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第3章 誕生日パーティー
第43話 誕生日パーティー当日 3
しおりを挟む仕方ない、ブローチ作り直………すのは、却下だな。
新しいタイピンと、カフスをそれに合わせて…。
ブツブツ言いながら、魔法を発動させ剣帯とタイピンとカフスを造り出した。
「ルーク様?何してます!」
「ん?」
何だとセバスを見る。
「何をしてますか?ルーク様……」
「だからこれだよ?新しいタイピンと、足りない装飾品の追加だ。ほれ」
出来たぞと、セバスに出来上がった装飾品のを見せた。
出来上がった物は、ピンクサファイアを中心にした、雪の結晶のタイピンと同じ形のカフス。
宝石はダイヤとピンクサファイアの2色使いにした。
剣帯はシンプルに、黒の革製で装飾品もシックに仕上げた。
セバスは、顳顬に指を当て眉間に皺を寄せる。
「ルーク様、これ……宝石の土台金ですか?それで石はダイヤですか?」
セバスは、手にタイピンとカフスを取りルークに説明を求めた。
「そうだな……大した事はないぞ?まぁ小さいしな。だが買えばミスリル金貨が居るがな、母上から借りたブローチは、使わなかったよハハハ」
………壊すのは、忍びないのでな。(笑)
「ル、ルーク様貴方は一体……」
「そんなに、ビックリする程でもないだろ?ほら!そんな事言ってる場合じゃないぞ?着替えないとそろそろマジで怒られる」
「そうでした。では、お着替え手伝います」
「宜しく頼むよセバ」ニコリ。
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