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第3章 ここから始まる転換点?
二十九日目① リーダー解任のお知らせ?
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「おはよう、2人とも。エルダは……、キッチンだね。」
「あ、あぁ。おはよう。」
「おはようございます、カイト。」
ん?なんだか2人とも元気がなさそうな感じがする。
どうかしたんだろうか?
あれかな、枕が違うと眠れないとか?
「それにしても、2人とも顔色が悪いけどどうした?」
「「カイトのせいだ!!」」
おぉう。見事なハモリですこと。
ま、そうなるよね。
「昨日の件については、今後の事も考えて知ってもらう必要があったんだ。昨日説明した通り、俺のスキル【DIY】の効果だと思ってもらっていい。」
「ほんとに謎スキルよね。」
「むしろはた迷惑だと言っても過言ではない。」
2人とも頭を抱えながら返事をしてくれた。
うん、第三者から言われると、規格外に思えてくるのはなぜだ?
「はいはい3人とも、朝食の準備ができたわ。食卓の準備手伝って。」
キッチンから顔を出したエルダが、俺たち3人を見て呆れていた。
俺たちは若干申し訳なさげに朝食の準備を手伝った。
「そう言えばカイト。装備の確認も終わったし、今日はどこのダンジョンに向かうつもり?」
「それなんだよね。結局どのダンジョンも変遷を経て、大分かわっていそうだし。デイジーとポールはどうなの?変遷後のダンジョンの印象は。」
エルダは今日の予定がまだ決まっていないことを心配していた。
むしろ、ダンジョン変遷のおかげで予定が大分くるってしまったのだ。
早いとこ冒険を進めていかないと、いつまでたっても足踏みをしたままになってしまう。
そう、俺のスローライフが遠のいてしまうのだ。
「俺としてはかなり厳しくなった印象だった。攻撃が激しくなったとかではなくて、単純に数の暴力という感じだ。俺が受け持てるモンスターの数だって限界があるからな。」
ポールは自分の盾職の限界値をきちんと理解していた。
これが理解できていない盾職は、モンスターを必要以上に受け持ちすぎて結果崩れる。
盾職が崩れるイコール戦線の崩壊だ。
それを理解しているポールはかなり優秀な盾職だと言えるだろう。
「ん~~~~~~~~ん。どうだろ~~~~~~~~~。」
ポールとは対照的に、デイジーは答えを出せずにいた。
「何か気になることでもあったの?」
エルダはデイジーの歯切れの悪さに、いつもとは違うイメージを持ったらしい。
「はっきりとは言えないんだけど、違和感みたいなのがあったのよね。なんて言ったらいいんだろう……。」
うん、デイジーの話に要領を得ないな。
どうしたものか……
確かに俺も違和感を感じていた。
モンスターの統率が取れすぎている。
というよりも知能が上がっている感じがしてならないのだ。
「デイジー、もしかしてモンスターに嵌められたのか?」
「カイト、それよ!!それそれ。臨時で組んだパーティーだからと思ったけど、やっぱり違う。こっちがいけるって思ったところで、すっと引いたり。仲間のモンスターを囮に使ったり。今までにない動きが増えた気がするのよね。」
デイジーも俺と同じ違和感を感じていたみたいだった。
この違和感は何かの前触れじゃないことを祈るばかりだけど。
「デイジーも感じていたのね。私も昨日カイトと鉱山跡地ダンジョンに入ったけど、まずはその数の多さに圧倒されたわ。その後、第2層に進んだんだけど、あれは第2層のレベルじゃなかったわ。まさかクイーンが自分の子供たちを囮にするなんて思いもしなかったもの。」
「あぁ、あれね。気が付いたら数十匹のワームに囲まれるっていう、最悪な状態になったもんな。」
昨日の事態はさすがにやばかった。
むしろ、良く生きて帰ってこれたもんだ。
今装備している『岩蠕虫シリーズ』が無かったら確実に詰んでいるところだった。
「なるほど、エルダとカイトも感じたんだ。ってか、その数良く捌けたわよね?普通は6人パーティーで対応するものよ?」
「そこは規格外のカイトがいたおかげで助かったわ。」
「俺は普通の冒険者になりたいんだけどね……。」
エルダの一言にものすごく落ち込んでしまった。
こうなってくると本格的にできることが限られてくる感じだな。
「カイト。予定ではどうするつもりだったんだ?」
ポールが停滞しそうだった話を先に進めてくれた。
この辺は俺よりもリーダーに向いてるんじゃないかとさえ思ってしまう。
「予定では「新緑のダンジョン」でオークを狩ろうかと考えていたんだ。ただ変遷でどこまで難易度が上がったかわからないから、とりあえず入ってみて、だめなら速攻撤退ってところかな?」
おそらくこれが今採用できる一番の安全策だと思う。
無理して死んでしまったら意味がないしね。
それに、こうやって仲間が増えればそれだけで慢心してしまいそうになる。
だからこそ、今一度気を引き締めていかないんと。
「それで問題ないな。デイジー、エルダもそれでいいか?」
「オッケー。」
「それでいいわ。」
うん、もうさポールをパーティーリーダーにしない?
俺よりもリーダー適正めっちゃ高い気がするんだよね。
というわけで、朝食後に準備を進めて「新緑のダンジョン」へ向かうこととなったのである。
リーダーって難しい……
「あ、あぁ。おはよう。」
「おはようございます、カイト。」
ん?なんだか2人とも元気がなさそうな感じがする。
どうかしたんだろうか?
あれかな、枕が違うと眠れないとか?
「それにしても、2人とも顔色が悪いけどどうした?」
「「カイトのせいだ!!」」
おぉう。見事なハモリですこと。
ま、そうなるよね。
「昨日の件については、今後の事も考えて知ってもらう必要があったんだ。昨日説明した通り、俺のスキル【DIY】の効果だと思ってもらっていい。」
「ほんとに謎スキルよね。」
「むしろはた迷惑だと言っても過言ではない。」
2人とも頭を抱えながら返事をしてくれた。
うん、第三者から言われると、規格外に思えてくるのはなぜだ?
「はいはい3人とも、朝食の準備ができたわ。食卓の準備手伝って。」
キッチンから顔を出したエルダが、俺たち3人を見て呆れていた。
俺たちは若干申し訳なさげに朝食の準備を手伝った。
「そう言えばカイト。装備の確認も終わったし、今日はどこのダンジョンに向かうつもり?」
「それなんだよね。結局どのダンジョンも変遷を経て、大分かわっていそうだし。デイジーとポールはどうなの?変遷後のダンジョンの印象は。」
エルダは今日の予定がまだ決まっていないことを心配していた。
むしろ、ダンジョン変遷のおかげで予定が大分くるってしまったのだ。
早いとこ冒険を進めていかないと、いつまでたっても足踏みをしたままになってしまう。
そう、俺のスローライフが遠のいてしまうのだ。
「俺としてはかなり厳しくなった印象だった。攻撃が激しくなったとかではなくて、単純に数の暴力という感じだ。俺が受け持てるモンスターの数だって限界があるからな。」
ポールは自分の盾職の限界値をきちんと理解していた。
これが理解できていない盾職は、モンスターを必要以上に受け持ちすぎて結果崩れる。
盾職が崩れるイコール戦線の崩壊だ。
それを理解しているポールはかなり優秀な盾職だと言えるだろう。
「ん~~~~~~~~ん。どうだろ~~~~~~~~~。」
ポールとは対照的に、デイジーは答えを出せずにいた。
「何か気になることでもあったの?」
エルダはデイジーの歯切れの悪さに、いつもとは違うイメージを持ったらしい。
「はっきりとは言えないんだけど、違和感みたいなのがあったのよね。なんて言ったらいいんだろう……。」
うん、デイジーの話に要領を得ないな。
どうしたものか……
確かに俺も違和感を感じていた。
モンスターの統率が取れすぎている。
というよりも知能が上がっている感じがしてならないのだ。
「デイジー、もしかしてモンスターに嵌められたのか?」
「カイト、それよ!!それそれ。臨時で組んだパーティーだからと思ったけど、やっぱり違う。こっちがいけるって思ったところで、すっと引いたり。仲間のモンスターを囮に使ったり。今までにない動きが増えた気がするのよね。」
デイジーも俺と同じ違和感を感じていたみたいだった。
この違和感は何かの前触れじゃないことを祈るばかりだけど。
「デイジーも感じていたのね。私も昨日カイトと鉱山跡地ダンジョンに入ったけど、まずはその数の多さに圧倒されたわ。その後、第2層に進んだんだけど、あれは第2層のレベルじゃなかったわ。まさかクイーンが自分の子供たちを囮にするなんて思いもしなかったもの。」
「あぁ、あれね。気が付いたら数十匹のワームに囲まれるっていう、最悪な状態になったもんな。」
昨日の事態はさすがにやばかった。
むしろ、良く生きて帰ってこれたもんだ。
今装備している『岩蠕虫シリーズ』が無かったら確実に詰んでいるところだった。
「なるほど、エルダとカイトも感じたんだ。ってか、その数良く捌けたわよね?普通は6人パーティーで対応するものよ?」
「そこは規格外のカイトがいたおかげで助かったわ。」
「俺は普通の冒険者になりたいんだけどね……。」
エルダの一言にものすごく落ち込んでしまった。
こうなってくると本格的にできることが限られてくる感じだな。
「カイト。予定ではどうするつもりだったんだ?」
ポールが停滞しそうだった話を先に進めてくれた。
この辺は俺よりもリーダーに向いてるんじゃないかとさえ思ってしまう。
「予定では「新緑のダンジョン」でオークを狩ろうかと考えていたんだ。ただ変遷でどこまで難易度が上がったかわからないから、とりあえず入ってみて、だめなら速攻撤退ってところかな?」
おそらくこれが今採用できる一番の安全策だと思う。
無理して死んでしまったら意味がないしね。
それに、こうやって仲間が増えればそれだけで慢心してしまいそうになる。
だからこそ、今一度気を引き締めていかないんと。
「それで問題ないな。デイジー、エルダもそれでいいか?」
「オッケー。」
「それでいいわ。」
うん、もうさポールをパーティーリーダーにしない?
俺よりもリーダー適正めっちゃ高い気がするんだよね。
というわけで、朝食後に準備を進めて「新緑のダンジョン」へ向かうこととなったのである。
リーダーって難しい……
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