お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ

文字の大きさ
上 下
93 / 428
第3章 誕生日パーティー

第34話 朝食にサンドウィッチを

しおりを挟む

セバスがローズのお茶を給仕する。

「セバスありがとう」

礼を言いながらティーカップを受け取り一口飲む。

「美味しい、ルー兄様。セバスのお茶美味しいですわ」
「ははっセバ、ローズが誉めたぞ良かったな」

その言葉を聞き、セバスが笑って返事をする。

「それは嬉しいですね。ローズお嬢様に御茶をお出しする何て、滅多に無いですからお褒めいただき、ありがとう御座いますローズお嬢様」

しっかりローズに礼をする。

「フフフ、どういたしまして」

そこへ母がメイドの、リタを連れてサロンに入った来た。

「あらローズ、マルレイはどうしたの?」
「お母様、おはよう御座います。マルレイは今、お部屋整理をしていますわ」
「そうなの……?セバス私にもお茶を」
「畏まりました。少々お待ち下さいませ」
「おはようございます、母上。母上こそ珍しいですねナタリは?」
「ルークおはよう、ナタリは今日は無理よ!だから暫くリタが専属なのよ。あっ!セバス有り難う」

セバスからティーカップを受け取る。

「ルークは?サロンで朝食ですか?」

テーブルに有るサンドウィッチを見て母が聞いてくる。

「ええ、今朝は使用人が皆、忙しくしていますからね」
「美味しいそうね、私も頂きたいわローズは?」
「え?私は大丈夫ですわ、其よりもお母様、見てください」
「そう?ルーク私にも、サンドウィッチ下さらない?」

母はマイペースだ、自分の意見が先に立つ、特に空腹時は逆らわない事にする。

「分かりましたよ、私と同じ物で宜しいですか?」

母がニッコリ笑ってそれで良いと返事する。

「それでは、此方をお召し上がりください母上」

コトリとサンドウィッチが乗った皿をだす。

「美味しそうね、中は何が挟まっているの?」
「タマゴと、海老カツと、ツナマヨと、ハムチーズと野菜、ですよ」
「種類が多いのね?どれから頂こうかしら?迷うわぁ……」

サンドウィッチぐらいで、迷わないで欲しいが女性は皆そうだな、まぁ好きに食べてくれ。
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

妹が聖女の再来と呼ばれているようです

田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。 「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」  どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。 それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。 戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。 更新は不定期です。

転生先ではゆっくりと生きたい

ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。 事故で死んだ明彦が出会ったのは…… 転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた 小説家になろうでも連載中です。 なろうの方が話数が多いです。 https://ncode.syosetu.com/n8964gh/

城で侍女をしているマリアンネと申します。お給金の良いお仕事ありませんか?

甘寧
ファンタジー
「武闘家貴族」「脳筋貴族」と呼ばれていた元子爵令嬢のマリアンネ。 友人に騙され多額の借金を作った脳筋父のせいで、屋敷、領土を差し押さえられ事実上の没落となり、その借金を返済する為、城で侍女の仕事をしつつ得意な武力を活かし副業で「便利屋」を掛け持ちしながら借金返済の為、奮闘する毎日。 マリアンネに執着するオネエ王子やマリアンネを取り巻く人達と様々な試練を越えていく。借金返済の為に…… そんなある日、便利屋の上司ゴリさんからの指令で幽霊屋敷を調査する事になり…… 武闘家令嬢と呼ばれいたマリアンネの、借金返済までを綴った物語

スキル盗んで何が悪い!

大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物 "スキル"それは人が持つには限られた能力 "スキル"それは一人の青年の運命を変えた力  いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。  本人はこれからも続く生活だと思っていた。  そう、あのゲームを起動させるまでは……  大人気商品ワールドランド、略してWL。  ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。  しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……  女の子の正体は!? このゲームの目的は!?  これからどうするの主人公!  【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる

暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。 授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。

王女の夢見た世界への旅路

ライ
ファンタジー
侍女を助けるために幼い王女は、己が全てをかけて回復魔術を使用した。 無茶な魔術の使用による代償で魔力の成長が阻害されるが、代わりに前世の記憶を思い出す。 王族でありながら貴族の中でも少ない魔力しか持てず、王族の中で孤立した王女は、理想と夢をかなえるために行動を起こしていく。 これは、彼女が夢と理想を求めて自由に生きる旅路の物語。 ※小説家になろう様にも投稿しています。

転生貴族のスローライフ

マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である *基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。

克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作 「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位

処理中です...