317 / 322
第7章 ここから始まる雁字搦め
五十七日目⑲ 暗躍
しおりを挟む
俺の剣が何かにぶつかった気がした。
俺は構わず剣を振りぬく。
パギャン!!
何かが割れる音と共に、俺の右手が妙に軽くなった。
答えは簡単だ。
ついに魔法に耐えきれなくなった剣が、自壊したのだ。
根本から粉々になってしまった剣は、今は柄以外何も残っていない。
ごめん……相棒。
「バカな!!【黒鎖】が砕かれるだと⁈ありえない!!ありえない!!こんな小国の低ランク冒険者風情に!!この私の【黒鎖】が敗れるはずはない!!私は帝国のエリートだぞ!!」
そんなにそれが破られたことが悔しかったのだろうか。
黒ローブの男はべらべらと何かを話し始めた。
しかも〝帝国のエリート〟って言っちゃってるし……
あほなの?
それともわざと?
まあどっちでもいいか、これが本当ならば、国際問題じゃないんだろうか……
なんか違う意味で眩暈がしてきた。
「で、そのエリートさんがこんな場所までわざわざ来て、いやがらせでもしてこうってことかな?」
俺は新しく買った剣をアイテムボックスから取り出し、ローブ男へとむける。
奴が言っていた【黒鎖】ってモノが破壊されたせいか、さっきまで生き生き?と動いていた人族の遺体はぱたりとその動きを止め、地面へと崩れ落ちていた。
しかも武器として自分の骨を抜き出して形成していたせいで、遺体はふにゃふにゃになっていた。
くそグロテスクなんですけど⁈
「くそ!!まさかこんなことで作戦が中断されるとは……覚えていろ!!」
男はそう言うと、懐から何かを取り出すと、地面へたたきつけた。
それと同時に激しい光の渦と轟音が俺たちの目と耳を機能不全に陥らせる。
やられた!!
ってなると思ってるんだろうか
俺はスキル【マッピング】を発動させ、そいつをマーキングする。
いくら目や耳が使えなくとも、思考までは奪えなかったようだ。
そのおかげで、奴に気付かれることなく印をつける事が出来た。
これについては一度ギルドに報告が必要だろうな。
全く、せっかくの合宿が台無しだ。
しばらくして全員の感覚が戻り、念の為ナンディーとミリアが回復魔法を施してくれた。
全員それほど大きな傷を負っているわけではなかったが、まあ本当に念の為だ。
「それにしても奴の狙いが分からないな。」
ぐにゃぐにゃになった人族の遺体を前にポールとナンディー、ロレットが首をかしげていた。
人族の首には冒険者証がぶら下がていて、それによってCランク冒険者パーティーであることは確認できた。
しかし、Cランク冒険者がなぜ遅れをとって殺害されたのか。
そしてなぜ【ビーストクロウ】を襲ったのか。
完全に謎となってしまった。
「さすがにこの件は本国に連絡しないとだめだろうな。」
「本国……獣人国【ライアット】か?」
獣人国【ライアット】……
それは獣人たちが住まう国。
と言っても、国王がいるわけではなく、あくまでも実力主義の部族制。
各部族間は緊密に連携しており、意思決定も部族長会議で行われている。
脳筋というわけではないそうだ。
なぜそれほどまでに緊密に連携しているのか。
それはあの【ゴーヨクォート正教国】が関係してくる。
彼らは純粋に人族主義。
しかも一神教だ。
自然の中に神がいるとういう自然崇拝の獣人国【ライアット】やエルフが住まう国【エルフィンド】は、存在自体があり得ない。
そう言った思想なんだそうな。
「そうだ。今でこそこうやって人族と手を取り合ってはいるが、こういう状況であれば報告せざるを得ないな。」
何やら渋い顔のアレックスがその会話に入ってきた。
それを肯定するようにルーカスもやってきた。
「アレックス、今回の件は何かきな臭いわね。」
「確かにな。俺たちがやられていたら〝人族に獣人族が襲われて死んだ〟っていう状況だけが残るからな。」
おっとアレックスって脳筋じゃなかったのか……ってごめんなさい。
どうやら俺の顔に何かが出ていたようで、アレックスにめっちゃ睨まれてしまった。
話の腰を折ってすみません……
「そう言えばさっきの黒ローブの男〝帝国のエリート〟って口走っていたけど、それってなんか関係あるかな?」
俺が聞いたワード〝帝国のエリート〟。
この辺で〝帝国のエリート〟って言えば【ユグドラシア帝国】ってことなんだけど、今って不可侵条約とか締結してるんじゃなかったの?
冒険者都市【アポカリテ】の関係上で。
「〝帝国〟……本当にそうなのか……」
ポールは何か引っかかりのようなものを感じているようだった。
その状況を一般させたのはアリサだった。
「あの、さっきの男……もしかして【黒鎖】って言ってませんでしたか?」
「そうだね、確かに【黒鎖】って言ってた。それがどうかしたの?」
アリサからの質問に、俺が聞いた言葉と一致していたことを伝えた。
それを聞いたアリサは驚きと同時に何か考え込んでしまった。
つまりあれか、アリサも関係しているってことか?
「カイト様……おそらくですが相手は【トリスタン王国】の暗部です。そしてその【黒鎖】はうわさにしか聞いたことはありませんが、暗部が使う暗器魔導具【黒鎖】だと思います。」
初めて聞いた〝暗器魔導具〟……
おそらく暗器の分類だとは思いうんだけど、それの魔導具バージョンってことかな?
それにしてもあの【黒鎖】、まさに攻防一体って感じがした。
攻撃をアンデットの操作で行い、自分は鎖で防御。
俺も剣を一本犠牲にしてやっと壊せた感じだし。
もしダメだったらと思うとぞっとする。
「だがなぜ【トリスタン王国】が?」
結果として謎が深まるばかりであった。
俺は構わず剣を振りぬく。
パギャン!!
何かが割れる音と共に、俺の右手が妙に軽くなった。
答えは簡単だ。
ついに魔法に耐えきれなくなった剣が、自壊したのだ。
根本から粉々になってしまった剣は、今は柄以外何も残っていない。
ごめん……相棒。
「バカな!!【黒鎖】が砕かれるだと⁈ありえない!!ありえない!!こんな小国の低ランク冒険者風情に!!この私の【黒鎖】が敗れるはずはない!!私は帝国のエリートだぞ!!」
そんなにそれが破られたことが悔しかったのだろうか。
黒ローブの男はべらべらと何かを話し始めた。
しかも〝帝国のエリート〟って言っちゃってるし……
あほなの?
それともわざと?
まあどっちでもいいか、これが本当ならば、国際問題じゃないんだろうか……
なんか違う意味で眩暈がしてきた。
「で、そのエリートさんがこんな場所までわざわざ来て、いやがらせでもしてこうってことかな?」
俺は新しく買った剣をアイテムボックスから取り出し、ローブ男へとむける。
奴が言っていた【黒鎖】ってモノが破壊されたせいか、さっきまで生き生き?と動いていた人族の遺体はぱたりとその動きを止め、地面へと崩れ落ちていた。
しかも武器として自分の骨を抜き出して形成していたせいで、遺体はふにゃふにゃになっていた。
くそグロテスクなんですけど⁈
「くそ!!まさかこんなことで作戦が中断されるとは……覚えていろ!!」
男はそう言うと、懐から何かを取り出すと、地面へたたきつけた。
それと同時に激しい光の渦と轟音が俺たちの目と耳を機能不全に陥らせる。
やられた!!
ってなると思ってるんだろうか
俺はスキル【マッピング】を発動させ、そいつをマーキングする。
いくら目や耳が使えなくとも、思考までは奪えなかったようだ。
そのおかげで、奴に気付かれることなく印をつける事が出来た。
これについては一度ギルドに報告が必要だろうな。
全く、せっかくの合宿が台無しだ。
しばらくして全員の感覚が戻り、念の為ナンディーとミリアが回復魔法を施してくれた。
全員それほど大きな傷を負っているわけではなかったが、まあ本当に念の為だ。
「それにしても奴の狙いが分からないな。」
ぐにゃぐにゃになった人族の遺体を前にポールとナンディー、ロレットが首をかしげていた。
人族の首には冒険者証がぶら下がていて、それによってCランク冒険者パーティーであることは確認できた。
しかし、Cランク冒険者がなぜ遅れをとって殺害されたのか。
そしてなぜ【ビーストクロウ】を襲ったのか。
完全に謎となってしまった。
「さすがにこの件は本国に連絡しないとだめだろうな。」
「本国……獣人国【ライアット】か?」
獣人国【ライアット】……
それは獣人たちが住まう国。
と言っても、国王がいるわけではなく、あくまでも実力主義の部族制。
各部族間は緊密に連携しており、意思決定も部族長会議で行われている。
脳筋というわけではないそうだ。
なぜそれほどまでに緊密に連携しているのか。
それはあの【ゴーヨクォート正教国】が関係してくる。
彼らは純粋に人族主義。
しかも一神教だ。
自然の中に神がいるとういう自然崇拝の獣人国【ライアット】やエルフが住まう国【エルフィンド】は、存在自体があり得ない。
そう言った思想なんだそうな。
「そうだ。今でこそこうやって人族と手を取り合ってはいるが、こういう状況であれば報告せざるを得ないな。」
何やら渋い顔のアレックスがその会話に入ってきた。
それを肯定するようにルーカスもやってきた。
「アレックス、今回の件は何かきな臭いわね。」
「確かにな。俺たちがやられていたら〝人族に獣人族が襲われて死んだ〟っていう状況だけが残るからな。」
おっとアレックスって脳筋じゃなかったのか……ってごめんなさい。
どうやら俺の顔に何かが出ていたようで、アレックスにめっちゃ睨まれてしまった。
話の腰を折ってすみません……
「そう言えばさっきの黒ローブの男〝帝国のエリート〟って口走っていたけど、それってなんか関係あるかな?」
俺が聞いたワード〝帝国のエリート〟。
この辺で〝帝国のエリート〟って言えば【ユグドラシア帝国】ってことなんだけど、今って不可侵条約とか締結してるんじゃなかったの?
冒険者都市【アポカリテ】の関係上で。
「〝帝国〟……本当にそうなのか……」
ポールは何か引っかかりのようなものを感じているようだった。
その状況を一般させたのはアリサだった。
「あの、さっきの男……もしかして【黒鎖】って言ってませんでしたか?」
「そうだね、確かに【黒鎖】って言ってた。それがどうかしたの?」
アリサからの質問に、俺が聞いた言葉と一致していたことを伝えた。
それを聞いたアリサは驚きと同時に何か考え込んでしまった。
つまりあれか、アリサも関係しているってことか?
「カイト様……おそらくですが相手は【トリスタン王国】の暗部です。そしてその【黒鎖】はうわさにしか聞いたことはありませんが、暗部が使う暗器魔導具【黒鎖】だと思います。」
初めて聞いた〝暗器魔導具〟……
おそらく暗器の分類だとは思いうんだけど、それの魔導具バージョンってことかな?
それにしてもあの【黒鎖】、まさに攻防一体って感じがした。
攻撃をアンデットの操作で行い、自分は鎖で防御。
俺も剣を一本犠牲にしてやっと壊せた感じだし。
もしダメだったらと思うとぞっとする。
「だがなぜ【トリスタン王国】が?」
結果として謎が深まるばかりであった。
292
本日 5/2(木)より新作掲載開始しました!!もしよろしければそちらも立ち寄っていただければ幸いです!!手加減必須のチートハンター ~神様の計算を超えて、魔王の手から世界を護ります!! https://www.alphapolis.co.jp/novel/911619238/145877156
お気に入りに追加
3,346
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。