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中学生活最後の陸上大会で、俺はミスをした。
俺の所属していた陸上部は県大会の常連校だった。
特に男子400mリレーは今年も優勝校だと目されていた。
俺たちもそれを目標に毎日練習を積んでいた。
毎日毎日、0.1秒を詰めるためにバトンパスの練習を続けていた。
そして大会当日……
俺は3番手としてエントリーされていた。
気温も風も絶好の大会日和。
他の種目でもチームメイトたちが好記録を出し、ついに俺たちの番だった。
皆からつながったこのバトン。
何が何でも俺がつなげてやる……そう思っていたんだ。
on your marks……
set……
パン!!
号砲と共にスタートを切る第一走者。
俺たちのチームが2番手……好位置をキープしている。
これならいける!!
そのまま第二走者へ。
まだ逆転できる位置をキープしてる。
これなら!!
俺は何百回と練習したバトンパスでバトンを受け取る。
一歩……一歩と足を前に進める。
すべての時間がスローモーションに見えて、その一歩がもどかしかった。
苦しい……
今すぐ足を止めたい……
そんな弱気が顔をもたげる。
だけで俺の目の前でバトンを待つあいつがいる。
仲間たちの声援が俺の背中をもう一つ押し出してくれる。
届け!!届け!!届け!!
そしてまた何百回と練習したバトンパス。
今まで俺たちは失敗したことは無かった。
一瞬見えた隣のレーン。
俺がトップだった!!
行ける!!頼む!!
次の瞬間、俺の身体から重力が消えた……
強く踏み込んだ足が宙に舞う。
そして一拍遅れてくる身体への痛み。
俺の身体はタータンのグラウンドへ倒れ込んでいた。
一瞬何が起ったのか分からなかった。
顔を上げると俺の目の前に渡されなかったバトンが転がっていた。
俺はバトンを渡せなかった……
「もうこれ以上は続けられない……」
あれからどれくらいたったのか。
俺は高校受験を経て普通科の高校へ進学した。
部活推薦も先生から勧められたが、それはそれを蹴って普通受験を受けた。
推薦を受けるなんて俺には考えられなかったから。
そんな資格なんて俺にはなかったから。
「何言ってるのよ……これからだってまだ走り続けられるじゃない⁈」
幼馴染の涼音は何度も俺に陸上部への復帰を訴えてきた。
俺はそれを毎回断っている。
別に涼音が嫌いなわけじゃないんだ……
だけど……
「違うんだ……あれからずっと夢に見るんだ……バトンが……バトンが渡せないんだ……」
「え……」
夜になり夢を見るたびにあの時の光景が思い出される。
何度も何度も繰り返されるあの夢。
忘れたくても忘れられないチームメイトの顔。
そのたびに俺は後悔の念に囚われる。
だから俺は陸上から遠ざかった。
少しでも忘れたくて。
「だから俺にかまうなよ。こんなところで油売ってると、先輩にどやされるぞ?」
涼音は中学時代から陸上部のマネージャーをしていた。
その時の先輩も同じ高校だったこともあり、高校でも陸上部のマネージャーをしていた。
「その先輩に頼まれたのよ。圭太がすごい選手だって美香先輩も知ってるから。」
「じゃあ、その期待には答えられそうもないな。ごめん。」
涼音が何か言いかけていたけど、これ以上話を聞いても意味がなかった。
だって俺はもう陸上を続けられないから。
「いってきます。」
俺の毎日の日課。
学校が終わって昼と夜が入れ替わる時間。
履きなれたランニングシューズの紐をきつく縛る。
「圭太、あまり遅くならないようにね。」
「分かってるって。」
台所から母さんの声が聞こえてきた。
俺が陸上を辞めたことを両親は咎めることは無かった。
あのバトンパスの失敗を両親たちは見ていた。
だから普通受験をするって話をしたときも、特に何も言わなかった。
それから俺はいつものランニングコースを周回する。
1周約5キロを2周する。
その後簡単なトレーニングをするんだけど……
「俺……何やってんだろうな……」
インターバル中につい、声が漏れてしまった。
本当に何やってるんだって思う。
もうこんなトレーニングなんてする必要が無いのに。
中学3年で染みついた習慣って本当怖いな。
「ほんと何やってんだよ圭太。」
「泉……なんでお前がいるんだよ。」
突然聞こえてきた親友の声。
そして俺の心残りでもある人物。
泉がランニング中だったのか、軽く汗をぬぐいながら俺のそばにやってくる。
「ん?そりゃ涼音に話聞いたからだろ?お前陸上本当にやらないのか?」
「あぁ、俺にはもう無理だから。」
泉はランニングポーチから取り出したボトルで水分を補給してた。
いつ見ても泉は男前だと思う。
高校入ってから軽く髪を伸ばしているけど、もともとアメリカと日本のハーフだったこともあって、その金髪がよく似合ってる。
小学校の時はそれが原因でいじめにあっていたけど、俺と涼音がいつも一緒にいたっけ。
泉は俺の答えを聞くと、何か考えるように少しうなり、俺に視線を合わせてきた。
「じゃあ、涼音は俺がもらっても良いか?」
「なんでそうなるんだよ。」
泉の急な話に俺の心臓が破裂寸前まで高鳴る。
高速で脈打つ心臓が、今にも壊れてしまうんじゃないかって思えた。
ぶすくれた俺は、憮然とした態度で泉を睨みつける。
「だって俺ずっと涼音が好きだったから。うじうじしている圭太より俺の方が良いだろ?」
俺の睨みなんて気にしていないように、飄々とした態度を崩さない泉。
確かに今の俺は涼音にふさわしくない。
だからと言って泉に……
「良いも悪いも、涼音が決める事だろう?」
そんな思いを無視するように、俺の口から洩れた言葉はかっこつけた答えだった。
俺が言いたいのはこんな言葉じゃないのに。
「それ、本気で言ってるのか圭太。」
泉の表情が一気に曇る。
俺を蔑むように、寂し気に。
そして次の瞬間俺に襲てきた激しい痛み。
「なにすんだよ!!」
俺の左のほほが激しく痛む。
泉が俺の胸倉をつかみ、思いっきり左頬をぶん殴ってきた。
今まで泉とこんなことになったことは無かった。
違う……俺は泉から逃げてたんだ……ずっと……
「圭太……俺はお前を本気で尊敬してたんだぞ?お前があのバトン練習をどれだけ必死にやっていたかだって知ってる。呆れるくらい練習して、0.1秒詰めようと必死になってたのを知ってる。だから俺はあの時バトンを受け取りたかった。」
泉の言葉が俺の心を激しく殴りつける。
泉の瞳から流れるのは汗なのか涙なのか……俺には分からない。
だけどその気持ちが本気だってことくらいは分かった。
そうか……泉も同じだったんだ……
俺だけじゃなかったんだ……
ごめん泉……
「そんなの俺だって同じに決まってるだろ!!あの時……お前にバトンをつなぎたかった!!そして優勝して涼音に告白するつもりだった!!だけど……だけど出来なかった!!あんな状態で、いえるわけないだろ!!」
俺は堰を切ったように吠えた。
いままでずっと蓋をしてきた思い。
とめどなくあふれる感情が、どんどん爆発していくのを感じた。
「だってよ……涼音……」
「え?」
泉は俺の答えに納得したように、さっきまでの怒りの表情は形を潜めた。
そこには悪戯が成功したというような、笑みが浮かんでた。
そして泉が向けた視線の先にいたのは涼音だった。
俺から漏れた声はきっと間抜けな声だったんだろうな。
「にしてもお前の顔硬すぎ。手がマジでいてぇ~よ。これは貸しだからな圭太。お前のバトン……必ず俺に届かせろよ!!」
泉はそう言うと右手をさすりながら、この場を後にしていった。
泉なりの俺へのバトンパスだったんだろうな。
だった俺も……繋げないとな。
「ごめん圭太……本当に陸上に戻ってほしくて……」
「謝るのは俺の方だ。ごめん涼音……もう逃げないから……だから……」
今日も風は微風、天気は良好。
うん、大会日和で何よりだ。
on your marks……
set……
パン!!
俺の所属していた陸上部は県大会の常連校だった。
特に男子400mリレーは今年も優勝校だと目されていた。
俺たちもそれを目標に毎日練習を積んでいた。
毎日毎日、0.1秒を詰めるためにバトンパスの練習を続けていた。
そして大会当日……
俺は3番手としてエントリーされていた。
気温も風も絶好の大会日和。
他の種目でもチームメイトたちが好記録を出し、ついに俺たちの番だった。
皆からつながったこのバトン。
何が何でも俺がつなげてやる……そう思っていたんだ。
on your marks……
set……
パン!!
号砲と共にスタートを切る第一走者。
俺たちのチームが2番手……好位置をキープしている。
これならいける!!
そのまま第二走者へ。
まだ逆転できる位置をキープしてる。
これなら!!
俺は何百回と練習したバトンパスでバトンを受け取る。
一歩……一歩と足を前に進める。
すべての時間がスローモーションに見えて、その一歩がもどかしかった。
苦しい……
今すぐ足を止めたい……
そんな弱気が顔をもたげる。
だけで俺の目の前でバトンを待つあいつがいる。
仲間たちの声援が俺の背中をもう一つ押し出してくれる。
届け!!届け!!届け!!
そしてまた何百回と練習したバトンパス。
今まで俺たちは失敗したことは無かった。
一瞬見えた隣のレーン。
俺がトップだった!!
行ける!!頼む!!
次の瞬間、俺の身体から重力が消えた……
強く踏み込んだ足が宙に舞う。
そして一拍遅れてくる身体への痛み。
俺の身体はタータンのグラウンドへ倒れ込んでいた。
一瞬何が起ったのか分からなかった。
顔を上げると俺の目の前に渡されなかったバトンが転がっていた。
俺はバトンを渡せなかった……
「もうこれ以上は続けられない……」
あれからどれくらいたったのか。
俺は高校受験を経て普通科の高校へ進学した。
部活推薦も先生から勧められたが、それはそれを蹴って普通受験を受けた。
推薦を受けるなんて俺には考えられなかったから。
そんな資格なんて俺にはなかったから。
「何言ってるのよ……これからだってまだ走り続けられるじゃない⁈」
幼馴染の涼音は何度も俺に陸上部への復帰を訴えてきた。
俺はそれを毎回断っている。
別に涼音が嫌いなわけじゃないんだ……
だけど……
「違うんだ……あれからずっと夢に見るんだ……バトンが……バトンが渡せないんだ……」
「え……」
夜になり夢を見るたびにあの時の光景が思い出される。
何度も何度も繰り返されるあの夢。
忘れたくても忘れられないチームメイトの顔。
そのたびに俺は後悔の念に囚われる。
だから俺は陸上から遠ざかった。
少しでも忘れたくて。
「だから俺にかまうなよ。こんなところで油売ってると、先輩にどやされるぞ?」
涼音は中学時代から陸上部のマネージャーをしていた。
その時の先輩も同じ高校だったこともあり、高校でも陸上部のマネージャーをしていた。
「その先輩に頼まれたのよ。圭太がすごい選手だって美香先輩も知ってるから。」
「じゃあ、その期待には答えられそうもないな。ごめん。」
涼音が何か言いかけていたけど、これ以上話を聞いても意味がなかった。
だって俺はもう陸上を続けられないから。
「いってきます。」
俺の毎日の日課。
学校が終わって昼と夜が入れ替わる時間。
履きなれたランニングシューズの紐をきつく縛る。
「圭太、あまり遅くならないようにね。」
「分かってるって。」
台所から母さんの声が聞こえてきた。
俺が陸上を辞めたことを両親は咎めることは無かった。
あのバトンパスの失敗を両親たちは見ていた。
だから普通受験をするって話をしたときも、特に何も言わなかった。
それから俺はいつものランニングコースを周回する。
1周約5キロを2周する。
その後簡単なトレーニングをするんだけど……
「俺……何やってんだろうな……」
インターバル中につい、声が漏れてしまった。
本当に何やってるんだって思う。
もうこんなトレーニングなんてする必要が無いのに。
中学3年で染みついた習慣って本当怖いな。
「ほんと何やってんだよ圭太。」
「泉……なんでお前がいるんだよ。」
突然聞こえてきた親友の声。
そして俺の心残りでもある人物。
泉がランニング中だったのか、軽く汗をぬぐいながら俺のそばにやってくる。
「ん?そりゃ涼音に話聞いたからだろ?お前陸上本当にやらないのか?」
「あぁ、俺にはもう無理だから。」
泉はランニングポーチから取り出したボトルで水分を補給してた。
いつ見ても泉は男前だと思う。
高校入ってから軽く髪を伸ばしているけど、もともとアメリカと日本のハーフだったこともあって、その金髪がよく似合ってる。
小学校の時はそれが原因でいじめにあっていたけど、俺と涼音がいつも一緒にいたっけ。
泉は俺の答えを聞くと、何か考えるように少しうなり、俺に視線を合わせてきた。
「じゃあ、涼音は俺がもらっても良いか?」
「なんでそうなるんだよ。」
泉の急な話に俺の心臓が破裂寸前まで高鳴る。
高速で脈打つ心臓が、今にも壊れてしまうんじゃないかって思えた。
ぶすくれた俺は、憮然とした態度で泉を睨みつける。
「だって俺ずっと涼音が好きだったから。うじうじしている圭太より俺の方が良いだろ?」
俺の睨みなんて気にしていないように、飄々とした態度を崩さない泉。
確かに今の俺は涼音にふさわしくない。
だからと言って泉に……
「良いも悪いも、涼音が決める事だろう?」
そんな思いを無視するように、俺の口から洩れた言葉はかっこつけた答えだった。
俺が言いたいのはこんな言葉じゃないのに。
「それ、本気で言ってるのか圭太。」
泉の表情が一気に曇る。
俺を蔑むように、寂し気に。
そして次の瞬間俺に襲てきた激しい痛み。
「なにすんだよ!!」
俺の左のほほが激しく痛む。
泉が俺の胸倉をつかみ、思いっきり左頬をぶん殴ってきた。
今まで泉とこんなことになったことは無かった。
違う……俺は泉から逃げてたんだ……ずっと……
「圭太……俺はお前を本気で尊敬してたんだぞ?お前があのバトン練習をどれだけ必死にやっていたかだって知ってる。呆れるくらい練習して、0.1秒詰めようと必死になってたのを知ってる。だから俺はあの時バトンを受け取りたかった。」
泉の言葉が俺の心を激しく殴りつける。
泉の瞳から流れるのは汗なのか涙なのか……俺には分からない。
だけどその気持ちが本気だってことくらいは分かった。
そうか……泉も同じだったんだ……
俺だけじゃなかったんだ……
ごめん泉……
「そんなの俺だって同じに決まってるだろ!!あの時……お前にバトンをつなぎたかった!!そして優勝して涼音に告白するつもりだった!!だけど……だけど出来なかった!!あんな状態で、いえるわけないだろ!!」
俺は堰を切ったように吠えた。
いままでずっと蓋をしてきた思い。
とめどなくあふれる感情が、どんどん爆発していくのを感じた。
「だってよ……涼音……」
「え?」
泉は俺の答えに納得したように、さっきまでの怒りの表情は形を潜めた。
そこには悪戯が成功したというような、笑みが浮かんでた。
そして泉が向けた視線の先にいたのは涼音だった。
俺から漏れた声はきっと間抜けな声だったんだろうな。
「にしてもお前の顔硬すぎ。手がマジでいてぇ~よ。これは貸しだからな圭太。お前のバトン……必ず俺に届かせろよ!!」
泉はそう言うと右手をさすりながら、この場を後にしていった。
泉なりの俺へのバトンパスだったんだろうな。
だった俺も……繋げないとな。
「ごめん圭太……本当に陸上に戻ってほしくて……」
「謝るのは俺の方だ。ごめん涼音……もう逃げないから……だから……」
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