっ、んく…………」
その調子でコップ二杯分の水を飲み、ようやく少しずつ落ち着きを取り戻し始めた。それでも熱だけは収まらない。
メリストはクッションを取り上げると何かパーツを取り外して、クッションを牢の外に出した。取り外したパーツは俺がちんこを入れてた筒のようだ。中に入っている精液を掻き出すと、棚にあるボトルから筒の中に何か液体を入れた。
その筒を持って俺のところに来ると、メリストは俺の背後に座って、筒を俺のちんこに被せて来た。
「ひっ、あっ、あっ………!」
「一人じゃどうしようもねぇの、分かったろ?これに懲りたら素直でいろよ?」
もう抵抗する力も意思も無い。ただ、やっと与えられた感覚が気持ち良すぎて何も考えられなくなる。筒の上から強く握られ、何度も擦られる感覚はみつ兄とシてる時の感覚を思い出す。
「おら、分かったら返事」
「あっ♡わか、た…、わかった、から……!あっ、イク…!イっ…………!」
筒の先から勢いよく吐き出される精が見える。動けなくなるまで出したはずなのに、それでもまだ大量に出るなんて、やっぱり体がおかしいことになってる。
絶頂の余韻に浸っていると、メリストは間髪入れずに再び筒を動かし始めた。
「ひぁっ……!?うそ、うそ……!いま、イったばっか……!」
「嫌か?止めるか?」
こいつ……やっぱりいい性格してる!今ここで止めれば、さっきまで感じていた地獄に戻るだけ。自分じゃどうにも出来ない事は嫌と言うほど理解したし、これ以上拒めば俺の方が苦しいだけだ。
「やぁっ……」
「それはどっちだ?」
「や、めない…で……!」
「ちゃんと言えるじゃねぇか」
メリストは内股になっていた俺の片足を持ち上げ大きく足を開かせると、筒を動かす速度を速くした。絶頂後にすぐ与えられる刺激は強すぎて、腰がガクガク震えて止まらない。こんなに情けない姿、みつ兄以外に見られたくないのに思考が溶けて全部委ねてしまう。
「イっ、あっ…♡ひぅっ…!もうきちゃ…、すぐっ……!あっ…イ、くぅ………!」
数分も経たずにあっという間に2回目の絶頂を迎えてしまった。もう何度も出してほとんど残っていないのだろう。色の薄い透明な精液がピュッピュと途切れ途切れに吐き出されている。
「はっ、はー……っ!?待っ、なんで、お前の硬く………!」
「あのなぁ、テメェだけヨくなって終わりだと思ってんのか?」
背中に当たる感触。デカい物がグリグリと背中に押し付けられている。
……違う、こんなの俺の意思じゃ無い!みつ兄以外のを欲しがったりしない!あの変な薬のせいだ。昨日飲まされた薬のせいで、中に欲しくて欲しくて仕方ないだけ!全部薬のせいだ!
「こっち向け」
向けなんて命令しておいて無理矢理体の向きを変えさせられた。……と思ったら、メリストの股間近くに顔を押さえつけられた。まぁ、つまりそう言う事…だよな………。
逆らえばロクなことにならないって分かってるし、メリストのズボンのベルトを外して、馬鹿みたいに大きくしてるちんこを取り出した。こんなものを口でシろと………?
混乱と緊張で目が回りそうだけど、逆らうわけにはいかない。逆らえば放置されるか尻に入れられるだろうから。
「んっ、はぁっ…………」
「舌使いは悪くねぇ。が……それじゃあ足りねぇな。つか、命令してねぇのにするなんて、なんだ、飢えてたのか?」
命令してねぇのに、じゃないだろ!どうせさせて来たくせに俺が淫乱みたいな言い方するな!
だいたい、俺の行動も意思も全部薬に影響されてるだけだ。中が疼くのも、他人のもの舐めて俺が感じてるのも全部薬のせい。だから、どれだけ積極的に動いてもそれは薬のせいだから、だから仕方ないよな…………
俺は先端に口付けると、そのまま亀頭を口に含んだ。そのままゆっくりと奥まで咥えたけど、あっという間に喉まで到達して全部は入り切らない。そのまま入る限りで顔を前後に動かしてしゃぶった。
「んっ、んんっ、んっ………!」
「遅ぇ、ちんたらしてる暇ねぇんだよ」
何とか頑張っていたのに、メリストは俺の頭を掴むと乱暴に腰を打ちつけて来た。いやいやいや、これは無理!喉の奥が深すぎるし、顎が外れそう!でもそんな事メリストは気にもしないでずっと動いている。奥に入れられる度におえってなるし、なんでか触っても無い俺のちんこが動きに反応してイキそうになってるし。
「はっ…このまま奥に出すから全部飲め」
「んっ!?ん、んんーっ………!!」
う…そだろ…!まじで無理矢理一番奥に捩じ込んで出してきた……!無理無理っ!飲むどころか吐きそう…!でも、逆らえない恐怖には敵わず、無理矢理飲み込んで吐き気を抑えた。
「んっ、えっ……!げほっ、さいてー……!」
「とか何とか言う割に飲めたじゃねぇか。しかも、触っても無いのにお前こそ出しやがって」
え……、あ、本当に射精てる………。な、なんで……って、薬のせいだろうけど、流石に体、おかしくなりすぎじゃ………。
あ……ダメだ………頭がこんがらがってショートしそう………。
「こんなもんか。今夜、また来るから回復しておけよ」
最後にメリストが言った言葉も頭に入らず、そのまま意識は途切れてしまった。もう、ベッドがぐちゃぐちゃなのも気にならないくらいには疲れたよ…………
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