お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ

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第5章 冒険者ルーク1

第83話 見ちゃったしなぁ~。

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ルークが空に飛び上がって行く先を見据える。
マップで確認すると、この方向か………。

さて、目当ての領地で例の物を売り捌くかね!
そう呟いて、一人で飛んで行った。

さて、鱗を売り捌くついでに久しぶりに一狩するかな?
先ずは………マップで確認しなから飛ぶか。

マップを見ながら、飛んでいるので他国に入っていても気にせずに飛び。
よさげな魔物を探して居ると、なにやら赤い点が一固まりになっている場所を見つける。

「おや?魔物が一固まり?なんでだ」

不思議に思い固まりをよく見ると、………青い点もある。

「あぁ、襲われてる系ね…………?どうするかな」

やたらに手を出して、迷惑がられるのも嫌だし……。

手を出して『余計なお世話だ』とか言う奴居るしなぁ~?
でもなぁ……見ちゃったしね?眺めて大丈夫そうならスルーするかな。
ふわふわと呑気に、飛んで赤い点の場所まで行き空から眺める。

「どうやら、冒険者っぽいね……」

けど押されてるのな、あれは弱いのかな?
魔物は………と鑑定するとオーガさんだね?

(ちなみに、襲われている冒険者達は鑑定はしないぞ!)

仕方ない声をかけて見るか?
空から地表に降りて冒険者達に大声で話し掛ける。

「あの~苦戦している様ですが……手助けしますかぁ~?」

すると、苦戦中の男が振り返って答える。

「な、何処から……ま、まぁいい、頼めるか?あっちの!くっ!」

大柄の、男が痛そうに腕を押さえる。あらら爪で引っかかれたか……。
すまん声を掛けたせいだな……。

「分かりましたでも。先に!お詫びのハイヒールです」

声を掛けた男の、傷を癒して戦闘が行われている場所に走って向かいながら、剣を抜いてオーガに切りかかる。

「そこ!どけぇ~!ハッ!」

苦戦中の冒険者に、声を掛け退かしてオーガの肩から下へ斜めに斬りかかり袈裟斬りにして、剣を振ると「グォォォ~~」と叫びバタリとオーガが倒れた。

先ず一体!次は?
あ、俺は何処まで手を出せば良いのかな?


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