99 / 322
第2章 これから始まる共同生活
二十七日目⑨ エルダの過去とこれから
しおりを挟む
「じゃあ、ダニエルさん。今度料理教えてくださいね。」
「おう、任せとけ。」
ダニエルさんに約束を取り付けると、サムズアップで答えてくれた。
エルダはエルダでメアリーさんと何か話している。
少し離れているせいかここからじゃ何を話しているかはわからなかったけど、笑いあっているので問題はなさそうだな。
エルダの笑顔はやっぱりかわいいな……
「それじゃあメアリーさん、また来ます。」
「待ってるわね、エルダちゃん。」
「はい!!」
少し遅くなったけど、満足のいく夕食を食べることができた。
たまにはこういうのもいいよな。
辺りは大分暗くなっており、街灯の灯りが煌めいて見えた。
「エルダ。また来ようか?」
「そうね。たまにはいいかもね。」
「あぁ。それにダニエルさんに料理を教わらないと。」
俺は必ず”勇者様料理シリーズ”をマスターしてやる!!
これでいつでも食べられるようになるから。
「それにしても、どうして急に料理なんか教わろうと思ったの?」
「ほら、その。ずっとエルダに頼りっきりだったから。俺も作れたら、エルダも休めるだろ?それに、エルダが居ない時でも作れないと何かあった時困るかなって。」
俺は本当の目的を隠しながらエルダに説明した。
エルダは何やら納得がいっていない様子だった。
「ねぇ、カイル。教えてもらうなら、定番料理にしてね?勇者様料理はスパイスとか結構使うから、コスパが悪いのよね?」
「え?あ、はい。」
先手を打たれてしまった!!
これじゃあ、大量作成ができないじゃないか!!
ゆっくりと歩くと、街並みはまるで遊園地のようにキラキラと輝いていた。
街行く人々も、笑顔に包まれている。
そんな街を戦争の中にぶち込もうとしている王様はいったい何を考えているんだろうな。
ま、俺がどうにかできるものでもないんだけど……
噴水の公園につくと、エルダが噴水近くのベンチへ腰かけた。
「カイト。本当にありがとう。正直、もう来ないつもりでいたの。来ると戻りたくなりそうだったから。でも、今日来て分かった。私は巣立ちをしたんだなって。ずっとダニエルさんやメアリーさん。リリーちゃんに甘えてたんだなって。」
エルダはそう言うと、星々が煌めく夜空を見上げて大きく深呼吸をしていた。
俺もつられて星空を見上げたら、本当にきれいだった。
空に3つの月が輝いていた。
なんだかダニエルさん一家みたいだった。
「ねぇ、カイト。今朝の話…………うれしかった。」
エルダは少し寂しそうな顔で自分の事を話し始めた。
「私が小さかったころ、お母さんが病気で死んじゃって。お父さんが男手一つで育ててくれたの。って言っても近所のおばさんとかにすごく助けられてだけど。でね、お父さんは冒険者で、依頼があるたびに家を空けてた。それがすごく寂しかった。おばさんとかが来てくれたから生活には問題なかったわよ?でもね、私が10歳の時、お父さんが依頼から帰ってこなかったの。冒険者ギルドに聞いても、未帰還で現在捜索中ってしか教えてくれなかった。だから私はその時決めたの。私が冒険者になってお父さんを探そうって。」
俺はエルダが冒険者を目指した理由を聞いて恥ずかしくなった。
俺は流されるまま冒険者になって、流されるままここにいる。
「それから私は生まれた町を出て、王都へやってきたの。この街にはお父さんの元パーティーメンバーとかがいるって聞いてたから。それで私はこの街で冒険者になった。ちょうどギルマスがお父さんの元パーティーメンバーだったのも幸運だった。いろいろ良くしてもらって、何とかここまでやってこれた。」
そうか、だからシャバズのおっちゃんはエルダを気にかけてたのか。
他に公爵もそう。いろんな人がエルダを気にかけてくれている。
きっと、エルダのお父さんは人格者だったんだろうな。
「だからね。お願いがあるの。私に力を貸して。この先へ進むにはあなたが必要なの。これは私のわがままであってカイトにはメリットが無いってわかってる。でも……私にはカイトが必要なの。」
「なぁ、エルダ。今朝の事覚えてる?俺たち兄妹になったんだ。兄妹に遠慮なんかいらない。俺を頼ってくれ。それが兄になった俺の役目だ。」
エルダは感極まったのか涙を流していた。
俺はそっとエルダを抱き寄せて、泣き止むまで胸を貸した。
それからしばらくして泣き止んだエルダは、どこかすっきりした表情をしていた。
俺たちは明日から新しい人生を送る。
同居人として、パーティーメンバーとして、兄弟として。
「ねぇ、カイト。これからの目標はどうするの?私のお父さんを探すだけってわけにはいかないわよね?」
「それはな。勇者探索もしないといけないしな……。でもまぁ、ぶっちゃけ全部俺の目標のついでだ。俺の目標はスローライフで悠々自適生活だからね。」
本当にこれは俺の最終目標の第一歩でしかないんだけど、その一歩がものすごく大変だ。
いつになったらスローライフに慣れるのやら……
ゆっくりと大通りを歩いていると、ふと何かを思い出したようにエルダが歩みを止めた。
その表情はなんとなくハイライトが消えた感じがしてしまう。
何かあったのかな?
「ところでカイト。その勇者って女の子よね?」
「そうだな。俺の後輩であり、部下だった奴だ。」
「へぇ~。そう………。」
あれ?エルダさん?なんかいきなり不機嫌なんですけど?
さらに表情は能面と化していき、最後は白い目で見られてしまった……
なんで⁈
エルダは無言のまま自宅へと帰っていった。
俺なんかミスった?
「おう、任せとけ。」
ダニエルさんに約束を取り付けると、サムズアップで答えてくれた。
エルダはエルダでメアリーさんと何か話している。
少し離れているせいかここからじゃ何を話しているかはわからなかったけど、笑いあっているので問題はなさそうだな。
エルダの笑顔はやっぱりかわいいな……
「それじゃあメアリーさん、また来ます。」
「待ってるわね、エルダちゃん。」
「はい!!」
少し遅くなったけど、満足のいく夕食を食べることができた。
たまにはこういうのもいいよな。
辺りは大分暗くなっており、街灯の灯りが煌めいて見えた。
「エルダ。また来ようか?」
「そうね。たまにはいいかもね。」
「あぁ。それにダニエルさんに料理を教わらないと。」
俺は必ず”勇者様料理シリーズ”をマスターしてやる!!
これでいつでも食べられるようになるから。
「それにしても、どうして急に料理なんか教わろうと思ったの?」
「ほら、その。ずっとエルダに頼りっきりだったから。俺も作れたら、エルダも休めるだろ?それに、エルダが居ない時でも作れないと何かあった時困るかなって。」
俺は本当の目的を隠しながらエルダに説明した。
エルダは何やら納得がいっていない様子だった。
「ねぇ、カイル。教えてもらうなら、定番料理にしてね?勇者様料理はスパイスとか結構使うから、コスパが悪いのよね?」
「え?あ、はい。」
先手を打たれてしまった!!
これじゃあ、大量作成ができないじゃないか!!
ゆっくりと歩くと、街並みはまるで遊園地のようにキラキラと輝いていた。
街行く人々も、笑顔に包まれている。
そんな街を戦争の中にぶち込もうとしている王様はいったい何を考えているんだろうな。
ま、俺がどうにかできるものでもないんだけど……
噴水の公園につくと、エルダが噴水近くのベンチへ腰かけた。
「カイト。本当にありがとう。正直、もう来ないつもりでいたの。来ると戻りたくなりそうだったから。でも、今日来て分かった。私は巣立ちをしたんだなって。ずっとダニエルさんやメアリーさん。リリーちゃんに甘えてたんだなって。」
エルダはそう言うと、星々が煌めく夜空を見上げて大きく深呼吸をしていた。
俺もつられて星空を見上げたら、本当にきれいだった。
空に3つの月が輝いていた。
なんだかダニエルさん一家みたいだった。
「ねぇ、カイト。今朝の話…………うれしかった。」
エルダは少し寂しそうな顔で自分の事を話し始めた。
「私が小さかったころ、お母さんが病気で死んじゃって。お父さんが男手一つで育ててくれたの。って言っても近所のおばさんとかにすごく助けられてだけど。でね、お父さんは冒険者で、依頼があるたびに家を空けてた。それがすごく寂しかった。おばさんとかが来てくれたから生活には問題なかったわよ?でもね、私が10歳の時、お父さんが依頼から帰ってこなかったの。冒険者ギルドに聞いても、未帰還で現在捜索中ってしか教えてくれなかった。だから私はその時決めたの。私が冒険者になってお父さんを探そうって。」
俺はエルダが冒険者を目指した理由を聞いて恥ずかしくなった。
俺は流されるまま冒険者になって、流されるままここにいる。
「それから私は生まれた町を出て、王都へやってきたの。この街にはお父さんの元パーティーメンバーとかがいるって聞いてたから。それで私はこの街で冒険者になった。ちょうどギルマスがお父さんの元パーティーメンバーだったのも幸運だった。いろいろ良くしてもらって、何とかここまでやってこれた。」
そうか、だからシャバズのおっちゃんはエルダを気にかけてたのか。
他に公爵もそう。いろんな人がエルダを気にかけてくれている。
きっと、エルダのお父さんは人格者だったんだろうな。
「だからね。お願いがあるの。私に力を貸して。この先へ進むにはあなたが必要なの。これは私のわがままであってカイトにはメリットが無いってわかってる。でも……私にはカイトが必要なの。」
「なぁ、エルダ。今朝の事覚えてる?俺たち兄妹になったんだ。兄妹に遠慮なんかいらない。俺を頼ってくれ。それが兄になった俺の役目だ。」
エルダは感極まったのか涙を流していた。
俺はそっとエルダを抱き寄せて、泣き止むまで胸を貸した。
それからしばらくして泣き止んだエルダは、どこかすっきりした表情をしていた。
俺たちは明日から新しい人生を送る。
同居人として、パーティーメンバーとして、兄弟として。
「ねぇ、カイト。これからの目標はどうするの?私のお父さんを探すだけってわけにはいかないわよね?」
「それはな。勇者探索もしないといけないしな……。でもまぁ、ぶっちゃけ全部俺の目標のついでだ。俺の目標はスローライフで悠々自適生活だからね。」
本当にこれは俺の最終目標の第一歩でしかないんだけど、その一歩がものすごく大変だ。
いつになったらスローライフに慣れるのやら……
ゆっくりと大通りを歩いていると、ふと何かを思い出したようにエルダが歩みを止めた。
その表情はなんとなくハイライトが消えた感じがしてしまう。
何かあったのかな?
「ところでカイト。その勇者って女の子よね?」
「そうだな。俺の後輩であり、部下だった奴だ。」
「へぇ~。そう………。」
あれ?エルダさん?なんかいきなり不機嫌なんですけど?
さらに表情は能面と化していき、最後は白い目で見られてしまった……
なんで⁈
エルダは無言のまま自宅へと帰っていった。
俺なんかミスった?
984
お気に入りに追加
3,363
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。