お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ

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第5章 冒険者ルーク1

第48話 タイミング。

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そんな事を言いながら結局連れていく羽目になった。

兄達との食事も終わり、そろそろ夜も更ける時間だ飲みの場がお開きになり各自それぞれの部屋に戻って行った。

ルークもセバスを連れ部屋に戻る。

「ルーク様お疲れ様で御座いました」
「本当に!疲れたよ。全く、どいつもこいつも……」
「まぁ、そう言わずに?湯浴みは?どうされますか?」
「ん~?疲れたから入ってくるよ。ゆっくりしたいしな」
「畏まりました。では少しお待ちください。御用意して参りますので」
「宜しく頼むよ。セバ」

そう言って、用意が出きるまでソファーに沈み混む。

全く考える事と、段取りする事が多くて嫌に成る。

(メッセージ、バルカン何処にいる?)
(う、うぉ~!びっくりした。も、もしかしてルーク様ですか?)

こいつら全員、俺がメッセージを送るとお約束で驚くのな(笑)

(もしかしなくても、私だが?なにか?)
(………すみません。失礼を。でも!びっくりさせないでくださいよ!)
(それはすまんな?で、お前達今何処にいる?)
(今ですか?今は後は1日でエンケルに着きますよ、奴の見張りで交代したばかりですが?)
(報告は?)
(あ!メンサスが後程入れる筈ですが?)
(分かったなら、メンサスに聞くよ!引き続き頼むよ)
(承知致しました。では失礼を) 

ん~どうするかな?報告を待つかな?
考えているとタイミング良くメッセージが入る。

(メッセージ、ルーク様。今宜しいでしょうか?)

おお、びっくりした!
タイミング良すぎだが?まぁいいか?

(ルークだ!誰だ?)
(メンサスです。申し訳ありません、報告が遅くなりました。)
(まぁいいよ?クレバンなど殆んど報告をしてこなかったからな!)
(え?それは?)
(まぁ、それは後だ、で?なんだ)
(はい!ご報告です。奴がやっと明日エンケルに戻ります。その後の行動はまだ把握できません)
(随分と時間が、掛かってるな?)
(奴が方向音痴なのでしょう。さ迷い歩く事と20日は掛かったらしいですよ?マシューコンビ達と交代してからですから、詳しくは分かりませんが。あいつ本当に馬鹿なのですね?)
(ハハハ。まぁ、そうだなご苦労さん。で明日見張りが終わったら奴の寝床の確認して戻って来い4人全員で良いぞ?)
(し、しかし。奴が戻ったら何をしでかすか……)
(そうか、そうなるか。なら、お前とトレバンだけで戻って来い。バルカンにはまた見張ってろと伝えろ)
(承知致しました。では明後日戻りますが場所は?)
(屋敷の離れに、居るよ)
(それでは、夕刻でも宜しいでしょうか?)
(夕方だな?分かった。ああ、もし俺が居なかったら自室でゆっくりしてろ。声を掛ける)
(は!承知しました。では、失礼を)

そう言って通信が切れた。

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