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第1章 追い出された
閑話 ワイルドウルフ パーティー side (改訂)
しおりを挟むルークを追い出したメンバー達が、店に戻り食事を再開する。
「あぁ、やっと、あの役立たず追い出せたねぇ」
リマが清々したと、笑いながら酒を飲む。
「本当すっね!リマ。あいつ使えなかったすっよねぇー、せいせいしたすっ。ケケケ」
トレシュがルークを馬鹿にして不気味に笑う。
「そうだよねぇー。不細工でキモかったし。マジ無理!キャハハ」
と、リマが更に笑う。
「ねぇー、オース?」
カルエは、オースに腕を絡めながら甘えて次の仕事の内容がどんなものかと聞く。
「なんだ?」
「明日の依頼ってどんなの?」
メンバー達は、オースに目を向け話を聞こうと椅子を引く。カルエだけは、元からオースにベッタリしてたのでそのままの姿勢だ。
「おう?忘れてたな。屑のせいで、時間を無駄にしちまったな。説明が遅れちまった!そんじゃ説明すっぞ!」
オースが、依頼の説明をし始める。
「2日後にこの町の東にある、ダンジョンの30階層にいる。黄金の獅子と呼ばれるモンスターの素材を、取って来る依頼だ」
「「「え!!!」」マジすっか!」
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