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第7章 ここから始まる雁字搦め
五十七日目⑱ 脳筋で何が悪い!!
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「ポール!!さすがにこれは介入してもいいよな!!」
「当然だ!!おそらくアンデット系統の魔法・スキルだろうからな!!ナンディーこの周辺に【祝福】は可能か⁈」
今度ばかりは迷う必要はなかった。
俺たちも一気に臨戦態勢に入った。
ポールが言っていた【祝福】とは、ナンディーが使える対アンデット用の魔法の事だ。
周辺区域に聖属性領域を展開して、アンデット系のモンスターの活動を阻害するものらしい。
ただ、あくまでも阻害がもくてきで、【祝福】でモンスターを対峙することは難しいそうだ。
それでも動きを阻害できるなら越したことはないわけで。
「行きますよ!!神の力により、その邪なる者に連なりしものに祝福を!!」
ナンディーがそう声を張り上げると、状況は一変した。
周囲に穏やかな空気が広がっていく。
さっきまでの鬱々とした空気感は、今は全く感じられなくなった。
「神官職ですか、面倒ですね。でもまあ問題ないんですけどね。」
ローブ男はそう嘯くと、二マリとまたも笑みを湛えていた。
俺の背中にはゾワリとした感覚が走った。
脳内に最大音量で警鐘がなる思いだった。
一瞬人族の遺体はがくりと力を失ったように思えた。
その隙をつこうと【ワイルドクロウ】のアレックスとロレットが駆け出していた。
ポールもその後を追うように追随していく。
だが次の瞬間、力を失ったかに見えた遺体が一気に加速してとびかかってきた。
どうやらポールもその予兆を感じていたようで、瞬時にアレックスとロレットの前に躍り出てタワーシールドを構えた。
その甲斐があったのか、ガチリと2体の遺体からの攻撃を受け止めることが出来た。
だが残り4体はポールの動きに合わせて、左右に分かれた。
別れた遺体はアレックスとロレットを挟み込むような動きで攻撃を仕掛けてきた。
「【炎陣】!!」
アレックスとロレットに迫っていた4体の前の床に光の方陣が描かれた。
正直あまり人には見せたくなかったんだけど、こればかりは仕方がないとエルダは考えたようだ。
通常の魔法ではなく、【魔光陣】により牽制攻撃。
床から一気に火柱が立ち上がった。
その火柱はそれほど大きくはなく、アレックスとロレットには被害は無かったようだ。
その状況に一瞬驚いた様子を見せたアレックスとロレットだったが、さすがは先輩冒険者。
すぐに状況を理解して行動に移していた。
後方待機の【ワイルドファング】のメンバーもすぐに攻撃に移った。
盾職のジャックも後方への攻撃が無いと判断すると、左に回り込んでいた2体の遺体へ向かって走り出していた。
「【シールドチャージ】!!吹っ飛びやがれ!!」
トラックでも衝突したのかと思うような激しい衝突音と共に、2体の遺体が後方へと吹き飛んでいく。
ジャックはそれを深追いすることはなく、直ぐにポールのフォローへ回る。
吹き飛んだ2体についてはすぐに、牽制攻撃が飛んでいく。
「なかなかやりますねデイジー殿。」
「ルーカスさんもお見事!!」
弓使いどうし気が合うのか、鷹人族のルーカスと、デイジーが互いの隙を埋めるように攻撃を仕掛けていた。
その為先ほど吹き飛ばされた2体はその場に釘付け状態となって、身動きが取れずにいた。
どうやらそっちは心配なさそうだ。
右から回り込んでいた2体は、ちょうどアレックスとロレットによって抑え込まれていた。
だが決定打にかけていたのか、倒しきるまでは至っていない。
戦線崩壊は免れている。
アリサが後方支援に徹してくれていたからだ。
随時各員にバフを張り付け、6体の遺体にデバフを付けて行く。
並外れた集中力では出来ない芸当だ。
誰にどのバフを付け、そのバフがキレる前に次のバフをかける。
それを延々と繰り返している。
こんな緊迫の状況下でそれをやってのけるんだから、ナンディーが一目置いているのもうなずける。
こうして6体の遺体との攻防の火ぶたが切られたのだった。
ってことで俺も自分の仕事をしよう。
俺は、使えるスキル全盛でローブ男のそばに来ていた。
どうやらローブ男は戦闘への介入で手一杯の様で、俺の存在に気が付いていないようだった。
デイジーの感知能力にも引っ掛からなかったんだから、それ相当の技量の持ち主だと思ったんだけど、俺に気が付かないあたりで底が知れてしまった。
それほど脅威ではないのかもしれないな。
だがこれで慢心してはいけない。
俺は今一度気を入れなおし、そっとそのローブ男に近づき……
一閃!!
ガキン!!
「甘いですよ?」
「そうでも……ないさ!!」
俺は構わず次の一撃を繰り出す。
さっき止められたのは、左手からの一撃。
だったら右手の一撃にすべてをかければいいだけの事!!
俺はすぎに右手の剣に魔法を込める。
一つだと足りない気がした……
だったら簡単だ……
つぎ込めるだけつぎ込めばいいだけの事!!
「【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】…………おまけでもういっちょ【ファイアバレット】!!」
俺はいくつもの【ファイアバレット】を右手の剣につぎ込んでいく。
そのたびに俺の頭はガンガンという痛みが走った。
そんなもん知ったことか!!
魔法が追加されるたびに、轟々と燃え上がる剣。
剣の悲鳴が聞こえてくる。
先端にぴしりとひびが入っていく手ごたえがあった。
畜生!!せっかくジェダンさんからもらった剣だっていうのに!!
俺は独り言ちながら、右手の剣を振りぬいた。
左の剣は何に止められたかは分からない。
だがそれ毎ぶった切ればそれで問題はない!!
脳筋万歳!!
「当然だ!!おそらくアンデット系統の魔法・スキルだろうからな!!ナンディーこの周辺に【祝福】は可能か⁈」
今度ばかりは迷う必要はなかった。
俺たちも一気に臨戦態勢に入った。
ポールが言っていた【祝福】とは、ナンディーが使える対アンデット用の魔法の事だ。
周辺区域に聖属性領域を展開して、アンデット系のモンスターの活動を阻害するものらしい。
ただ、あくまでも阻害がもくてきで、【祝福】でモンスターを対峙することは難しいそうだ。
それでも動きを阻害できるなら越したことはないわけで。
「行きますよ!!神の力により、その邪なる者に連なりしものに祝福を!!」
ナンディーがそう声を張り上げると、状況は一変した。
周囲に穏やかな空気が広がっていく。
さっきまでの鬱々とした空気感は、今は全く感じられなくなった。
「神官職ですか、面倒ですね。でもまあ問題ないんですけどね。」
ローブ男はそう嘯くと、二マリとまたも笑みを湛えていた。
俺の背中にはゾワリとした感覚が走った。
脳内に最大音量で警鐘がなる思いだった。
一瞬人族の遺体はがくりと力を失ったように思えた。
その隙をつこうと【ワイルドクロウ】のアレックスとロレットが駆け出していた。
ポールもその後を追うように追随していく。
だが次の瞬間、力を失ったかに見えた遺体が一気に加速してとびかかってきた。
どうやらポールもその予兆を感じていたようで、瞬時にアレックスとロレットの前に躍り出てタワーシールドを構えた。
その甲斐があったのか、ガチリと2体の遺体からの攻撃を受け止めることが出来た。
だが残り4体はポールの動きに合わせて、左右に分かれた。
別れた遺体はアレックスとロレットを挟み込むような動きで攻撃を仕掛けてきた。
「【炎陣】!!」
アレックスとロレットに迫っていた4体の前の床に光の方陣が描かれた。
正直あまり人には見せたくなかったんだけど、こればかりは仕方がないとエルダは考えたようだ。
通常の魔法ではなく、【魔光陣】により牽制攻撃。
床から一気に火柱が立ち上がった。
その火柱はそれほど大きくはなく、アレックスとロレットには被害は無かったようだ。
その状況に一瞬驚いた様子を見せたアレックスとロレットだったが、さすがは先輩冒険者。
すぐに状況を理解して行動に移していた。
後方待機の【ワイルドファング】のメンバーもすぐに攻撃に移った。
盾職のジャックも後方への攻撃が無いと判断すると、左に回り込んでいた2体の遺体へ向かって走り出していた。
「【シールドチャージ】!!吹っ飛びやがれ!!」
トラックでも衝突したのかと思うような激しい衝突音と共に、2体の遺体が後方へと吹き飛んでいく。
ジャックはそれを深追いすることはなく、直ぐにポールのフォローへ回る。
吹き飛んだ2体についてはすぐに、牽制攻撃が飛んでいく。
「なかなかやりますねデイジー殿。」
「ルーカスさんもお見事!!」
弓使いどうし気が合うのか、鷹人族のルーカスと、デイジーが互いの隙を埋めるように攻撃を仕掛けていた。
その為先ほど吹き飛ばされた2体はその場に釘付け状態となって、身動きが取れずにいた。
どうやらそっちは心配なさそうだ。
右から回り込んでいた2体は、ちょうどアレックスとロレットによって抑え込まれていた。
だが決定打にかけていたのか、倒しきるまでは至っていない。
戦線崩壊は免れている。
アリサが後方支援に徹してくれていたからだ。
随時各員にバフを張り付け、6体の遺体にデバフを付けて行く。
並外れた集中力では出来ない芸当だ。
誰にどのバフを付け、そのバフがキレる前に次のバフをかける。
それを延々と繰り返している。
こんな緊迫の状況下でそれをやってのけるんだから、ナンディーが一目置いているのもうなずける。
こうして6体の遺体との攻防の火ぶたが切られたのだった。
ってことで俺も自分の仕事をしよう。
俺は、使えるスキル全盛でローブ男のそばに来ていた。
どうやらローブ男は戦闘への介入で手一杯の様で、俺の存在に気が付いていないようだった。
デイジーの感知能力にも引っ掛からなかったんだから、それ相当の技量の持ち主だと思ったんだけど、俺に気が付かないあたりで底が知れてしまった。
それほど脅威ではないのかもしれないな。
だがこれで慢心してはいけない。
俺は今一度気を入れなおし、そっとそのローブ男に近づき……
一閃!!
ガキン!!
「甘いですよ?」
「そうでも……ないさ!!」
俺は構わず次の一撃を繰り出す。
さっき止められたのは、左手からの一撃。
だったら右手の一撃にすべてをかければいいだけの事!!
俺はすぎに右手の剣に魔法を込める。
一つだと足りない気がした……
だったら簡単だ……
つぎ込めるだけつぎ込めばいいだけの事!!
「【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】【ファイアバレット】…………おまけでもういっちょ【ファイアバレット】!!」
俺はいくつもの【ファイアバレット】を右手の剣につぎ込んでいく。
そのたびに俺の頭はガンガンという痛みが走った。
そんなもん知ったことか!!
魔法が追加されるたびに、轟々と燃え上がる剣。
剣の悲鳴が聞こえてくる。
先端にぴしりとひびが入っていく手ごたえがあった。
畜生!!せっかくジェダンさんからもらった剣だっていうのに!!
俺は独り言ちながら、右手の剣を振りぬいた。
左の剣は何に止められたかは分からない。
だがそれ毎ぶった切ればそれで問題はない!!
脳筋万歳!!
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