8 / 142
第2章 始まりの物語
第7話 狩猟者(ハンター)
しおりを挟む
男性は慌てたように身を乗り出すと、手にした相棒を乱射する。
乱射してはいるがその精度はかなり高く、的確に機械魔を捉える。
ガキンガキンと音を立てて弾かれる弾丸に、軽く舌打ちをする男性。
「くそ!!かってぇっつうの!!」
悪態をつきながらも、次々とマガジンとカートリッジを交換しながら機械魔との距離を詰めていく。
それにより機械魔の興味はその男性に向いたのだ。
「やっと釣れやがったか!!」
男性は機械魔の釣りに成功した事に安堵した。
そして左腕の装置へ相棒をしまうと同時に、ライフル銃【形式名称:DFR229】を取り出す。
腰だめに構えたかと思うや否や、射出される弾丸。
先程までと打って変わって弾丸は弾かれる事は無く、機械魔を貫通していく。
数発放たれた弾丸は、全て機械魔の各関節へと飲み込まれていった。
「こいつで終わりだ!!」
関節を壊され動きの鈍った機械魔に向けて、男性は片膝をついて狙いを定める。
そして放たれた弾丸は、機械魔の急所とでもいうべき場所……魔石を見事に撃ち抜いた。
徐々にその活動を止める機械魔を、注意深く観察する男性。
そして完全停止を確認すると、その警戒を解いたのだった。
「なんでまた、こんなところにガキが居んだよ……」
男性は、少し離れた場所でこちらを見つめる少年に声をかける。
少年は何があったのか分からず、ただただ震えていた。
よく見れば、全身あざだらけで泥まみれ。
明らかに訳アリに見えた。
「おい!!なんか言ったらどうだ!?」
男性は徐々に苛立ちを顕わにしていく。
男性の剣幕に恐れを覚えたのか、少年はさらに体を縮こまらせていく。
苛立ちの限界に達してようで、男性は深い溜め息をついて煙草を手にする。
シュボッっと言う音と共に、匂い立つ煙草の薫り。
その煙を少年は、じっと見つめていた。
男性は、冗談のつもりで煙草を少年にそっと差し出した。
少年は恐る恐るといった様子で煙草を受け取り、口に咥えると一気に吸い込んだ。
「がはっ!!ゴホッゴホッ!!」
少年は盛大に咳き込み、上手く呼吸が出来ずにいた。
男性はさすがにやり過ぎたと反省したようで、少年の背中をそっとさすってやっていた。
「あぁ~なんだか、その……わりいな……」
男性はそう言いながら、ばつの悪そうな顔を浮かべていたのだった。
——————
リヒテルが森を逃げ惑っていると、突如として銃声が響き渡った。
それは機械魔からの砲撃音ではなく、明らかに銃声だった。
「助かった……のかな……」
安堵と同時に不安が沸き上がる。
本当に味方かわからないからだ。
リヒテルの前で繰り広げられる、激しい銃撃戦。
さっきまでリヒテルを目の敵のように追いかけまわしていた機械魔は、リヒテルに興味をなくしたかのようにその銃声がする方へと走り出した。
「たす……かった……」
リヒテルはその場にへたり込んでしまった。
足場の悪い森の中を、無我夢中で走り回っていたのだ。
まだ7歳になったばかりのリヒテルにとって、それは過酷以外に表現のしようがなかった。
荒れた息を整えながら、銃声がする方へと視線を向ける。
そこには、リヒテルが憧れて止まなかった戦いが繰り広げられていた。
男性狩猟者の戦いだ。
リヒテルは息をするのも忘れるほど、その戦いに見惚れていた。
自分が今まで逃げ回っていた機械魔と、ダンスでもするかのように戦うその姿に、リヒテルは一瞬で心奪われていた。
と、同時にその力が自分に向けられるのではないかという恐怖も感じていた。
そしてとうとう数発の銃声の後、その戦いに終止符が打たれた。
徐々に動きが緩慢になり、動きを止める機械魔。
その戦っていた男性狩猟者は機械魔の完全停止を確認すると、残心を解き戦いの終了を告げた。
「なんでまたこんなところにガキが居んだよ……」
こちらに歩いてきた男性狩猟者は、リヒテルを心配するでもなく悪態をついていた。
リヒテルはその態度に警戒心を顕わにし、怯える体に鞭を打ち立ち上がる。
言葉を発しようとしてもリヒテルの喉から声が出ることは無かった。
その態度に男性狩猟者も徐々にイラつきを増していき、さらに態度を悪化させていた。
リヒテルに去来する思いは〝憧れ〟と〝恐れ〟ただそれだけだった。
そしてリヒテルは決意をする。
自分の人生を決める為の大きな決断を……
「お、おじさん!!僕を……僕を弟子にしてください!!」
リヒテルは、自身の思いの丈をその言葉に託し叫んだ。
それを聞いた男性狩猟者は、顔を引きつらせていた。
自分の言葉が伝わらなかったのかと思い、リヒテルはさらに言葉を重ねる。
「おじさん、狩猟者でしょ?僕は狩猟者になりたいんだ!!だから僕をおじさんの弟子にして!!」
「お、おじ、おじさ、おじさん……」
男性狩猟者は、さらに顔を引きつらせる。
ついに我慢が出来なくなったのか、男性狩猟者は声を大にして話だした。
「俺はおじさんじゃねぇ~っての!!それにだ、坊主は何歳だ?」
「僕は……7歳……」
さらに男性狩猟者の顔が引きつっていく。
気分を落ち着かせる為に煙草に手を伸ばし、プカリと一服をしていた。
何度か煙草を吸いながら気分を落ち着かせた男性狩猟者は、リヒテルに向かってめんどくさそうに説明をし始めた。
「あのな坊主。確かに、7歳過ぎりゃ弟子になる資格を得る事が出来る。ただし、それは適性診断で資格ありと言われた奴だけだ。そして資格ありとなったら、狩猟者連合協同組合の狩猟者養成所で3年基礎勉強をする事になる。坊主が俺に弟子にしてくれって懇願したって事は、適性が無かったって事だろ?それで坊主を弟子にしたら、俺が今度は捕まっちまう。それに、両親にきちんと話をしてないだろ?」
リヒテルは反論する事が出来なかった。
男性狩猟者が言う通り、リヒテルにその資格は無かった。
だからこその懇願であった。
しかし、それも男性狩猟者には通じなかった。
それでも諦め切れないリヒテルは男性狩猟者をじっと見つめていた。
「ダメだったらダメだ。ほら、ゲートまで送ってやる。ついてこい。」
男性狩猟者はそう言うと、右腕の装置を操作して地図アプリを起動する。
しかし何かおかしかったのか、何度も首をひねっていた。
そして何か腑に落ちたのか、リヒテルの方へ向き直りマジマジとその顔を見ていた。
「あぁ~、なるほどな。そう言う事だったか。やっと理解できたぞ。坊主……諦めなければ叶う夢もある。坊主は坊主で今やれる事をやるんだ。それが坊主のこれからの人生を大きく変えていくからな。じゃあ行くぞ。」
男性狩猟者はそう言うと、リヒテルの頭をガシガシとなでつけゲートに向かって歩き始めた。
リヒテルは納得いかない顔でその後を追っていく。
何とも奇妙な光景がそこにあったのだ。
先行く男性狩猟者の顔には何やら笑みがこぼれていた。
それからしばらくすると、行く手に高い壁が見えてくる。
ADWを覆う外壁だ。
そしてその中に大きな鉄の門が姿を現した。
「おい守衛!!どうなってる!!なんでガキがこんなところにいやがんだよ!!」
「そんなはず……は……。なんだって!?」
男性狩猟者はゲートにつくなり、その場にいた守衛に怒鳴り散らす。
ゲートで見張りをしていた男性は、男性狩猟者の言葉に耳を疑った。
自分が見ている段階で子供は入り込んでいなかったはずだからだ。
それなのに男性狩猟者の後ろには確かに少年が立っていた。
「それとな、こっから壁沿いに3kmくらい行った所の外壁に穴が開いてるぞ。ちゃんと補修しとけ。」
「本当ですか!?おい誰か、今の聞いてたな?早速調査してきてくれ!!」
守衛の男性が待機室で寛いでいた別の守衛に声をかけ、現地に向かわせた。
「じゃあ、このガキを頼むぞ。それじゃあな坊主。絶対に無理だけはすんじゃねぇ~ぞ。この業界は自分を大事に出来ねぇ~奴は早死にしちまう。いいな?」
「はい……」
リヒテルは守衛の男性に手を引かれ、門の外へと連れ出されていった。
その間にも何度も何度も後ろを振り返り、男性狩猟者の顔を見つめる。
「頑張れよリヒテル・蒔苗!!」
最後に聞こえた言葉にリヒテルは驚いた。
どうして自分の名前を知っているのかと。
一度も名のったことなど無かったのに……
乱射してはいるがその精度はかなり高く、的確に機械魔を捉える。
ガキンガキンと音を立てて弾かれる弾丸に、軽く舌打ちをする男性。
「くそ!!かってぇっつうの!!」
悪態をつきながらも、次々とマガジンとカートリッジを交換しながら機械魔との距離を詰めていく。
それにより機械魔の興味はその男性に向いたのだ。
「やっと釣れやがったか!!」
男性は機械魔の釣りに成功した事に安堵した。
そして左腕の装置へ相棒をしまうと同時に、ライフル銃【形式名称:DFR229】を取り出す。
腰だめに構えたかと思うや否や、射出される弾丸。
先程までと打って変わって弾丸は弾かれる事は無く、機械魔を貫通していく。
数発放たれた弾丸は、全て機械魔の各関節へと飲み込まれていった。
「こいつで終わりだ!!」
関節を壊され動きの鈍った機械魔に向けて、男性は片膝をついて狙いを定める。
そして放たれた弾丸は、機械魔の急所とでもいうべき場所……魔石を見事に撃ち抜いた。
徐々にその活動を止める機械魔を、注意深く観察する男性。
そして完全停止を確認すると、その警戒を解いたのだった。
「なんでまた、こんなところにガキが居んだよ……」
男性は、少し離れた場所でこちらを見つめる少年に声をかける。
少年は何があったのか分からず、ただただ震えていた。
よく見れば、全身あざだらけで泥まみれ。
明らかに訳アリに見えた。
「おい!!なんか言ったらどうだ!?」
男性は徐々に苛立ちを顕わにしていく。
男性の剣幕に恐れを覚えたのか、少年はさらに体を縮こまらせていく。
苛立ちの限界に達してようで、男性は深い溜め息をついて煙草を手にする。
シュボッっと言う音と共に、匂い立つ煙草の薫り。
その煙を少年は、じっと見つめていた。
男性は、冗談のつもりで煙草を少年にそっと差し出した。
少年は恐る恐るといった様子で煙草を受け取り、口に咥えると一気に吸い込んだ。
「がはっ!!ゴホッゴホッ!!」
少年は盛大に咳き込み、上手く呼吸が出来ずにいた。
男性はさすがにやり過ぎたと反省したようで、少年の背中をそっとさすってやっていた。
「あぁ~なんだか、その……わりいな……」
男性はそう言いながら、ばつの悪そうな顔を浮かべていたのだった。
——————
リヒテルが森を逃げ惑っていると、突如として銃声が響き渡った。
それは機械魔からの砲撃音ではなく、明らかに銃声だった。
「助かった……のかな……」
安堵と同時に不安が沸き上がる。
本当に味方かわからないからだ。
リヒテルの前で繰り広げられる、激しい銃撃戦。
さっきまでリヒテルを目の敵のように追いかけまわしていた機械魔は、リヒテルに興味をなくしたかのようにその銃声がする方へと走り出した。
「たす……かった……」
リヒテルはその場にへたり込んでしまった。
足場の悪い森の中を、無我夢中で走り回っていたのだ。
まだ7歳になったばかりのリヒテルにとって、それは過酷以外に表現のしようがなかった。
荒れた息を整えながら、銃声がする方へと視線を向ける。
そこには、リヒテルが憧れて止まなかった戦いが繰り広げられていた。
男性狩猟者の戦いだ。
リヒテルは息をするのも忘れるほど、その戦いに見惚れていた。
自分が今まで逃げ回っていた機械魔と、ダンスでもするかのように戦うその姿に、リヒテルは一瞬で心奪われていた。
と、同時にその力が自分に向けられるのではないかという恐怖も感じていた。
そしてとうとう数発の銃声の後、その戦いに終止符が打たれた。
徐々に動きが緩慢になり、動きを止める機械魔。
その戦っていた男性狩猟者は機械魔の完全停止を確認すると、残心を解き戦いの終了を告げた。
「なんでまたこんなところにガキが居んだよ……」
こちらに歩いてきた男性狩猟者は、リヒテルを心配するでもなく悪態をついていた。
リヒテルはその態度に警戒心を顕わにし、怯える体に鞭を打ち立ち上がる。
言葉を発しようとしてもリヒテルの喉から声が出ることは無かった。
その態度に男性狩猟者も徐々にイラつきを増していき、さらに態度を悪化させていた。
リヒテルに去来する思いは〝憧れ〟と〝恐れ〟ただそれだけだった。
そしてリヒテルは決意をする。
自分の人生を決める為の大きな決断を……
「お、おじさん!!僕を……僕を弟子にしてください!!」
リヒテルは、自身の思いの丈をその言葉に託し叫んだ。
それを聞いた男性狩猟者は、顔を引きつらせていた。
自分の言葉が伝わらなかったのかと思い、リヒテルはさらに言葉を重ねる。
「おじさん、狩猟者でしょ?僕は狩猟者になりたいんだ!!だから僕をおじさんの弟子にして!!」
「お、おじ、おじさ、おじさん……」
男性狩猟者は、さらに顔を引きつらせる。
ついに我慢が出来なくなったのか、男性狩猟者は声を大にして話だした。
「俺はおじさんじゃねぇ~っての!!それにだ、坊主は何歳だ?」
「僕は……7歳……」
さらに男性狩猟者の顔が引きつっていく。
気分を落ち着かせる為に煙草に手を伸ばし、プカリと一服をしていた。
何度か煙草を吸いながら気分を落ち着かせた男性狩猟者は、リヒテルに向かってめんどくさそうに説明をし始めた。
「あのな坊主。確かに、7歳過ぎりゃ弟子になる資格を得る事が出来る。ただし、それは適性診断で資格ありと言われた奴だけだ。そして資格ありとなったら、狩猟者連合協同組合の狩猟者養成所で3年基礎勉強をする事になる。坊主が俺に弟子にしてくれって懇願したって事は、適性が無かったって事だろ?それで坊主を弟子にしたら、俺が今度は捕まっちまう。それに、両親にきちんと話をしてないだろ?」
リヒテルは反論する事が出来なかった。
男性狩猟者が言う通り、リヒテルにその資格は無かった。
だからこその懇願であった。
しかし、それも男性狩猟者には通じなかった。
それでも諦め切れないリヒテルは男性狩猟者をじっと見つめていた。
「ダメだったらダメだ。ほら、ゲートまで送ってやる。ついてこい。」
男性狩猟者はそう言うと、右腕の装置を操作して地図アプリを起動する。
しかし何かおかしかったのか、何度も首をひねっていた。
そして何か腑に落ちたのか、リヒテルの方へ向き直りマジマジとその顔を見ていた。
「あぁ~、なるほどな。そう言う事だったか。やっと理解できたぞ。坊主……諦めなければ叶う夢もある。坊主は坊主で今やれる事をやるんだ。それが坊主のこれからの人生を大きく変えていくからな。じゃあ行くぞ。」
男性狩猟者はそう言うと、リヒテルの頭をガシガシとなでつけゲートに向かって歩き始めた。
リヒテルは納得いかない顔でその後を追っていく。
何とも奇妙な光景がそこにあったのだ。
先行く男性狩猟者の顔には何やら笑みがこぼれていた。
それからしばらくすると、行く手に高い壁が見えてくる。
ADWを覆う外壁だ。
そしてその中に大きな鉄の門が姿を現した。
「おい守衛!!どうなってる!!なんでガキがこんなところにいやがんだよ!!」
「そんなはず……は……。なんだって!?」
男性狩猟者はゲートにつくなり、その場にいた守衛に怒鳴り散らす。
ゲートで見張りをしていた男性は、男性狩猟者の言葉に耳を疑った。
自分が見ている段階で子供は入り込んでいなかったはずだからだ。
それなのに男性狩猟者の後ろには確かに少年が立っていた。
「それとな、こっから壁沿いに3kmくらい行った所の外壁に穴が開いてるぞ。ちゃんと補修しとけ。」
「本当ですか!?おい誰か、今の聞いてたな?早速調査してきてくれ!!」
守衛の男性が待機室で寛いでいた別の守衛に声をかけ、現地に向かわせた。
「じゃあ、このガキを頼むぞ。それじゃあな坊主。絶対に無理だけはすんじゃねぇ~ぞ。この業界は自分を大事に出来ねぇ~奴は早死にしちまう。いいな?」
「はい……」
リヒテルは守衛の男性に手を引かれ、門の外へと連れ出されていった。
その間にも何度も何度も後ろを振り返り、男性狩猟者の顔を見つめる。
「頑張れよリヒテル・蒔苗!!」
最後に聞こえた言葉にリヒテルは驚いた。
どうして自分の名前を知っているのかと。
一度も名のったことなど無かったのに……
10
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
勇者召喚に巻き込まれたおっさんはウォッシュの魔法(必須:ウィッシュのポーズ)しか使えません。~大川大地と女子高校生と行く気ままな放浪生活~
北きつね
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれた”おっさん”は、すぐにステータスを偽装した。
ろくでもない目的で、勇者召喚をしたのだと考えたからだ。
一緒に召喚された、女子高校生と城を抜け出して、王都を脱出する方法を考える。
ダメだ大人と、理不尽ないじめを受けていた女子高校生は、巻き込まれた勇者召喚で知り合った。二人と名字と名前を持つ猫(聖獣)とのスローライフは、いろいろな人を巻き込んでにぎやかになっていく。
おっさんは、日本に居た時と同じ仕事を行い始める。
女子高校生は、隠したスキルを使って、おっさんの仕事を手伝う(手伝っているつもり)。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめて行います。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/sf.png?id=74527b25be1223de4b35)
日本VS異世界国家! ー政府が、自衛隊が、奮闘する。
スライム小説家
SF
令和5年3月6日、日本国は唐突に異世界へ転移してしまった。
地球の常識がなにもかも通用しない魔法と戦争だらけの異世界で日本国は生き延びていけるのか!?
異世界国家サバイバル、ここに爆誕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる