お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ

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第7章 冒険者ルーク3

第17話 お宝発見!

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洞窟の中は狭く暗い洞穴だ。

「ったく…狭い!」

狭い洞窟を歩いてるのだから狭いのは、当たり前だが……一人なので文句を言いたい放題だ。

日頃のストレスが溜まってるルークには、丁度良いのかも知れない。

マップがこの洞窟の中を詳しく標示しない。
なので、久しぶりのマッピングしなからの探索になる。
洞窟内の罠などは、サーチで把握しながら歩くがどうやらここは、人の手が入っていない様子で一先ず安心をする。罠は、気にしなくて良いだろうと判断をしたルークである。

そして、壁を鑑定しながら歩く途中には蝙蝠や蛇に蜥蜴に蜘蛛と言った、爬虫類や昆虫が居たが……まぁ、何とか騒がすに進んでいる。   
気持ちは悪いがな!
そこをどれくらい歩いたのか?

距離にしてまだ500メートル位か……中々進まないし、壁に鉱石類は混じってこない。

「むぅ………まだまだ歩くかな?ん~でもそろそろなんだよなぁ………」

壁を確認して歩くいていると……マップの一点が光る。詳しくマップに標示はされないが……大雑把には、標示される様だな。なんとも不思議な洞窟だ。

そして、お目当ての物の側までに行き着いた様だ。
その光を目指して歩くこと数m、と言うところでルークの足がとまった。

「はぁ…マジ?行き止まりかよ。てか、扉にしてるのかこの大岩を……」

狭い洞窟を、歩いて行き着いた先の終着点の更に奥に行きたいのだが……行く手を阻む大岩がドンと鎮座していた。

岩を鑑定するとなんと言うことでしょう!

「おお!すげぇ~魔鉱石の塊がゴロゴロと混じってる。他の鉱石も混じるのかよ……すっげ~オリハルコン迄あった……これは良い剣が作れる!」

なら頂きますかね。
岩だけを操作して土魔法「ロックフォーミングサンド」で、岩だけを砂に変えた。
すると、ルークの目の前にでてきたのは大量の鉱石類だった。

「おお!ラッキー凄いねなぁ。ホクホクですよ!魔鉱石のだけでも、結構売れるな」

ルークとしては、取り出した鉱石は高値で売りたい。
なので、鉱石やその他の宝石もチマチマと他国に売る事を考えつつ鉱石を回収をした。
それから、砂に為った大岩の向こう側の隠し部屋に足を踏み入れる。

「なに?ここは広い祭壇?なんで?」

 ルークが部屋の祭壇を眺めていると、祭壇の上に鎮座している鉱石が目に入った。

「あった!ヒヒイロカネ」

すると、何処からか、ゴゴ……ゴゴゴと何かが開いた音がする。

「おっと…魔物か?」

ルークは、腰の剣を抜いて音のする方向に剣を向けて警戒をする。
音のする方向から岩のような物が動きその岩が、ルークに攻撃をしてくる。

「ヴゴゴゴーーーー」

両方の腕を振り上げてルークの頭上に振り下ろして来た。

【ドドンーーーー】

と振り落とされた腕が、地面に打ち付けられればその場が地響きと共に地面が揺れた。

「…チッ!ゴーレムかよ面倒だな!でも……頭の中に大きな核の魔石があるな……あれ壊せるかな?」

ルークは、地面の岩をに手を付けて魔法で地震を起こした。
すると、ゴーレムの足元が揺れて倒れる。
ゴーレムが、仰向けになりバタバタと手足をバタつかせて起き上がれずにいる。
そこにルークが素早く近づくと。
大岩を砂に変えた魔法を再び発動させた。

「ロックフォーミングサンド!」

魔法が発動すると、魔法がゴーレムに効いたのかゴーレムは砂に変わって行った。そして、核の魔石が顔を出した。

「おお!珍しい黄金の、魔石だ!だけど……これは生きてるのかな?なら」

「ドレイン」で魔力を抜き始めるのだった。

「おお、凄いなぁ。魔力を吸収出来たけど…。あ!これは吸いすぎ注意だ!後はオルタ達に任せるか?ま、ストレージに入れておけば悪さもしないだろうが……これは死倉だな。世に出したら駄目なやつだ!」

手にしていた魔石を、ストレージに放り込む。
そして、祭壇に上がるヒヒイロカネを手に入れて洞窟から出て。
オルタ達の元へ戻ったのだった。
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