お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ～見ろ（笑）

第5章 冒険者ルーク1

閑話 追いたてられた影達 1

ルークからお前ら早く行けよと、突き放された影達5人が西の方角へ、焦って空を飛んで向かう。
空を飛びながらリンクに文句を言うケルバン。

「お前のせいで、とんだとばっちりだ。リンク！巫山戯んじゃねぇぞ！」
「そうだ！ぞ全く余計な事をしやがって！」

とハンスがケルバンに続く。

「煩いな！ボクのせいだけじゃないでしょ。ハンスがだってルーク様の、命令聞いてなかったじゃんかぁ！」

「連絡取れないなら、俺に連絡しろよ。ロイドの事は置いて置いても、俺には連絡しろよ。全く！ルーク様は、ああなると暫く機嫌が悪いぞ！」
「隊長だってルーク様を、舐めてるダロが？俺らだって悪いが隊長が一番悪いぞ、あの兄貴の息が掛かった者を、サブなんかに着けるから」
「舐めるなんてそんな、恐ろしい。だが、そうだよなぁ～参った！」
「しかも3ヶ月もタダ働きだそ！どうすんだよ！仕送り出来ないじゃんか！！」

リンクに怒鳴って、マシューが頭を抱える。

「ご、ごめんマシュー。ボクせいだ………」
「暫くお前とは、コンビ組みたくないよ。俺は」
「…………ごめん」
「馬鹿リンク！今後お前はマヌケの通り名で呼んでやる。ちくしょ～！！」
「そ、そんな通り名嫌だよ！ケルバン」
「ウザイ、マヌケ！我が儘も大概にしろよマヌケ！」
「マヌケだってまだ、下っぱな癖に。ルーク様にあんな巫山戯た態度を、取りやがって」