67 / 131
第4章 変革
063 スキル検証と嫌がらせ
しおりを挟む
自称神からの宣言があった翌日、俺はダンジョンへ向かっていた。
今回はソロを選択した。
理由は簡単で、【レベルドレイン】を使ってのレベル上げだからだ。
これについては周りにどんな影響があるかわからないため、ソロアタックを選ばざるを得なかった。
そして今回潜った場所は、自衛隊が管理して、訓練用に使っているダンジョンだ。
出てくるモンスターもさほど強くはないとのことだったが、一般人は入ってこれないことになっている。
「中村殿!!今回は我々がバックアップに回ります。少し離れた場所で待機しておりますので、気にせず行ってください!!」
「ありがとうございます児島一曹。危険がある可能性がありますので、それでお願いします。」
俺は児島一曹から離れた位置でモンスターを狩りだした。
狩るといってもなんてことはない、〝生命を吸い取っているだけ〟なのだから。
最初の実験体はスライムだった。
こいつを普通に倒しても経験値は1しか入らなかった。
じゃあ、レベルドレインだったらどうなるんだ?
「レベルドレイン!!」
俺は右手を前に出し、スライムに向けて叫んだ。
スライムは一瞬ブルリと震えると、徐々に動きが遅くなり、そして黒い靄となり消えていった。
違いはその後だった。
黒い靄は俺に吸い込まれ、そして熱く燃えるように熱く感じた。
今朝の段階の経験値は
レベル :19
EXP : 2758/80863
だった。
じゃあ今は……
レベル :19
EXP : 2768/80863
10増えている。
10倍か?
まだまだ検証が必要だな。
出現するモンスターは訓練施設のダンジョンとあまり変わらないそうだ。
次に出会ったのはゴブリン。
「レベルドレイン!!」
スライムと同じように動きが遅くなる。
こいつは表情がある分、苦しんでいるのが見て取れた。
俺は一瞬シンの事を思い出したて、吐きそうになった。
だが今はそれどころじゃない。
俺は強くならなくてはいけない。
俺が強くなってみんなを守るんだ。
そして最後はスライムと同様に黒い靄となり俺の中に流れ込んでいく。
レベル :19
EXP : 2788/80863
今度は20……
またも10倍。
次だ。
俺は次々とモンスターを平らげていく。
足りない……
足りない……
足りない……!!
もっと……
もっと!!
もっと!!!!
もっと!!!!!!!
「中村さん!!!!!」
!?!?!?!?!
俺はいったい何をしていたんだ?!
いつからおかしくなった!?
何があったんだ⁉
「い、一ノ瀬さん……」
「間に合ったようですね。今スキルからの干渉を遮断しましたので大丈夫です。」
「まさか⁉」
——————
スキル
共通 :世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル2
ユニーク:スキルクリエイター レベル2
スキルアップグレード レベル2
スキルカスタマイズ レベル1
スキルコンバート レベル1
レベルドレイン レベル1
暴食 レベル1
——————
くそ!!やられた!!
「あのクソ神め!!ぜって~ゆるさん!!」
「部下からの緊急連絡を受けて来てみましたが、まさかそうなるとは……」
「まさかクソ神から妨害喰らうとは思いませんでした。」
「やられましたね。」
どうする。
どうする?!
あれ?いけるんじゃないか?
「【スキルコンバート】」
そう宣言すると、いつものように目の前には透明なディスプレイが表示された。
『スキルコンバートの起動を確認。コンバートするスキルを選んでください。』
——————
スキル
共通 :世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル2
ユニーク:スキルクリエイター レベル2
スキルアップグレード レベル2
スキルカスタマイズ レベル1
スキルコンバート レベル1
レベルドレイン レベル1
暴食 レベル1
武器術 :剣 レベル6
盾 レベル6
武術系 :剣術 レベル6
強化系 :身体強化 レベル5
部位強化 レベル8
切断 レベル6
打撃 レベル2
衝撃 レベル2
命中率補正 レベル7
回避速度補正 レベル8
魔法系 :土属性+ レベル5
土属性- レベル2
風魔法+ レベル2
風魔法- レベル2
水魔法+ レベル2
水魔法- レベル2
火魔法+ レベル2
火魔法- レベル5
特殊系 :食材調理 レベル6
——————
そんなの決まってる。
「スキル【暴食】を選択。」
『スキル【暴食】を確認……。完了。次に変更先のスキルを選んでください。』
——————
ユニーク:傲慢
嫉妬
憤怒×
怠惰
強欲×
色欲×
節制
純潔
寛容×
忍耐
勤勉
感謝×
謙虚
特殊系 :取得経験値上昇
必要経験値低下
——————
まじかよ、大罪美徳のオンパレードじゃないか。
どれをとっても地雷以外何物でもないな。
ってあれ?
スキルの脇のバツってなんだ?
確か吉村さんが【強欲】を持ってたはず。
後、自衛隊で確保した【寛容】……
ってことは、バツ印は既にスキルホルダーが居るってことか?!
しかもここ日本以外にもいそうだから困ったな……
俺の邪魔さえしなければいいんだけどな。
それよりもだ、その下の二つのスキル……
俺が欲していたスキルだ。
でもどっちがいいんだ?
いくら考えても分からないものは分からないな。
だったら貰える方を増やしておけば、もしかしたらパーティーメンバーにも影響出るかもしれないし、こっちを選ぼう。
「スキル【取得経験値上昇】を選択。」
『スキル【取得経験値上昇】を選択を確認。受領。獲得しました。』
『コンバートするスキルを選んでください。』
「スキルコンバートを終了。」
終了の宣言と共に、目の前から透明なディスプレイが消えた。
いつ見ても不思議な現象だな。
よし、これで何とかなるかな。
それにしても、真面目に焦った。
「中村さん、どうなりましたか?」
「はい、とりあえず何とかなりました。それと報告があります。スキルコンバーターでスキルを上書きしたんですが、その時見た情報に気になるものがありました。」
俺が見た情報を一ノ瀬さんに伝えると、一ノ瀬さん的にも有益な情報らしく、今後の行動に役立てるそうだ。
スキルホルダーの人が飲み込まれないことを祈ろう。
「では中村さん。私はこれで戻ります。また何かあれば言ってください。」
「何から何までありがとうございます。」
一ノ瀬さんと別れた俺は、今覚えた取得経験値上昇を確認した。
取得経験値上昇:得られる経験値が上昇。上昇率スキルレベル×2%※上限200%。
うん、壊れスキルだ。今のスキルレベルが1だから、上昇率は2%。
レベルを上げていけば、ものすごいことになるんじゃないだろうか……
よし、今あるレベルを全部突っ込もう。
レベル19だから何レベルまで行けるだろうか。
うん、レベル6までは行けるだろうな。
実行っと……
これで良し。
これで12%の上昇率だな。
つまり、俺は今現在レベルドレインとスキル取得経験値上昇の効果で経験値が1.12倍ってことか。
うん、悪くないはずだ。
次のレベル捧げるには7レベルにしないといけないからな……
でもなんとかなるはずだ。
トータルで112もあればいいんだからね。
それから俺はひたすら狩りまくった。
正直また7つの大罪が生まれるんじゃないかとヒヤヒヤしていた。
あれからカイリ達にも会ったが、今はレベルやスキルを上げることを優先させていることを告げ、俺はまたソロで活動を始めた。
カイリ達には悪いことをしてしまったかもしれないな……
でもこれが俺が選んだ道だから、後悔するつもりはない。
そして何度もレベルをループしたおかげで、現在のスキルレベルが20レベルまで上昇させることができた。
経験値は通常で1.4倍。
レベルドレイン時でさらに10倍上乗せ。
これでさらに強くなれる。
俺は今にも増してダンジョンアタックをしていくのであった。
今回はソロを選択した。
理由は簡単で、【レベルドレイン】を使ってのレベル上げだからだ。
これについては周りにどんな影響があるかわからないため、ソロアタックを選ばざるを得なかった。
そして今回潜った場所は、自衛隊が管理して、訓練用に使っているダンジョンだ。
出てくるモンスターもさほど強くはないとのことだったが、一般人は入ってこれないことになっている。
「中村殿!!今回は我々がバックアップに回ります。少し離れた場所で待機しておりますので、気にせず行ってください!!」
「ありがとうございます児島一曹。危険がある可能性がありますので、それでお願いします。」
俺は児島一曹から離れた位置でモンスターを狩りだした。
狩るといってもなんてことはない、〝生命を吸い取っているだけ〟なのだから。
最初の実験体はスライムだった。
こいつを普通に倒しても経験値は1しか入らなかった。
じゃあ、レベルドレインだったらどうなるんだ?
「レベルドレイン!!」
俺は右手を前に出し、スライムに向けて叫んだ。
スライムは一瞬ブルリと震えると、徐々に動きが遅くなり、そして黒い靄となり消えていった。
違いはその後だった。
黒い靄は俺に吸い込まれ、そして熱く燃えるように熱く感じた。
今朝の段階の経験値は
レベル :19
EXP : 2758/80863
だった。
じゃあ今は……
レベル :19
EXP : 2768/80863
10増えている。
10倍か?
まだまだ検証が必要だな。
出現するモンスターは訓練施設のダンジョンとあまり変わらないそうだ。
次に出会ったのはゴブリン。
「レベルドレイン!!」
スライムと同じように動きが遅くなる。
こいつは表情がある分、苦しんでいるのが見て取れた。
俺は一瞬シンの事を思い出したて、吐きそうになった。
だが今はそれどころじゃない。
俺は強くならなくてはいけない。
俺が強くなってみんなを守るんだ。
そして最後はスライムと同様に黒い靄となり俺の中に流れ込んでいく。
レベル :19
EXP : 2788/80863
今度は20……
またも10倍。
次だ。
俺は次々とモンスターを平らげていく。
足りない……
足りない……
足りない……!!
もっと……
もっと!!
もっと!!!!
もっと!!!!!!!
「中村さん!!!!!」
!?!?!?!?!
俺はいったい何をしていたんだ?!
いつからおかしくなった!?
何があったんだ⁉
「い、一ノ瀬さん……」
「間に合ったようですね。今スキルからの干渉を遮断しましたので大丈夫です。」
「まさか⁉」
——————
スキル
共通 :世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル2
ユニーク:スキルクリエイター レベル2
スキルアップグレード レベル2
スキルカスタマイズ レベル1
スキルコンバート レベル1
レベルドレイン レベル1
暴食 レベル1
——————
くそ!!やられた!!
「あのクソ神め!!ぜって~ゆるさん!!」
「部下からの緊急連絡を受けて来てみましたが、まさかそうなるとは……」
「まさかクソ神から妨害喰らうとは思いませんでした。」
「やられましたね。」
どうする。
どうする?!
あれ?いけるんじゃないか?
「【スキルコンバート】」
そう宣言すると、いつものように目の前には透明なディスプレイが表示された。
『スキルコンバートの起動を確認。コンバートするスキルを選んでください。』
——————
スキル
共通 :世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル2
ユニーク:スキルクリエイター レベル2
スキルアップグレード レベル2
スキルカスタマイズ レベル1
スキルコンバート レベル1
レベルドレイン レベル1
暴食 レベル1
武器術 :剣 レベル6
盾 レベル6
武術系 :剣術 レベル6
強化系 :身体強化 レベル5
部位強化 レベル8
切断 レベル6
打撃 レベル2
衝撃 レベル2
命中率補正 レベル7
回避速度補正 レベル8
魔法系 :土属性+ レベル5
土属性- レベル2
風魔法+ レベル2
風魔法- レベル2
水魔法+ レベル2
水魔法- レベル2
火魔法+ レベル2
火魔法- レベル5
特殊系 :食材調理 レベル6
——————
そんなの決まってる。
「スキル【暴食】を選択。」
『スキル【暴食】を確認……。完了。次に変更先のスキルを選んでください。』
——————
ユニーク:傲慢
嫉妬
憤怒×
怠惰
強欲×
色欲×
節制
純潔
寛容×
忍耐
勤勉
感謝×
謙虚
特殊系 :取得経験値上昇
必要経験値低下
——————
まじかよ、大罪美徳のオンパレードじゃないか。
どれをとっても地雷以外何物でもないな。
ってあれ?
スキルの脇のバツってなんだ?
確か吉村さんが【強欲】を持ってたはず。
後、自衛隊で確保した【寛容】……
ってことは、バツ印は既にスキルホルダーが居るってことか?!
しかもここ日本以外にもいそうだから困ったな……
俺の邪魔さえしなければいいんだけどな。
それよりもだ、その下の二つのスキル……
俺が欲していたスキルだ。
でもどっちがいいんだ?
いくら考えても分からないものは分からないな。
だったら貰える方を増やしておけば、もしかしたらパーティーメンバーにも影響出るかもしれないし、こっちを選ぼう。
「スキル【取得経験値上昇】を選択。」
『スキル【取得経験値上昇】を選択を確認。受領。獲得しました。』
『コンバートするスキルを選んでください。』
「スキルコンバートを終了。」
終了の宣言と共に、目の前から透明なディスプレイが消えた。
いつ見ても不思議な現象だな。
よし、これで何とかなるかな。
それにしても、真面目に焦った。
「中村さん、どうなりましたか?」
「はい、とりあえず何とかなりました。それと報告があります。スキルコンバーターでスキルを上書きしたんですが、その時見た情報に気になるものがありました。」
俺が見た情報を一ノ瀬さんに伝えると、一ノ瀬さん的にも有益な情報らしく、今後の行動に役立てるそうだ。
スキルホルダーの人が飲み込まれないことを祈ろう。
「では中村さん。私はこれで戻ります。また何かあれば言ってください。」
「何から何までありがとうございます。」
一ノ瀬さんと別れた俺は、今覚えた取得経験値上昇を確認した。
取得経験値上昇:得られる経験値が上昇。上昇率スキルレベル×2%※上限200%。
うん、壊れスキルだ。今のスキルレベルが1だから、上昇率は2%。
レベルを上げていけば、ものすごいことになるんじゃないだろうか……
よし、今あるレベルを全部突っ込もう。
レベル19だから何レベルまで行けるだろうか。
うん、レベル6までは行けるだろうな。
実行っと……
これで良し。
これで12%の上昇率だな。
つまり、俺は今現在レベルドレインとスキル取得経験値上昇の効果で経験値が1.12倍ってことか。
うん、悪くないはずだ。
次のレベル捧げるには7レベルにしないといけないからな……
でもなんとかなるはずだ。
トータルで112もあればいいんだからね。
それから俺はひたすら狩りまくった。
正直また7つの大罪が生まれるんじゃないかとヒヤヒヤしていた。
あれからカイリ達にも会ったが、今はレベルやスキルを上げることを優先させていることを告げ、俺はまたソロで活動を始めた。
カイリ達には悪いことをしてしまったかもしれないな……
でもこれが俺が選んだ道だから、後悔するつもりはない。
そして何度もレベルをループしたおかげで、現在のスキルレベルが20レベルまで上昇させることができた。
経験値は通常で1.4倍。
レベルドレイン時でさらに10倍上乗せ。
これでさらに強くなれる。
俺は今にも増してダンジョンアタックをしていくのであった。
120
お気に入りに追加
509
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。

固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる