お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ

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第5章 冒険者ルーク1

第88話 BBQに謹慎組も呼んだのか?

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「セバ!」

大声で、セバと呼ぶと以外近い場所から声がする。

「なんでしょうか?」
「お!ビックリした!忍び寄るなよ?」

心臓が止まるかと…………。

「フフ。それは………すみません。で?何でしょう?」
「この狭い庭に、何人呼んだんだよ!」

これじゃ焼台足りないだろうが!

「えぇっと、何人ですかね?」
「影達も暇そうでしたので、全員呼びましたし?」
「え?謹慎組も……。あ、いた。おい!セバ!」
「ハハハ、偶には良いじゃ無いですか?じゃないとストレスが溜まって、爆発すると厄介ですよ?ガス抜きも必要です」
「分かったよ、まぁ助かるよ」
「いえ?ルーク様の執事ですからね私は。ハハハ!」

まったく、本当に優秀な執事だよ……。

「なら一緒に肉を食うぞ!」
「はい!では、頂きます」

目の前に、焼台を出して火を起こして焼き網の上に肉を出して焼いて行く。

「セバ焼けたぞ!食え!」
「頂きます!」

セバスと一緒に肉をタレに付けて食べる。

うん旨い!だが………物足りない!
握り飯焼くか?
網の上に握り飯を置いて焼き始めると、肉食べていた全員が俺達の目の前の握り飯をガン見する。

「ルークそれを、こっちにも寄越せ!」とオルタ達が言う。
「ルーク様の、それを下さい!」とハンス達が言う。
「ルーク様それ、美味しそう!」とリンク達が言い出す。
「ルーク様の、それを頼みます」とグレゴルが言う。
「ああ!もう煩せぇ!ほれ!出したから適当に持てってくれ!」

大皿にのせた握り飯2皿を出してテーブルに置く。
すると、どんどん手が出てきて秒で無くなる。

「ルーク様!おにぎり焼けましたよ食べましょう!」

セバスが呑気にそう言って、俺より先に焼けて醤油が塗られた握り飯を食べる。

「お!旨そう!じゃ俺も」

と一口パクつく。

「うま!セバもっと食べるか?」
「ハフ、は、はひ!たべまふ、あっち!ハフ」
「わかった!」

そしてまた飯を網に乗せる。
そんな楽しいBBQを楽しんだのだった。
久々の楽しい夕食だった……満足!
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