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第3章 誕生日パーティー
第46話 誕生日パーティー当日 6
しおりを挟む父から離れて従兄弟達のところに向かって行くと、従兄弟がどうやら、俺に気がついたらしく挨拶をしてくる。
「やぁ、ルーク。久しぶり何年ぶりだい?」
「そうそう、ずいぶん顔を見てないぞ?」
「お久しぶりです。お二人共、そうですか?昨年顔を見たと思いますが……違いましたか?」
「見てないよ?全くルークは相変わらず飛び回って居るのかい?」
「いえ、そうでもないですよ?カミル兄さんそれにライン」
「そうか?まぁ良いが……ルーク?」
カミルがルークの衣装を、まじまじと見て呆れた顔をする。
「何ですか?カミル兄さん」
目線が気になるよ?やめて衣装に、疑問を抱くのは?
「お前も大変だね?その衣装、叔母様の趣味だろ?」
「本当だ!ルーク凄いな俺よりヒラヒラだ(笑)だが、似合ってるぞ!ハハハ!」
そう言って自分の首に巻くフリルを、引っ張っりヒラヒラとさせる。
「ハハハ、良くお分かりで。母上の趣味に付き合うとこうなりますよ!どうですか?ライン着てみるか?」
「い、嫌、遠慮しておくよ。その衣装は、ルークしか似合わない気がする」
「まったくだ、ルークしか似合わない(笑)」
「で、ですかね?」
そうだよなぁ~全く母上は、俺をどうしたいのやら?
「そ、そう言えばローズとはもう、話をしましたか?」
「ん?あぁ、先程挨拶をしたぞ。ローズがもう成人か~早い物だな、後程ダンスにでも誘うよ」
「カミル祖父臭ぇからやめろ!だがローズも大人に成ったな?」
すると、人垣からエルクとローズがこちらに向かい歩いてくるのが見えた。
…………うん嫌な予感……。
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