お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ

文字の大きさ
上 下
253 / 428
第5章 冒険者ルーク1

第99話 母の暴走。貴女もですか? 3

しおりを挟む


「そうですよね?それなら母上?私がいま言った同じ事を、母上に私がしたらどう思いますか?」
「同じ事?あ、あら………私は?不味いわね………ルーク怒ってる?」
「ええ!かなりね?」
「貴方、どうしましょう!私………」

ルークを怒らせたかしら?と言うが……惚けてるのかね?この人は?
何だか……面倒な事に成ったが……全部母が悪いので俺は知らない!
そこへ、フォルクス達がサロンにサリーを連れて戻って来た。

「失礼致します。遅くなりました。旦那様、ルーク様…………サリーを連れて参りました」
「ああ、ありがとう。フォルクス、それにルイス。サリーは何処に居たのだ?」
「サリーは、ナタリと一緒に自室に居りましたが……」
「どうした?ルイス?」
「さぁサリー?ルーク様がお呼びだよ?」
「はい…………」

おずおずと、俺の側に近寄って来るが何で顔を隠す必要が有るんだ?

「サリー?その顔どうした?こっちに来い?顔をよく見せてみろ……どうした?」
「あぁ…ルーク様、ルーク様ぁーー」

口が開け憎いのか、言葉が少しおかしいが必死にサリーが俺にしがみついてくる。
そして、サリーの顔を見ると、顔全体が腫れてる?引っ掻かれたのか?

「これは!どうしたんだ?サリー綺麗な顔が、……台無しじゃないか!今すぐ治してやるからな?」

サリーの怪我の様子を見ると……余程酷く叩かれたのか?痣に成って腫れている。それに、引っ掻き傷まである。
これは………取り敢えず、初級のヒールを掛けて様子を見るかな……………。

「ヒール」

………だが、初級のヒールだと腫れは若干引いただけで……まだ傷痕が残っていた。

「サリーこっち見て?エクストラヒール!」

すると、キラキラと光かってサリーの顔の傷が治って行く。

「おお、凄いですね?ルークの魔法は……メイドが、暖かい光りに包まれてますね?」

カミル兄さん、呑気過ぎですよ?

「スッゲェ~!ルーク、お前……唯物じゃないな?」

お前もなぁ~。ライン……残念!

しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

転生貴族のスローライフ

マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である *基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ。

克全
ファンタジー
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に同時投稿しています。

こちらの異世界で頑張ります

kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で 魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。 様々の事が起こり解決していく

私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~

Ss侍
ファンタジー
 "私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。  動けない、何もできない、そもそも身体がない。  自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。 ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。  それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜

青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ 孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。 そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。 これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。 小説家になろう様からの転載です!

幼女と執事が異世界で

天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。 当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった! 謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!? おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。 オレの人生はまだ始まったばかりだ!

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫
ファンタジー
 孤児院出身の僕は10歳になり、教会でスキル授与の儀式を受けた。  僕が授かったスキルは『眠る』という、意味不明なスキルただ1つだけだった。  そんな僕でも、仲間にいれてくれた、幼馴染みたちとパーティーを組み僕たちは、冒険者になった。  それから、5年近くがたった。  5年の間に、覚醒したスキルを使ってパーティーに、貢献したつもりだったのだが、そんな僕に、仲間たちから言い渡されたのは、パーティーからの追放宣言だった。

処理中です...