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第7章 冒険者ルーク3
第32話 オルタ達の部屋の改造
しおりを挟む屋敷に戻ってきたルーク達が屋敷に入り、そこで解散とした。
「みんなお疲れ、取り敢えずここで解散な!それからナルスは……」
「よいよい、我らと同室にする」
「そうか?だけど、ベッドが無いがどうするんだ」
二人部屋にペットが二台しかないぞ。
バラバラで寝たいだろ?
「…………そうだった」
「だろ?」
「ルーク様お帰りなさいませ」
「ただいま、セバ帰ったよ」
「それにしても、今回の狩りは長かったですね。なにか訳でも」
「嫌………別に?」
話した通りの資金繰り。
あれ………セバに話してなかったか?
「おや、拝見したことが無いお顔が一人ですか。……ルーク様、その方は?」
「ええっと、新しい従者だな。オルタ達の友人らしいぞ」
「ほぅ……その様な方が従者ですか?」
「あぁ、ウオルそうだよな?」
「友人……友……?」
おいおい、フォローしろよお前らが連れてきたんだろ!
「オルタ!そうだろ?」
「……まぁそうか?ナルス」
「………そうなのか?」
あ!終わった……。
「ルーク様?貴方また……」
「ち、違うぞ……。本当に俺が連れて……嫌、セバ違うぞ!」
「違う……何がですか?」
「い、嫌……あいつらが」
「あいつらね……まぁ、仕方ないですね」
ほっ……。
「ルーク様、なにか?」
「い、嫌……何でも、俺はあいつらの部屋を改造してくるから」
「承知しました。でしたらそれが終わったら、お部屋にお戻り下さいませ」
「分かったよ」
オルタ達三人と俺でオルタ達の部屋に入り部屋を広げるのだが……。
横に広げるよりは縦にロフトを広く取ってやった方が良いかと思い、ロフトにベッドを置くことにした。
「なら、クリエイト!」
「おお、縦に広げたのか?」
「まあね、横並びは嫌だろ?と、思ったんだがな。どうだ」
「これはこれで、良いんじゃないか?」
「ナルスどうだ?お前が上で休むか」
「そうよの……彼処に上がっても良いのか?」
「どうぞ、部屋割りといか……寝る場所はお任せするよ。じゃ俺はこれで。腹減ったらその辺にいる、執事に声かけたら良いぞ」
「そうか、ならそうするよ……といっても我らも疲れた。今日はこのまま休むか。なぁ、ウオル」
「そうよの……明日の朝まで休むとするか、ナルスもそれで良いか?」
「構わんよ」
「なら、ルーク我らは休む故……起こすな」
「ハイハイ、承知したよ。じゃ休み」
ふぅ……後は、セバスかなにを話すのか……面倒だ。
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