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第1章 最強の近距離魔導騎士
第10話 転生の儀と不可抗力
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「心配しないで頂戴。記憶はそのままにしてあげるわ。それと離れ離れでも困るから近場に転生してもらうしね。あとはそうそう、言語理解と各種素質はあなた達の今の素質を向上させておくから。まずはあなたからね。」
そう言うと問答無用で綾の魂と思われる光体に触れたフェイルノルド。
何かをつぶやくと光体は更に強く光を放ち、荘厳なる空気をまとう。
「やっぱりあなたは【聖女】の素質を持っていたわね。その力……うん、おそらく【勇者】と引き合うわね。頑張りなさい。」
「勇者?」
彩の疑問に答えることなく、フェイルノルドは呪文を唱える。
ここへ来たときと同じように光の柱に包まれた綾は、光が収まったときには見当たらなかった。
「今のが……転生の義!?」
更に強く興奮度合いを高める伊織。
フェイルノルドでさえタジタジであった。
「次はあなた……ってなにこれ!?あのバカ娘にやるなんて……って、私の世界だと宝の持ち腐れ……仕方ないわね……」
一人で一喜一憂をしていたフェイルノルドは、少し疲れた様子を見せるも気合を入れ直し詠唱を始めた。
「あなたも同じ【大魔導師】の資質によって勇者に引き合わされるわ、頑張ってちょうだいね。」
フェイルノルドが言い終わる頃には伊織の光体も姿を消していた。
そして嫌々ながらと言いたげにゆっくりと振り返るフェイルノルド。
そこには真一の光体が宙に浮いていた。
はぁ~ととてもやる気のないため息を吐くと、真一の光体に触れたフェイルノルド。
その時だった。
真一の光体が激しく光りだしたのだ。
「えっ?!ちょっとなにこれ!?聞いてないわよ!!」
慌てるフェイルノルドに真一は疑問符を浮かべる。
一体何が起きているのかと。
フェイルノルドの慌てように碌でもないことだとは推測できたが、それ以上のことは分からなかった。
「このままじゃまずいわ!!えぇいままよ!!聖域封印第5詠唱!!クレセントバインド!!」
真一の光体の周りにいくつもの魔法陣が形成されていく。
真一は逃げ出すことも叶わず、ただ見守るしかできなかった。
「ちょ!?これでも駄目なの!?もうすぐ仕方ない!!このまま転生しなさい!!」
言うが早いか起こりが早いか。
光の柱が真一を包み込み転生の義は開始されることとなった。
「腹立つわ~!!少しだけ嫌がらせよ!!」
フェイルノルドは怒りとも苛立ちとも取れる表情で何かをつぶやくが、やはり真一には聞き取ることはできなかった。
その後真一の意識は急速に失われ、白い空間から真っ暗な世界へと変わっていったのだった。
「えらい目に合ったわ……」
真一たちが去った真っ白な空間に残されたフェイルノルドは、全身に流れる冷や汗に嫌悪感を抱いた。
フェイルノルドが神へと至ってから幾星霜。
これほどの焦りを感じたことはなかった。
一つの星の主神となるほど格を上げたフェイルノルドでさえも、本当の意味で緊急事態となってしまったのだ。
「まずいわ……あの子に神力の3割を持っていかれた……。絶対主様にバレルじゃない……。仕方ないあの娘の力を借りて……」
「誰の力を借りるって?」
己の爪を齧りながらブツブツと呟いていたフェイルノルド。
あまりのショッキングな事態に周囲への注意が散漫になっていた。
そのためか来訪者に気づいていなかった。
フェイルノルドの白い空間に一人の男性が姿を現した。
背丈はさほど高くはなく、おおよそ160cmくらいだろうか、フェイルノルドと並んでもさほど変わりはしなかった。
その中性的な顔立ちにより女性だと言われたら十人が十人信じてしまいそうなほどであった。
「あ、あ、主様……、何時からここへ?」
焦りすぎて声が上擦るフェイルノルド。
全身から汗が滝のように流れ落ちているのではないかと錯覚するほど、冷や汗を垂らしていた。
「そうだね、君が聖域封印を使った頃からかな?嫌な気配を感じたから見に来てみれば……。また君だったというわけさ。で、なにか言い訳は?」
主様と呼ばれた男性から一気に殺気が巻き起こる。
絶対零度の領域に足を踏み入れたかの如くフェイルノルドの身体は無意識にガタガタと震えだしていた。
「大方、セルスティアとの賭けに負けたね?それで召喚の儀を行ったと。でも変だね?聖域封印なんて使う必要はないはずなんだけど?」
いまだその気迫は衰えることなくフェイルノルドに絡みつく。
言い訳を考えようとするも、思考が全く働かなくなるほど追い詰められていた。
「素直に話そうかフェイルノルド?」
更にさっきは強くなり、自分がすり潰されているのではないかと錯覚してしまう。
「も、申し訳ありません!!」
フェイルノルドはついに観念し、盛大に土下座を敢行した。
「召喚の儀を執り行ったところ、不測の事態が起こり、関係ないものまで召喚してしまいました。やむなく転移から転生に切り替えたところ、最後の一人の転生時に私の神力が何故か引っ張られてしまいました。そのため聖域封印を使用しました!!」
土下座のまま洗いざらい話し終えると、フェイルノルドはやっと殺気から開放された。
あまりの安堵感に失神しそうになるも、神としての矜持か、息も絶え絶えながらなんとか踏みとどまっていた。
「それで君の神力が低下していたんだね。つまりは格が大幅に下がってしまったと……。これは困ったね。」
少し考える素振りを見せた男性は、にやりと笑みを浮かべた。
「よし!!君に今一度修行をおこなてもらおう。内容は……人の世界でやり直せ!!」
怒気の孕んだ声色は、フェイルノルドを絶望に追いやった。
「そうだね、彼の下について今一度世界を見て来るといい。」
フェイルノルドは己の意志とは無関係に光体へと変わり、光の柱の飲み込まれていった。
「今一度ヒトとして頑張りなさい、フェイルノルド……。たしか生前はイザベルだったかな?まぁ、いいか。」
男性の声がかすれゆく中、フェイルノルド空間は静かに閉ざされていった。
そう言うと問答無用で綾の魂と思われる光体に触れたフェイルノルド。
何かをつぶやくと光体は更に強く光を放ち、荘厳なる空気をまとう。
「やっぱりあなたは【聖女】の素質を持っていたわね。その力……うん、おそらく【勇者】と引き合うわね。頑張りなさい。」
「勇者?」
彩の疑問に答えることなく、フェイルノルドは呪文を唱える。
ここへ来たときと同じように光の柱に包まれた綾は、光が収まったときには見当たらなかった。
「今のが……転生の義!?」
更に強く興奮度合いを高める伊織。
フェイルノルドでさえタジタジであった。
「次はあなた……ってなにこれ!?あのバカ娘にやるなんて……って、私の世界だと宝の持ち腐れ……仕方ないわね……」
一人で一喜一憂をしていたフェイルノルドは、少し疲れた様子を見せるも気合を入れ直し詠唱を始めた。
「あなたも同じ【大魔導師】の資質によって勇者に引き合わされるわ、頑張ってちょうだいね。」
フェイルノルドが言い終わる頃には伊織の光体も姿を消していた。
そして嫌々ながらと言いたげにゆっくりと振り返るフェイルノルド。
そこには真一の光体が宙に浮いていた。
はぁ~ととてもやる気のないため息を吐くと、真一の光体に触れたフェイルノルド。
その時だった。
真一の光体が激しく光りだしたのだ。
「えっ?!ちょっとなにこれ!?聞いてないわよ!!」
慌てるフェイルノルドに真一は疑問符を浮かべる。
一体何が起きているのかと。
フェイルノルドの慌てように碌でもないことだとは推測できたが、それ以上のことは分からなかった。
「このままじゃまずいわ!!えぇいままよ!!聖域封印第5詠唱!!クレセントバインド!!」
真一の光体の周りにいくつもの魔法陣が形成されていく。
真一は逃げ出すことも叶わず、ただ見守るしかできなかった。
「ちょ!?これでも駄目なの!?もうすぐ仕方ない!!このまま転生しなさい!!」
言うが早いか起こりが早いか。
光の柱が真一を包み込み転生の義は開始されることとなった。
「腹立つわ~!!少しだけ嫌がらせよ!!」
フェイルノルドは怒りとも苛立ちとも取れる表情で何かをつぶやくが、やはり真一には聞き取ることはできなかった。
その後真一の意識は急速に失われ、白い空間から真っ暗な世界へと変わっていったのだった。
「えらい目に合ったわ……」
真一たちが去った真っ白な空間に残されたフェイルノルドは、全身に流れる冷や汗に嫌悪感を抱いた。
フェイルノルドが神へと至ってから幾星霜。
これほどの焦りを感じたことはなかった。
一つの星の主神となるほど格を上げたフェイルノルドでさえも、本当の意味で緊急事態となってしまったのだ。
「まずいわ……あの子に神力の3割を持っていかれた……。絶対主様にバレルじゃない……。仕方ないあの娘の力を借りて……」
「誰の力を借りるって?」
己の爪を齧りながらブツブツと呟いていたフェイルノルド。
あまりのショッキングな事態に周囲への注意が散漫になっていた。
そのためか来訪者に気づいていなかった。
フェイルノルドの白い空間に一人の男性が姿を現した。
背丈はさほど高くはなく、おおよそ160cmくらいだろうか、フェイルノルドと並んでもさほど変わりはしなかった。
その中性的な顔立ちにより女性だと言われたら十人が十人信じてしまいそうなほどであった。
「あ、あ、主様……、何時からここへ?」
焦りすぎて声が上擦るフェイルノルド。
全身から汗が滝のように流れ落ちているのではないかと錯覚するほど、冷や汗を垂らしていた。
「そうだね、君が聖域封印を使った頃からかな?嫌な気配を感じたから見に来てみれば……。また君だったというわけさ。で、なにか言い訳は?」
主様と呼ばれた男性から一気に殺気が巻き起こる。
絶対零度の領域に足を踏み入れたかの如くフェイルノルドの身体は無意識にガタガタと震えだしていた。
「大方、セルスティアとの賭けに負けたね?それで召喚の儀を行ったと。でも変だね?聖域封印なんて使う必要はないはずなんだけど?」
いまだその気迫は衰えることなくフェイルノルドに絡みつく。
言い訳を考えようとするも、思考が全く働かなくなるほど追い詰められていた。
「素直に話そうかフェイルノルド?」
更にさっきは強くなり、自分がすり潰されているのではないかと錯覚してしまう。
「も、申し訳ありません!!」
フェイルノルドはついに観念し、盛大に土下座を敢行した。
「召喚の儀を執り行ったところ、不測の事態が起こり、関係ないものまで召喚してしまいました。やむなく転移から転生に切り替えたところ、最後の一人の転生時に私の神力が何故か引っ張られてしまいました。そのため聖域封印を使用しました!!」
土下座のまま洗いざらい話し終えると、フェイルノルドはやっと殺気から開放された。
あまりの安堵感に失神しそうになるも、神としての矜持か、息も絶え絶えながらなんとか踏みとどまっていた。
「それで君の神力が低下していたんだね。つまりは格が大幅に下がってしまったと……。これは困ったね。」
少し考える素振りを見せた男性は、にやりと笑みを浮かべた。
「よし!!君に今一度修行をおこなてもらおう。内容は……人の世界でやり直せ!!」
怒気の孕んだ声色は、フェイルノルドを絶望に追いやった。
「そうだね、彼の下について今一度世界を見て来るといい。」
フェイルノルドは己の意志とは無関係に光体へと変わり、光の柱の飲み込まれていった。
「今一度ヒトとして頑張りなさい、フェイルノルド……。たしか生前はイザベルだったかな?まぁ、いいか。」
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