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第5章 冒険者ルーク1
第70話 態度の悪い受付嬢。
しおりを挟む冒険者ギルドを、後にして商業ギルドにやって来た。
そして、ギルドの中に入るが!その前に…。
(サンズ!居るか?)
(はい!)
(俺達の周りに不審者は?)
ルークは、事前に自分のマップを確認して居るが敢えてサンズに聞く。
(いえ、今のところは大丈夫です)
(よし!続けて監視ヨロで!)
(了解)
んじゃ、ギルドに入りますかね。
「みんな、入るぞ?オルタ、ウオル頼む」
「「おう!」」
「ラムセス、サクロス行くぞ」
「「はい」」
中に入って受付に向かう。
今度は、ラムセスと一緒に受付カウンターの前に立つ。
「いらっしゃいませ?どの様なご用でしょうか?」
表情を固定してるね…それに事務的にこなしてる。まぁ仏頂面よりはいいかな?
「あぁ、売りたい物が有るのだが?」
「ギルドカードはお持ちで?」
「あぁ、これだ」
懐からカードを取り出して渡して見せる。
(偽名の商人ギルドカードだがな……)
「お預かりします…………確認しました。有り難うございます。これはお返し致します。それで?本日はどの様な物を?」
「あぁ、ここで出しますか?」
「ええ、此方へ!お出し下さい」
「なら!はいどうぞ?これを20枚とラムセス!お前は?」
カウンターに、大きい鱗を【ドン!】と出す。
「あ!はい。これを、お願いします」
ラムセスは、謙虚に2枚出した。(笑)
「お、お客様……………こ、これは?」
「ん?鱗だけど?買取頼むよ!」
「こ、こんなにですか?」
「だって、ここに出せと言ったのは貴女ですが?」
違いますか?と…………受付の女を睨む。
「そ、そうすが………」
「まぁ、いいや!で?買取してくれよ?」
「は、はい!少々お待ちください!」
ペコリと頭を下げて、奥の事務所に引っ込んで行った。
「る、ルーク様?良いのでしょうか?何だかあの女性焦ってましたよ?」
「ん?良いんじゃないか?余り、好感の持てる態度ではなかったからな!」
ル、ルーク様って、態度が悪い人に対してはトコトン冷たい態度を貫くのだなぁ~。
まぁ少し分かるけど……。
そして、待てと言われて待ってはいるが………。
……………長くね?
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