召喚され救世主じゃないと言われたが、復讐の旅でなぜか身体を狙われている

輝石玲

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復讐の旅、開始!

32.右手が使えないからって! ❇︎

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 右手を怪我して、使うなと言われたから俺は一日中ヴィンスの世話になった。着替え、食事、風呂……。利き手をボロボロにしたのはマズかったな。かと言って左手であの子供のナイフを止められたとも思えないけど。悪魔なだけあって力強かったからな。


 そして俺もヴィンスも疲れた。本もまともに読めないし、ヴィンスは一人で二人分の生活をするような感じだし。

 なんとか一日を過ごし、ベッドで二人して脱力していた。

「悪いなヴィンス。手間がかかるだろ」
「まーな。だが悪いのはお前じゃ無いだろ?」

 それはどうだろう、一応反撃は出来たからな。ただ、あの状態で反撃すれば、子供の方が怪我をしたはずだ。俺の体は咄嗟に止める方を選んだ。もし反撃するとしたら…ナイフを持ってる腕を掴んでその勢いのまま投げ飛ばしてただろうし。





 そのままボーッとして眠ろうとしたら、ヴィンスが突然俺の首元の匂いを嗅ぎ始めた。え、な、何!?くすぐったい!

「んーー?ヤト、お前この匂い…いや、でもなぁ………」
「な、何…?」
「お前から発情期の匂いがするんだよな…」

 ………は?え、なんで?発情期…繁殖期………あ、最近抜いてないから溜まってるのかも。処理どころじゃ無かったから忘れてた。
 最後に抜いたのっていつだっけ。しばらく野宿だったから…ルカのとこで空っぽにされたのが最後か?じゃあ一週間以上は抜いて無いな!?やっべ、溜め込みすぎると夢精するかもしれないし…でも右手使えないし、左手は慣れてないし………。

「なぁヤト、お前盛ってんのか?」
「え?いや、ただ溜まってるだけだと思う」
「ふぅん…じゃあ手伝ってやろうか?」

 何と無く言う気はした。失言だったか…いや、下着に漏らすよりは良かったか。羞恥心は残るけど、夢精よりはまだマシだし………

「そ、その…頼んでいいか?」
「あぁ。やり方は分かるがやった事はほとんど無いし、良し悪しはちゃんと言えよ」

 うわ、なんて羞恥プレイ。でもそれは経験済み。リットは本当に予備知識もほとんど無かったし、最初から全部教えるよりはマシか。




 全裸でヴィンスの脚の間に座ると腕で腹をガッチリと固定されて、まだ硬くはなってない俺の息子にそっと触れられた。柔く揉みながら少しずつ大きくすると、少しずつ扱き初めてあっという間にガッチガチになった。

「右手に力入れるなよ」
「っお前も、な………」

 同じことを言っても意味が違うって滅多に無いんじゃ無いか?俺は怪我が悪化するから力を入れたらダメで、ヴィンスは局部に触れてるから力を入れたら痛くなるからダメ。
 ただ、ヴィンスは結構上手いな…。やったこと無いんじゃなかったのか?先走りを伸ばして滑りを良くして扱いている。本当に知識はあるらしい。

「ぅっ、はぁ……」
「出そうになったら自分でティッシュ当てろよ」

 あぁ、なるほど。それで俺でも手が届くほど近くにティッシュボックスが置かれてたのか。一応一枚持ってよ。

「…なんだ、もう出そうなのか?」
「ちが、忘れる前に取っておく、だけだ…」

 うーん、上手いけど焦ったい。いや、これくらいが普通か?最近は無理にイカされてばっかだったけど、ジワジワと気持ち良くなる感覚がなんか懐かしく感じる。
 でも…知らない感覚もあるな。扱かれると尻が疼いて欲しくなる。欲しくなる…?何が……?なんでもいい、刺激が欲しくなる………!

「うぅッ…ヴィンス……!」
「どーした」
「し、尻が疼いて……腹、あつい……!」

 欲求不満も重症だな、今すぐ抱かれたくておかしくなりそうだ。ルカめ…開発しすぎて身体がバグったじゃないか!
 でも今はヴィンスは抑制剤が効いてるし……ナカが寂しくてキュウキュウするのに、埋めるものが無い。

「テメェ……はぁ、もっと足開け」

 言われた通りに脚を目一杯広げて、ヴィンスの脚に絡めた。ヴィンスはアイテムボックスからベラの実を取り出すと、それを潰して指先をヌルヌルと擦り付けた。

「すっげぇパクパクしてんな。そんなに食いてぇか?」
「あっ…な、ナカ、欲しいッ……!焦らすなぁ……!」

 そういって強請ると指先をつぷりと入れられた。そのままゆっくり第二関節まで入ると、そのまま前立腺を押された。

「ひぁッ…!?あ、あぁ………ッ!」

 扱かれながら前立腺を押されて、突発的に深く絶頂した。ティッシュで抑えないといけなかったのに、腹に大量の精液がべっとりと掛かってしまった。
 気持ちいい…つま先まで痙攣して、急激な解放感がある。のに、まだ治らない……

「あーあ、続きはちゃんと拭いてからだな」
「んっ………」

 指は抜かれないまま左手で持ったティッシュで腹を拭いた。その間にたまにピクリと動く指で感じることもあるけど、なんとか綺麗に拭いた。

「ヤト、こっち向け」
「ん……んむ、んッ、はっ………」

 キスをしながら指を何度も抜き差しされ、ナカが何度もヒクヒクする。指先が抜けそうになるとキュウっと締め付けて引き留めたり、深くまで入ると勝手に脚が開いて腰が浮く。俺の身体、本当に快楽に正直だな………。
 一度キスを止めて、また扱き始めた。

「今度はちゃんと押さえろよ」
「んっ、がん…っばる………!」

 またナカをぐちぐちと擦られながら扱かれ、熱い手で弱いところを執拗に弄ばれる。その度に息を吐き出すような嬌声を吐き出しては身体で媚びた。
 あ、ダメだ、頭が真っ白になる。ふわふわするのに電撃が走るみたいで、またすぐに………

「…ッあ、ア…!イクっ、出る……ッ!」

 今度はしっかりとティッシュで押さえて、身体の痙攣が治るまで途切れ途切れに射精した。
 ぼやけた視界で余韻に浸っていると、ヴィンスは指を抜き出そうと動かした。絶頂して間も無く刺激を与えられたようで、俺の身体は誤作動を起こすかのように再び反応を見せた。

「はっ、テメェの身体も難儀だなぁ。ま、最後まで付き合ってやっからお前はヨがってろ」

 その後、何回同じことを繰り返したかは分からない。ただ分かったのは、明らかに俺の中の何かが狂ったことと、翌朝に喉が乾燥して痛かったことだけだ。





「ほらよ、水飲め」
「ありがとう…」

 絶頂のし過ぎで疲れて寝落ちた翌朝。ヴィンスが水をくれたおかげで喉は潤ったが、結局汚したベッドもそうだが後始末を全部してもらった罪悪感がある。喉の乾燥以外は特に何も気になる事は無いし…こんな頼りにするのもどうかと思うけどありがたい。

 あれ、ヴィンスさては夜は優しいタイプか……?
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