48 / 73
終わりへ
44.情報交換
しおりを挟む
応接室に移動して、それぞれが席に着いた。
白色が三人、勇者が二人。陛下、団長、ラドンさん、シュウ、俺。
この中でミカが悪魔の国の番人だと知っているのが陛下とラドンさんと俺。人間じゃ無いことを知っているのが団長で、シュウはそもそもミカが人間じゃ無い事を知らなかった。
ラドンさんとシュウには、ミカが過去に団長に天使だと偽った事を教えた。そして団長とシュウには、俺がミカと出会った経緯を教えた。
「……待ってください、ラドンはミカさんが悪魔の国の番人だと知っていたのですか?仇かも知れないのに何故信用をしてるのですか?」
「仇かもじゃ無くて、正真正銘の仇だ。嫁さんを殺した事は事実だし許すことも出来ねぇ。だからと言って敵対する気もねぇ。」
「何故!」
団長の疑問ももっともだ。俺も何故ラドンさんがミカを野放しにしたのか理解していない。『報告のしようが無い』とは言っていたけど、それでもミカの正体を露見すれば仇の妨害くらいは出来るはずだ。
「……じゃあ聞くがヒルメル、お前がその手で葬ってきた悪人を覚えているか?」
「覚えていますよ。」
「なら、葬ったやつの家族や恋人、友人なんかは?」
「分かるわけ無いじゃないですか。」
「だろ?同じ事だ。あいつは自分たちの国の侵入者を葬ってきた。そこには侵入の意図だの侵入者の身内だのは関係無い。役目だから殺した、それだけだ。」
ラドンさんの言葉は心無いように聞こえるが事実だ。団長も、手に掛けた悪党の家族のことなんて考えてはこなかった。国に仕え、悪を滅することに関しては団長とミカは同じだ。反論する資格すら持たない。
「それでも、私は誰かに恨まれる覚悟くらいは持ち合わせていますよ。ミカさんと私が同じなら、ミカさんだって貴方に恨まれて当然だと感じてもおかしくは無いはずなのに……」
「そうだな。事実、あいつが仇だって判明した時に…俺の銃を避けようとしなかった。簡単に死なないのかもしれねぇが、それでも仇打ちを受け入れようとしやがったな。」
「そう言えば、ミカは世界が壊れない限り不死身だって言っていたよ。」
陛下が告げた言葉で、周りは静まり返った。
かなりチートだとは思っていたけど、不死身……?今まで怪我をしても気に留めてすらいなかったのはそう言う事だろうか。
不死身、か。聞こえは良いが、死ぬほどの苦痛を感じても、大切な人が死んでも、たった一人生き延びる。それは本当にいい事だろうか。
「教えてもらったことをそのまま言うと…『魂と体が世界と繋がってるから、その繋がりを断たない限り死ぬことは無い。そしてその繋がりを断ち切れるのは自分か神だけ。』らしい。」
そうか、一応望めば終わることは出来るんだ。でもミカは生きてきた。それが『生きたいから』か、『死にたく無いから』か、あるいはそれ以外かは分からない。
それに、世界との繋がりを断てるのはミカか『神』だけ。その神とミカは面識があるのだろうか。神は、一体どんな人物でどこで何をしているのか。
「陛下、他にも何か聞いていませんか?ミカに関する事、何でもいいです。少しでも……」
「分かってる。私があと教えられるのは、これから起こることの少しだけしか無いけど、ちゃんと教えるよ。」
そして陛下からミカの行動の意味を聞いた。
たった一人で天魔大戦を再開しようとしていた事。天使を滅ぼすまで戦い続ける気である事。人間の被害を少なくする為に各国の王にだけ伝えていた事。
ただ一人で天使を滅ぼすなんて無謀にも感じられる。でも不死身だから可能なのだろう。
…………
不死身だから大丈夫、なんてどうかしてる。何度殺されても天使と戦い続けるという事だろう。もしそれが本当に出来たなら、それは正気では無い。
それでも、俺に止めることは出来ない。
突然ドアがノックされた。
どうやら天使とミカが突然消えたという報告だったみたいだ。何が起きてるのか分からないけど、多分お互いに体制を立て直そうとしてるのかもしれない。
天使……、何の抵抗も無く民間人を巻き込んだ恐ろしい存在。避難誘導の時に少しだけ様子を見たが、大きな魔法を撃ち続ける天使とは反対に、ミカはずっと接近で戦っていた。
あまりにも周りを気にせず戦う天使の姿は、死神と呼ぶべきに感じてしまう。
「ところで少し気になったのですが…、シュウさんはどうして話を聞きに?ミカさんとの交流は無かったと記憶していますが…。」
突然シュウに話を振った団長。俺も気になってはいたが、ただの好奇心や情報が欲しかったのだろうかと自己完結していた。
「その、現状を知りたくて…。タマキとアンナはそれぞれ持ち場から離れられないし僕は大して役にも立てないので、状況を知って二人にも教えようかと思ったんです。」
タマキは地下に避難してる人達の相手をしている。特に混乱している子供たちの相手を上手くしているらしく、彼女が地下に行ったおかげで少しずつ落ち着いてきているそうだ。
アンナは城の防護に回っている。サポート系の魔法が得意な彼女は、城の防御の中心核を担っている。彼女がいなければ既にここも崩壊していたかも知れない。
そんな二人のサポートに回る判断をしたシュウは賢いと思う。何も出来ないからで終わらず、情報収集をするのは正しい判断だと思う。俺ならそんな立ち回りは出来ないだろうな。
「あと……」
他にも理由があるようだが、そこから俯き黙り込んでしまった。
しばらくしてようやく発せられた言葉は、理解するのに時間がかかってしまった。
「イオリさんから知らない、人間じゃ無い気配がしたので気になったんです。」
それは、どう言う事だろうか。
白色が三人、勇者が二人。陛下、団長、ラドンさん、シュウ、俺。
この中でミカが悪魔の国の番人だと知っているのが陛下とラドンさんと俺。人間じゃ無いことを知っているのが団長で、シュウはそもそもミカが人間じゃ無い事を知らなかった。
ラドンさんとシュウには、ミカが過去に団長に天使だと偽った事を教えた。そして団長とシュウには、俺がミカと出会った経緯を教えた。
「……待ってください、ラドンはミカさんが悪魔の国の番人だと知っていたのですか?仇かも知れないのに何故信用をしてるのですか?」
「仇かもじゃ無くて、正真正銘の仇だ。嫁さんを殺した事は事実だし許すことも出来ねぇ。だからと言って敵対する気もねぇ。」
「何故!」
団長の疑問ももっともだ。俺も何故ラドンさんがミカを野放しにしたのか理解していない。『報告のしようが無い』とは言っていたけど、それでもミカの正体を露見すれば仇の妨害くらいは出来るはずだ。
「……じゃあ聞くがヒルメル、お前がその手で葬ってきた悪人を覚えているか?」
「覚えていますよ。」
「なら、葬ったやつの家族や恋人、友人なんかは?」
「分かるわけ無いじゃないですか。」
「だろ?同じ事だ。あいつは自分たちの国の侵入者を葬ってきた。そこには侵入の意図だの侵入者の身内だのは関係無い。役目だから殺した、それだけだ。」
ラドンさんの言葉は心無いように聞こえるが事実だ。団長も、手に掛けた悪党の家族のことなんて考えてはこなかった。国に仕え、悪を滅することに関しては団長とミカは同じだ。反論する資格すら持たない。
「それでも、私は誰かに恨まれる覚悟くらいは持ち合わせていますよ。ミカさんと私が同じなら、ミカさんだって貴方に恨まれて当然だと感じてもおかしくは無いはずなのに……」
「そうだな。事実、あいつが仇だって判明した時に…俺の銃を避けようとしなかった。簡単に死なないのかもしれねぇが、それでも仇打ちを受け入れようとしやがったな。」
「そう言えば、ミカは世界が壊れない限り不死身だって言っていたよ。」
陛下が告げた言葉で、周りは静まり返った。
かなりチートだとは思っていたけど、不死身……?今まで怪我をしても気に留めてすらいなかったのはそう言う事だろうか。
不死身、か。聞こえは良いが、死ぬほどの苦痛を感じても、大切な人が死んでも、たった一人生き延びる。それは本当にいい事だろうか。
「教えてもらったことをそのまま言うと…『魂と体が世界と繋がってるから、その繋がりを断たない限り死ぬことは無い。そしてその繋がりを断ち切れるのは自分か神だけ。』らしい。」
そうか、一応望めば終わることは出来るんだ。でもミカは生きてきた。それが『生きたいから』か、『死にたく無いから』か、あるいはそれ以外かは分からない。
それに、世界との繋がりを断てるのはミカか『神』だけ。その神とミカは面識があるのだろうか。神は、一体どんな人物でどこで何をしているのか。
「陛下、他にも何か聞いていませんか?ミカに関する事、何でもいいです。少しでも……」
「分かってる。私があと教えられるのは、これから起こることの少しだけしか無いけど、ちゃんと教えるよ。」
そして陛下からミカの行動の意味を聞いた。
たった一人で天魔大戦を再開しようとしていた事。天使を滅ぼすまで戦い続ける気である事。人間の被害を少なくする為に各国の王にだけ伝えていた事。
ただ一人で天使を滅ぼすなんて無謀にも感じられる。でも不死身だから可能なのだろう。
…………
不死身だから大丈夫、なんてどうかしてる。何度殺されても天使と戦い続けるという事だろう。もしそれが本当に出来たなら、それは正気では無い。
それでも、俺に止めることは出来ない。
突然ドアがノックされた。
どうやら天使とミカが突然消えたという報告だったみたいだ。何が起きてるのか分からないけど、多分お互いに体制を立て直そうとしてるのかもしれない。
天使……、何の抵抗も無く民間人を巻き込んだ恐ろしい存在。避難誘導の時に少しだけ様子を見たが、大きな魔法を撃ち続ける天使とは反対に、ミカはずっと接近で戦っていた。
あまりにも周りを気にせず戦う天使の姿は、死神と呼ぶべきに感じてしまう。
「ところで少し気になったのですが…、シュウさんはどうして話を聞きに?ミカさんとの交流は無かったと記憶していますが…。」
突然シュウに話を振った団長。俺も気になってはいたが、ただの好奇心や情報が欲しかったのだろうかと自己完結していた。
「その、現状を知りたくて…。タマキとアンナはそれぞれ持ち場から離れられないし僕は大して役にも立てないので、状況を知って二人にも教えようかと思ったんです。」
タマキは地下に避難してる人達の相手をしている。特に混乱している子供たちの相手を上手くしているらしく、彼女が地下に行ったおかげで少しずつ落ち着いてきているそうだ。
アンナは城の防護に回っている。サポート系の魔法が得意な彼女は、城の防御の中心核を担っている。彼女がいなければ既にここも崩壊していたかも知れない。
そんな二人のサポートに回る判断をしたシュウは賢いと思う。何も出来ないからで終わらず、情報収集をするのは正しい判断だと思う。俺ならそんな立ち回りは出来ないだろうな。
「あと……」
他にも理由があるようだが、そこから俯き黙り込んでしまった。
しばらくしてようやく発せられた言葉は、理解するのに時間がかかってしまった。
「イオリさんから知らない、人間じゃ無い気配がしたので気になったんです。」
それは、どう言う事だろうか。
3
あなたにおすすめの小説
あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /チャッピー
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
記憶を失くしたはずの元夫が、どうか自分と結婚してくれと求婚してくるのですが。
鷲井戸リミカ
BL
メルヴィンは夫レスターと結婚し幸せの絶頂にいた。しかしレスターが勇者に選ばれ、魔王討伐の旅に出る。やがて勇者レスターが魔王を討ち取ったものの、メルヴィンは夫が自分と離婚し、聖女との再婚を望んでいると知らされる。
死を望まれたメルヴィンだったが、不思議な魔石の力により脱出に成功する。国境を越え、小さな町で暮らし始めたメルヴィン。ある日、ならず者に絡まれたメルヴィンを助けてくれたのは、元夫だった。なんと彼は記憶を失くしているらしい。
君を幸せにしたいと求婚され、メルヴィンの心は揺れる。しかし、メルヴィンは元夫がとある目的のために自分に近づいたのだと知り、慌てて逃げ出そうとするが……。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
愛を知らない少年たちの番物語。
あゆみん
BL
親から愛されることなく育った不憫な三兄弟が異世界で番に待ち焦がれた獣たちから愛を注がれ、一途な愛に戸惑いながらも幸せになる物語。
*触れ合いシーンは★マークをつけます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる