32 / 131
第2章 リベンジ!!
032 余計なお世話
しおりを挟む
谷浦たちが去ってから、改めてスキルについて考えていた。
しかし、いくら考えても結論が出なかった。
やはりスキルについても、一度一ノ瀬さんに相談してアドバイスをもらった方がいいかもしれない。
このまま考え続けても、結論が出ずに終わりそうだから。
そうこうしていると、約束の時間が近づいてきた。
僕は指示された通り、受付の自衛官にブリーフィングルームについての確認を行った。
指定された部屋番号は、〝E-102〟とのことだった。
ちなみに部屋数は結構多かったりする。
建物正面から見て左からA~Eまでの縦割りと、奥行きの00~04まで横割りで、1階に25部屋。
それが5階まであるから、ある意味すごい。
僕が指示されたのはE-102なので1階にある右手奥の部屋になる。
部屋に着くと、すでに一ノ瀬さんがくつろいでいた。
いつもの任務中の一ノ瀬さんと違い、少しゆるりとした印象だった。
「すいません。遅れてしまったようで。」
「問題ありませんよ。私も先ほど来たばかりですから。時間もないのでさっそく話をしましょう。相談というのはなんでしょか?」
「はい、2点ほどありまして。一つは僕自身のスキル・レベルについてです。もう一つは、この前お世話になったカイリさんたちについてです。」
一ノ瀬さんに、僕の現状のスキル構成とレベル・ステータス計画の説明をした。
一ノ瀬さんは少し思案すると、おおむねその通りでいいのでは?と返してきた。
ただし、一つ問題もあるそうで、探索者ランクの上昇はレベル制限が設けられており、レベルは上昇する事が大前提となっている。
つまり、減少するということは想定外だった。
なので、探索者ランクを上げた後、基準以下のレベルになった際に問題が発生する可能性があるそうだ。
なんでも、ダンジョンへの探索依頼等があと一か月くらいで始まるらしく、上位ランク者に優先的に割り当てられるとのこと。
今はまだ低ランクなので問題はないけど、もし上位ランクになってからレベル1にまで下がったら……
最悪、ミスマッチな依頼がやってくる可能性もあるそうだ。
言われてみればその通りで、依頼失敗ならまだしも命を落とす危険性すらある。
一応は拒否権もあるそうだが、立て続けに拒否をするとバツとしてランクダウンになるらしい。
つまり僕の場合、ランクを上げるなら基準以下のレベルにならないように気を付けないといけないらしい。
ものすごく面倒なことになってきた。
結論としては、今はランクアップはせずに今取れるスキルを取って、スキルレベルを上げることを優先することにした。
次にカイリ達の事だ。
彼女たちは僕とパーティーを組みたいといってくれてはいるが、このスキルのせいでそれは難しくなってしまう。
それに、僕のランクが上がらないと彼女たちは上位ダンジョンへ行けず、レベル上げなどが行えないのだ。
僕に付き合って探索をすることは、彼女たちにとってデメリットでしかない。
これについても一ノ瀬さんは同意していた。
そして、彼女たちにあうベスト構成を相談したら、おおむね僕が考えた通りの内容になった。
やはり、現在は魔法重視の構成になっているため、物理系の構成が必須になってくるそうだ。
第5層は属性スライムが多く、その属性の魔法耐性がものすごく高いのだそうだ。
自衛隊は銃火器をメインにしているため、比較的容易に属性スライムを駆逐できているそうだ。
一ノ瀬さんの知り合いで、彼女たちに合いそうな探索者などがいれば教えてほしいと伝えると、了承を得られたがあまりいい顔はしていなかった。
おそらく彼女たちの了承を得られないだろうと。
確かに、いきなり紹介して『さあ組みましょう』は無理があるかもしれない。
とりあえず、女性限定で声をかけてくれるとのことだったので、少し待ってみることにした。
これについては、僕の完全なるお節介でしかない。
彼女たちには死んでほしくない……それが僕の純粋な思いだ。
一ノ瀬さんと世間話を交えていろいろ情報交換を行ったが、基本的には僕の考えで間違っていないと言われた。
そしてやはりここでも念を押すように情報は伏せてほしいとの事だった。
それから一ノ瀬さんは少しの休憩の後、またダンジョンの哨戒に当たるそうなので、ブリーフィングルームで別れた。
僕は少し居残りをして、さっそくスキルを習得することにした。
「スキルクリエイター起動。」
『スキル【スキルクリエイターレベル1】を使用しますか?』
もちろんYESだ。
『作成可能スキルを表示します。』
あれ?前見た時より内容が増えてる?
理由は全くわからないけど……
強化系
≪パッシブスキル≫
属性耐性 :各種四属性への耐性。レベル×2% レベル:7
なんか第5層におあつらえ向きなスキルが来た気がする。
しかもレベル7だから1に戻ってしまうか……
でも、4回繰り返して、レベル上げて……
気が遠くなるな……
でもやるしかないかな。
他にも各種耐性がレベル2で取得。
強化系の打撃・衝撃が1レベルか……
あとは魔法がレベル5。
やれることはいっぱいありそうだ。
早いこと上げまくってヒモ生活から脱出しよう。
それにしても、どれから手を付けるべきか……
それよりもだ、問題としてあるのは時間が限られるってことか。
もういっそのことダンジョン生活するのも一つかもしれないな。
インベントリがあれば物資の持ち込みも可能だろうし、やろうと思えばできなくもない。
階段は今のところ安全地帯だから、休息についても問題ないかもしれない。
食料の調達は……モンスター食?とりあえずフォレストボアは食べれるからできなくもないかな?
なら、食料の事を考えると食材系のダンジョンがベストなのか?
でも、まだ入ったことのない場所はリスクが大きい。
ここのダンジョンはだいぶわかってきたから、安全マージンを取りやすい。
うん、考えれば考えるほど深みにはまっていく。
どうしたものかな。
とりあえず今日はここのダンジョンでスキル取得とレベル上げを繰り返すとしようかな。
あとは、美鈴に食糧系ダンジョについて聞いてみて判断しよう。
よし、まずは攻撃手段を増やそう。
特にカイリがやっていた足止めはソロで潜ってるときはかなり有効に見えた。
なのでまずは魔法系基礎魔法『土属性+』が無難かもしれない。
これでレベルは8→3になる。
残り2レベルを使って強化系≪アクティブ≫スキル『部位強化』を取得しよう。
内容的には任意の体の部位を強化するスキルらしいので、一瞬だけ腕力を上げるとか脚力を上げるとかに使えそうだ。
というわけでさっそく取得をしてみた。
ーーーーーーーーーー
基本情報
氏名 :中村 剣斗
年齢 :35歳
職業 :探索者G
称号 :駆け出し
ステータス
レベル :1
EXP : 0/ 2
HP :100/100
SP : 10/ 10
体力 :100(+5)
力 : 70(+1)
知力 : 25
精神力 : 20
魅力 : 5
幸運 : 20
任意ステータス振り分けポイント残:0
スキル
共通 :世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル1
ユニーク:スキルクリエイター レベル1
スキルアップグレード レベル1
武器術 :剣 レベル1
盾 レベル1
武術系 :剣術 レベル1
強化系 :身体強化 レベル1
部位強化(NEW) レベル1
切断 レベル3
命中率補正 レベル1
回避速度補正 レベル1
魔法系 :土属性+(NEW) レベル1
ーーーーーーーーーー
一気に体が重くなったのを感じた。
数値的にはさほど変わりはないんだけど、ステータス1の重みがこれなんだと思う。
とりあえず、ここから新たなスタートだと認識して強くなろう。
しかし、いくら考えても結論が出なかった。
やはりスキルについても、一度一ノ瀬さんに相談してアドバイスをもらった方がいいかもしれない。
このまま考え続けても、結論が出ずに終わりそうだから。
そうこうしていると、約束の時間が近づいてきた。
僕は指示された通り、受付の自衛官にブリーフィングルームについての確認を行った。
指定された部屋番号は、〝E-102〟とのことだった。
ちなみに部屋数は結構多かったりする。
建物正面から見て左からA~Eまでの縦割りと、奥行きの00~04まで横割りで、1階に25部屋。
それが5階まであるから、ある意味すごい。
僕が指示されたのはE-102なので1階にある右手奥の部屋になる。
部屋に着くと、すでに一ノ瀬さんがくつろいでいた。
いつもの任務中の一ノ瀬さんと違い、少しゆるりとした印象だった。
「すいません。遅れてしまったようで。」
「問題ありませんよ。私も先ほど来たばかりですから。時間もないのでさっそく話をしましょう。相談というのはなんでしょか?」
「はい、2点ほどありまして。一つは僕自身のスキル・レベルについてです。もう一つは、この前お世話になったカイリさんたちについてです。」
一ノ瀬さんに、僕の現状のスキル構成とレベル・ステータス計画の説明をした。
一ノ瀬さんは少し思案すると、おおむねその通りでいいのでは?と返してきた。
ただし、一つ問題もあるそうで、探索者ランクの上昇はレベル制限が設けられており、レベルは上昇する事が大前提となっている。
つまり、減少するということは想定外だった。
なので、探索者ランクを上げた後、基準以下のレベルになった際に問題が発生する可能性があるそうだ。
なんでも、ダンジョンへの探索依頼等があと一か月くらいで始まるらしく、上位ランク者に優先的に割り当てられるとのこと。
今はまだ低ランクなので問題はないけど、もし上位ランクになってからレベル1にまで下がったら……
最悪、ミスマッチな依頼がやってくる可能性もあるそうだ。
言われてみればその通りで、依頼失敗ならまだしも命を落とす危険性すらある。
一応は拒否権もあるそうだが、立て続けに拒否をするとバツとしてランクダウンになるらしい。
つまり僕の場合、ランクを上げるなら基準以下のレベルにならないように気を付けないといけないらしい。
ものすごく面倒なことになってきた。
結論としては、今はランクアップはせずに今取れるスキルを取って、スキルレベルを上げることを優先することにした。
次にカイリ達の事だ。
彼女たちは僕とパーティーを組みたいといってくれてはいるが、このスキルのせいでそれは難しくなってしまう。
それに、僕のランクが上がらないと彼女たちは上位ダンジョンへ行けず、レベル上げなどが行えないのだ。
僕に付き合って探索をすることは、彼女たちにとってデメリットでしかない。
これについても一ノ瀬さんは同意していた。
そして、彼女たちにあうベスト構成を相談したら、おおむね僕が考えた通りの内容になった。
やはり、現在は魔法重視の構成になっているため、物理系の構成が必須になってくるそうだ。
第5層は属性スライムが多く、その属性の魔法耐性がものすごく高いのだそうだ。
自衛隊は銃火器をメインにしているため、比較的容易に属性スライムを駆逐できているそうだ。
一ノ瀬さんの知り合いで、彼女たちに合いそうな探索者などがいれば教えてほしいと伝えると、了承を得られたがあまりいい顔はしていなかった。
おそらく彼女たちの了承を得られないだろうと。
確かに、いきなり紹介して『さあ組みましょう』は無理があるかもしれない。
とりあえず、女性限定で声をかけてくれるとのことだったので、少し待ってみることにした。
これについては、僕の完全なるお節介でしかない。
彼女たちには死んでほしくない……それが僕の純粋な思いだ。
一ノ瀬さんと世間話を交えていろいろ情報交換を行ったが、基本的には僕の考えで間違っていないと言われた。
そしてやはりここでも念を押すように情報は伏せてほしいとの事だった。
それから一ノ瀬さんは少しの休憩の後、またダンジョンの哨戒に当たるそうなので、ブリーフィングルームで別れた。
僕は少し居残りをして、さっそくスキルを習得することにした。
「スキルクリエイター起動。」
『スキル【スキルクリエイターレベル1】を使用しますか?』
もちろんYESだ。
『作成可能スキルを表示します。』
あれ?前見た時より内容が増えてる?
理由は全くわからないけど……
強化系
≪パッシブスキル≫
属性耐性 :各種四属性への耐性。レベル×2% レベル:7
なんか第5層におあつらえ向きなスキルが来た気がする。
しかもレベル7だから1に戻ってしまうか……
でも、4回繰り返して、レベル上げて……
気が遠くなるな……
でもやるしかないかな。
他にも各種耐性がレベル2で取得。
強化系の打撃・衝撃が1レベルか……
あとは魔法がレベル5。
やれることはいっぱいありそうだ。
早いこと上げまくってヒモ生活から脱出しよう。
それにしても、どれから手を付けるべきか……
それよりもだ、問題としてあるのは時間が限られるってことか。
もういっそのことダンジョン生活するのも一つかもしれないな。
インベントリがあれば物資の持ち込みも可能だろうし、やろうと思えばできなくもない。
階段は今のところ安全地帯だから、休息についても問題ないかもしれない。
食料の調達は……モンスター食?とりあえずフォレストボアは食べれるからできなくもないかな?
なら、食料の事を考えると食材系のダンジョンがベストなのか?
でも、まだ入ったことのない場所はリスクが大きい。
ここのダンジョンはだいぶわかってきたから、安全マージンを取りやすい。
うん、考えれば考えるほど深みにはまっていく。
どうしたものかな。
とりあえず今日はここのダンジョンでスキル取得とレベル上げを繰り返すとしようかな。
あとは、美鈴に食糧系ダンジョについて聞いてみて判断しよう。
よし、まずは攻撃手段を増やそう。
特にカイリがやっていた足止めはソロで潜ってるときはかなり有効に見えた。
なのでまずは魔法系基礎魔法『土属性+』が無難かもしれない。
これでレベルは8→3になる。
残り2レベルを使って強化系≪アクティブ≫スキル『部位強化』を取得しよう。
内容的には任意の体の部位を強化するスキルらしいので、一瞬だけ腕力を上げるとか脚力を上げるとかに使えそうだ。
というわけでさっそく取得をしてみた。
ーーーーーーーーーー
基本情報
氏名 :中村 剣斗
年齢 :35歳
職業 :探索者G
称号 :駆け出し
ステータス
レベル :1
EXP : 0/ 2
HP :100/100
SP : 10/ 10
体力 :100(+5)
力 : 70(+1)
知力 : 25
精神力 : 20
魅力 : 5
幸運 : 20
任意ステータス振り分けポイント残:0
スキル
共通 :世界共通言語 レベル無し
インベントリ レベル1
ユニーク:スキルクリエイター レベル1
スキルアップグレード レベル1
武器術 :剣 レベル1
盾 レベル1
武術系 :剣術 レベル1
強化系 :身体強化 レベル1
部位強化(NEW) レベル1
切断 レベル3
命中率補正 レベル1
回避速度補正 レベル1
魔法系 :土属性+(NEW) レベル1
ーーーーーーーーーー
一気に体が重くなったのを感じた。
数値的にはさほど変わりはないんだけど、ステータス1の重みがこれなんだと思う。
とりあえず、ここから新たなスタートだと認識して強くなろう。
159
お気に入りに追加
525
あなたにおすすめの小説
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる