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新しい生活
124話 悲しい初めて ❇︎
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※R-18です
カーテンの隙間から差し込む月明かりしかない、真っ暗な部屋
僕は、死を覚悟した人に抱かれる
グドに何度もいじられた入り口は、ディンの太い指を簡単に飲み込んだ
「んっ……」
「痛かったり気持ち悪かったらすぐに言えよ」
「大、丈夫…」
何とも言えない罪悪感
本当に僕が気持ちよくなっていいのだろうか
全部、僕のせいなのに……
ディンに優しく触れられる度に涙が込み上げてくる
僕を殺さないといけないのに、傷つけないように優しく触れて解している
口付けも愛撫も、その全てが優しさと愛おしさに溢れている
どれだけ暗い部屋でも、僕の目は鮮明に目の前の情景を映している
「……俺が赤い瞳で良かった。暗くてもミリーの姿がよく見える」
「ディンも……?」
「あぁ、ミリーもか」
ディンが幸せそうに笑う
それだけでも僕は苦しい
でも、それを塗り替えるような快楽を感じてしまう
「んっ…!」
「声、聞かせて」
「あっ、ディン……んっ、ごめ…、きもち、っいいの…ごめんなさ……!」
「気持ちいいならいい。もっと感じて」
ディンの指を3本、難なく受け入れた頃
指が抜かれ、熱と鼓動を感じた
まだ入り口に押し当てているだけだが、どれだけ僕を前に興奮しているのかがよくわかる
「力抜いて、ゆっくり呼吸して」
「んっ……」
「怖いか?大丈夫だ、出来るだけ負担は少なくするからな」
ゆっくりと入ってくるディンを受け入れた
全て入った時、僕は栓が切れたように泣き出した
「どうした、痛かったか?」
「っやだぁ。ディン、死なないでよ……!」
「っ……、泣かないでくれ。俺も、未練がましくなりたくないんだ」
ディンは僕の涙を舐めとった
僕の頭を撫でて優しいキスをしながら、ディンはゆっくりと動き出した
隙間もない程、僕たちは抱きしめ合う
こんなに高い体温が、この時間が終わったら冷たくなる
こんなにうるさい鼓動も止まる
……僕のせいで
「ディン、僕のために抑えなくていいから、好きにしていいから……」
「だめだ。無理をさせる訳には……」
「いいから、お願い……全部受けためたいの………」
痛くてもいい
…痛い方がいい
こんな時まで僕が満たされる訳にはいかない
だからディンを求めた
「……わかった。でも痛かったらすぐに言え。いいな」
「う、ん。…っあ!」
ディンはしっかりと動いた
それでも僕は痛みも無く、僕は嗚咽と嬌声が混ざった小さな声を漏らし続けた
「あっ、ディ…ン……っ!ダメっ…こえ、でちゃ………!」
「そんなに気持ちいいか?可愛いな。……ミリー、好きだ。愛してる」
その後も、ディンはずっと『愛してる』と言い続けた
その度に僕は心の中で謝り続けた
僕は罪悪感で、ディンの想いに応えるなんてできない
ねぇディン、もし出会い方が違ったら、お互いの立場が違ったら…僕たちはちゃんと愛し合えてたかな
カーテンの隙間から差し込む月明かりしかない、真っ暗な部屋
僕は、死を覚悟した人に抱かれる
グドに何度もいじられた入り口は、ディンの太い指を簡単に飲み込んだ
「んっ……」
「痛かったり気持ち悪かったらすぐに言えよ」
「大、丈夫…」
何とも言えない罪悪感
本当に僕が気持ちよくなっていいのだろうか
全部、僕のせいなのに……
ディンに優しく触れられる度に涙が込み上げてくる
僕を殺さないといけないのに、傷つけないように優しく触れて解している
口付けも愛撫も、その全てが優しさと愛おしさに溢れている
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「ディンも……?」
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「んっ…!」
「声、聞かせて」
「あっ、ディン……んっ、ごめ…、きもち、っいいの…ごめんなさ……!」
「気持ちいいならいい。もっと感じて」
ディンの指を3本、難なく受け入れた頃
指が抜かれ、熱と鼓動を感じた
まだ入り口に押し当てているだけだが、どれだけ僕を前に興奮しているのかがよくわかる
「力抜いて、ゆっくり呼吸して」
「んっ……」
「怖いか?大丈夫だ、出来るだけ負担は少なくするからな」
ゆっくりと入ってくるディンを受け入れた
全て入った時、僕は栓が切れたように泣き出した
「どうした、痛かったか?」
「っやだぁ。ディン、死なないでよ……!」
「っ……、泣かないでくれ。俺も、未練がましくなりたくないんだ」
ディンは僕の涙を舐めとった
僕の頭を撫でて優しいキスをしながら、ディンはゆっくりと動き出した
隙間もない程、僕たちは抱きしめ合う
こんなに高い体温が、この時間が終わったら冷たくなる
こんなにうるさい鼓動も止まる
……僕のせいで
「ディン、僕のために抑えなくていいから、好きにしていいから……」
「だめだ。無理をさせる訳には……」
「いいから、お願い……全部受けためたいの………」
痛くてもいい
…痛い方がいい
こんな時まで僕が満たされる訳にはいかない
だからディンを求めた
「……わかった。でも痛かったらすぐに言え。いいな」
「う、ん。…っあ!」
ディンはしっかりと動いた
それでも僕は痛みも無く、僕は嗚咽と嬌声が混ざった小さな声を漏らし続けた
「あっ、ディ…ン……っ!ダメっ…こえ、でちゃ………!」
「そんなに気持ちいいか?可愛いな。……ミリー、好きだ。愛してる」
その後も、ディンはずっと『愛してる』と言い続けた
その度に僕は心の中で謝り続けた
僕は罪悪感で、ディンの想いに応えるなんてできない
ねぇディン、もし出会い方が違ったら、お互いの立場が違ったら…僕たちはちゃんと愛し合えてたかな
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