お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ

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第2章 マクゥエル公爵家領地

第6話 訳を

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バタバタと騒がしくしている湯殿に、メイドから呼ばれたセバスが脱衣所に入ると、そこには気を失いぐったりしている、ルークが視界に入った。

「っ!ルーク様」

セバスは慌ててルークに近付き、ルークの意識が無いのを確認すると、側に居たチェスターに…これは?と聞く。

「チェスター様?ルーク様が気を失っているのは、何故でございましょう??」

ギロリと睨む。

すると、メイドから「セバス様、お話は後でお願い致します。まずルーク様を、ベッドへお運びして下さいませ」と声が掛かった。

「そうでした!」

セバスが、慌ててルークを抱え上げて部屋までルークを運ぶ。

その後ろに、着替えたチェスターも続く。
ルークの部屋に戻りにベッドに寝かせる。

「サリー!マルクス医師を呼んでください!」

セバスが、ルークの息を確認する。

すると、苦しいそうではあるが息は在る。

「ほっ」

セバスは、後から付いて来るだけで、部屋の中をでおろおろして動くチェスターに、顔だけ向けて眉間に皺を寄せながら、事情を教えなさいと詰め寄る。

「チェスター様?」ギロリ!
「なっなんだ」ビクッ!
「教え頂けますか?何故湯殿でルーク様が、気を失っていて、この様に瀕死なのか?」 
「いっ!嫌、セバス。ルークが急に帰った訳を聞こうとしていたんだよ………」
「ほぉ~それだけでルーク様が、あ・の・よ・う・に、なるのでしょうか?」

チェスターを睨む。
    
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