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孤児院での生活
23.みつ兄のイジワル ❇︎
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みつ兄の爆弾発言に驚き固まっていると、みつ兄はいそいそとベッドにタオルを引いた。……つまり、そういうことだよな。今日もするんだな。本当に昨夜くらいじゃ満足できてなかったんだ。俺の力不足を感じる。
「こう君、写すの終わったらおいで」
「……もう終わる」
「分かった」
数分もしないで五十音表の書き写しを終えると、みつ兄に誘われるままベッドに向かった。うぅ……緊張する………。
ベッドに座るみつ兄にキスして、舌を絡ませた。今日はみつ兄が舌を深くまで入れてきて、俺の口の中が犯されるような感覚がする。
「こう君、さっき凄いビックリしてたね」
「え?あ、だって……みつ兄が急に変なこと言うから………」
「こう君もお尻で感じられるようにしてあげたいのは変なこと?」
いや、どう考えても変だろ。俺はみつ兄を抱く側で、別に尻で感じる必要なんて無いんだから。……でも、もし、逆転してみつ兄に抱かれたらどんな感じなんだろう。って、俺は今何を考えて……!
「ねぇ、本当は期待してるんでしょ?」
「っしてない!」
「本当に?じゃあさ、今日少しだけ試してみて、ダメそうだったら諦めるよ。その代わり……いけそうだったらすぐに開発して、十八歳になったら兄さんがこう君を抱くね?」
え…最初と言ってたことが違う!え、いや、あの、み、みつ兄?そんな流れるようにズボンと下着を脱がせないで、って、待って急に尻の穴をぬるぬるして来ないで!
俺を待ってる間に潤滑剤を溶かしてたようで、ベッドの端に座るみつ兄に覆い被さったまま穴を触られている。え、まじで入れる気………?
「にぃ、待ってって!」
「ごめんね、待たないよ」
「え、ちょ、ひっ……!」
ゆ、指先が入ってきた…!指一本で苦しい、こんなのよく無いって!って思っても声は出なくて、代わりに喘ぎ声か悲鳴かわからない声が漏れてしまう。そのままゆっくりと深くまで入ってくると、体は震えて何も分からなくなった。
「当たり前だけどキツイね、こう君。指一本でぎゅうぎゅうで、苦しくない?」
「わか、な……っなに、これぇ………」
「ナカ、うねってるのは指を出そうとしてるから?それとも気持ちよくて?」
「ひっ………!」
みつ兄が中で指を曲げると、不思議なゾクゾクが体を走る。あ、嘘、なんで俺、尻を弄られて勃ってんだ……?あれ、体がなんかおかしい。気持ちいい訳じゃ無いのに、なんでこんなに興奮してるんだろう。
「こう君、これだけで勃っちゃったね♡流石は兄さんの弟だ。やっぱり素質があるみたい」
「そんな素質、いらな……っ手、止めてって!」
やばい、なんかおかしい…!尻の中触られてるのに、ちんこが気持ちいいのなんで?ゾクゾクして何かが込み上げてくる。でも足りない。もっと、もっと強い刺激じゃ無いと出せない。勃ちすぎて痛い、苦しい、はやく射精したい……!
「っにぃ、くるしい!おねが、ちんこ触って…!イキたい………!」
「お尻で興奮しちゃってるの認めたら、いっぱいイかせてあげるよ」
「みと、めるからぁ!」
さっきから出したくて出したくて腰がガクガクしてる。もう訳が分からないけど、とにかく今は………!
え?自分で触ればいいのに何でみつ兄に頼んでるのかって?それが…腰抜けてみつ兄にしがみついちゃってるんだよな……。だから自分で触れない。
「ふふっ、いい子だね」
「ひっ、あっ、あぁっ………!」
みつ兄は手で優しく撫でると、そのまま裏筋を舐め上げた。そのまま出口を舌先でぐりぐりと押され、既にギリギリだった俺はそのまま何も言わずに射精した。やっべ、みつ兄の顔と体に掛かってドロドロになっちゃった……!
「みつ兄、ごめ、か、かかっちゃった……」
「いいよ、ちゃんとイけてえらいね♡」
いくら何でも子供扱いしすぎでは。って思ったけど、子供にこんなことしないか。そのままみつ兄に言われるままベッドで仰向けになると、みつ兄はまたちんこを触ってきた。
「ねぇこう君、さっきイった時、ナカでも軽くイってたの気付いた?」
「え………?」
「初めてで気持ちよくなれるなんて、こう君は凄いね♡ご褒美に今日は兄さんが動いてあげる」
そう言って器用にゴムを着け、そのままゆっくりと腰を下ろし始めた。いつの間にみつ兄も解して……本当に慣れすぎだって!俺も妬くぞ!
「んっ…♡全部、挿入った………♡」
「っ…………!」
「あれ、こう君、どおしたの?」
絶対これわざとだーーー!わざとキツく絞めてるって!入れただけで出そうになるのを何とか堪えているけど、少しでも動かれたらすぐに出る気がする。
……それはみつ兄も分かってる。だからこそ、あえて動いたんだろう。つまりどう言うことかって……みつ兄がイタズラに絞めながら動いたせいで一分もしないで出たってこと。
「みつ兄の、ばかっ……!」
「兄さんにバカは酷くない?」
「だって……俺、こんなすぐにイっちゃったら、みつ兄を満足させられない………」
みつ兄は俺の頭を撫でると、一度抜き出してゴムを取り替えた。そしてそのまま何も言わずにもう一度奥まで入れた。
「あっ……!」
「気にしないでいいんだよ、こう君。もちろん兄さんも気持ちよくなりたいけど、今はそれ以上にこう君に気持ちよくなって欲しいんだ。だから、気にしないで空っぽになるまで兄さんでイって♡」
それからの記憶はほとんどない。ただ、頭が真っ白になって記憶が飛ぶくらいみつ兄に尻で抱かれたことしか分からなかった。本当に、どっちが抱いてるのか分からないよ。
「こう君、写すの終わったらおいで」
「……もう終わる」
「分かった」
数分もしないで五十音表の書き写しを終えると、みつ兄に誘われるままベッドに向かった。うぅ……緊張する………。
ベッドに座るみつ兄にキスして、舌を絡ませた。今日はみつ兄が舌を深くまで入れてきて、俺の口の中が犯されるような感覚がする。
「こう君、さっき凄いビックリしてたね」
「え?あ、だって……みつ兄が急に変なこと言うから………」
「こう君もお尻で感じられるようにしてあげたいのは変なこと?」
いや、どう考えても変だろ。俺はみつ兄を抱く側で、別に尻で感じる必要なんて無いんだから。……でも、もし、逆転してみつ兄に抱かれたらどんな感じなんだろう。って、俺は今何を考えて……!
「ねぇ、本当は期待してるんでしょ?」
「っしてない!」
「本当に?じゃあさ、今日少しだけ試してみて、ダメそうだったら諦めるよ。その代わり……いけそうだったらすぐに開発して、十八歳になったら兄さんがこう君を抱くね?」
え…最初と言ってたことが違う!え、いや、あの、み、みつ兄?そんな流れるようにズボンと下着を脱がせないで、って、待って急に尻の穴をぬるぬるして来ないで!
俺を待ってる間に潤滑剤を溶かしてたようで、ベッドの端に座るみつ兄に覆い被さったまま穴を触られている。え、まじで入れる気………?
「にぃ、待ってって!」
「ごめんね、待たないよ」
「え、ちょ、ひっ……!」
ゆ、指先が入ってきた…!指一本で苦しい、こんなのよく無いって!って思っても声は出なくて、代わりに喘ぎ声か悲鳴かわからない声が漏れてしまう。そのままゆっくりと深くまで入ってくると、体は震えて何も分からなくなった。
「当たり前だけどキツイね、こう君。指一本でぎゅうぎゅうで、苦しくない?」
「わか、な……っなに、これぇ………」
「ナカ、うねってるのは指を出そうとしてるから?それとも気持ちよくて?」
「ひっ………!」
みつ兄が中で指を曲げると、不思議なゾクゾクが体を走る。あ、嘘、なんで俺、尻を弄られて勃ってんだ……?あれ、体がなんかおかしい。気持ちいい訳じゃ無いのに、なんでこんなに興奮してるんだろう。
「こう君、これだけで勃っちゃったね♡流石は兄さんの弟だ。やっぱり素質があるみたい」
「そんな素質、いらな……っ手、止めてって!」
やばい、なんかおかしい…!尻の中触られてるのに、ちんこが気持ちいいのなんで?ゾクゾクして何かが込み上げてくる。でも足りない。もっと、もっと強い刺激じゃ無いと出せない。勃ちすぎて痛い、苦しい、はやく射精したい……!
「っにぃ、くるしい!おねが、ちんこ触って…!イキたい………!」
「お尻で興奮しちゃってるの認めたら、いっぱいイかせてあげるよ」
「みと、めるからぁ!」
さっきから出したくて出したくて腰がガクガクしてる。もう訳が分からないけど、とにかく今は………!
え?自分で触ればいいのに何でみつ兄に頼んでるのかって?それが…腰抜けてみつ兄にしがみついちゃってるんだよな……。だから自分で触れない。
「ふふっ、いい子だね」
「ひっ、あっ、あぁっ………!」
みつ兄は手で優しく撫でると、そのまま裏筋を舐め上げた。そのまま出口を舌先でぐりぐりと押され、既にギリギリだった俺はそのまま何も言わずに射精した。やっべ、みつ兄の顔と体に掛かってドロドロになっちゃった……!
「みつ兄、ごめ、か、かかっちゃった……」
「いいよ、ちゃんとイけてえらいね♡」
いくら何でも子供扱いしすぎでは。って思ったけど、子供にこんなことしないか。そのままみつ兄に言われるままベッドで仰向けになると、みつ兄はまたちんこを触ってきた。
「ねぇこう君、さっきイった時、ナカでも軽くイってたの気付いた?」
「え………?」
「初めてで気持ちよくなれるなんて、こう君は凄いね♡ご褒美に今日は兄さんが動いてあげる」
そう言って器用にゴムを着け、そのままゆっくりと腰を下ろし始めた。いつの間にみつ兄も解して……本当に慣れすぎだって!俺も妬くぞ!
「んっ…♡全部、挿入った………♡」
「っ…………!」
「あれ、こう君、どおしたの?」
絶対これわざとだーーー!わざとキツく絞めてるって!入れただけで出そうになるのを何とか堪えているけど、少しでも動かれたらすぐに出る気がする。
……それはみつ兄も分かってる。だからこそ、あえて動いたんだろう。つまりどう言うことかって……みつ兄がイタズラに絞めながら動いたせいで一分もしないで出たってこと。
「みつ兄の、ばかっ……!」
「兄さんにバカは酷くない?」
「だって……俺、こんなすぐにイっちゃったら、みつ兄を満足させられない………」
みつ兄は俺の頭を撫でると、一度抜き出してゴムを取り替えた。そしてそのまま何も言わずにもう一度奥まで入れた。
「あっ……!」
「気にしないでいいんだよ、こう君。もちろん兄さんも気持ちよくなりたいけど、今はそれ以上にこう君に気持ちよくなって欲しいんだ。だから、気にしないで空っぽになるまで兄さんでイって♡」
それからの記憶はほとんどない。ただ、頭が真っ白になって記憶が飛ぶくらいみつ兄に尻で抱かれたことしか分からなかった。本当に、どっちが抱いてるのか分からないよ。
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