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新たな町へ
489話 優秀優秀っと…。
しおりを挟む翌朝、点呼の為に朝の4つ半に起きて厨房を覗く…。
が…未だ誰も居ないな…。
そう言えば、子供が増えたし食器の補充もしてないが…あるのか?
昨日の食事も皿が揃って無かったよな。
出て行ったメイドは……本当に最後まで迷惑を掛けて出て行ったか…。
さて、厨房を覗いて食器棚を確認する。
「あちゃ~、また皿が殆んど無いじゃんよ。前に足した時に割れたら言えよと、伝えて無かったかな?俺は…」
屋敷には10人以上人が居るのに…全く……。
取りあえず今ある食器は回収っと!
そして、新たに食器類を必要なだけ出してると厨房に人が入って来た。
「だ、旦那!お、おはようございます!」
「おはようございます!」
「おう、グレド、ラルフ君おはよう。今朝からラルフ君も、お父さんの手伝いかな?」
「は、はい!」
「そうか、なら頼むね?」
「は、はい!」
「んで?旦那は、朝からなにしてんで?」
「え、足りない皿の補充だぞ?全くお前さっ、早く言えよ!それでなくても人が増えたんだからな!」
「す、すまねぇ……。俺も戻って来て、バタバタしてたからよ。忘れてたぜ!」
「ハハハ。まぁいいよ、仕方ないもんな?タウルス達からも聞いてなかったからさっ?」
「旦那…それは酷ですぜ?奴ら入ったばかりなんだよな?」
「……まぁ、そうだな……」
「ってことで、食器類が揃ったなら出ていってくれよ?これから朝飯の支度をするんだからよ!ダンナ」
「り、了解した。じゃあね?ラルフ君後でね」
「は、はい!」
ってことで俺はリビングで使用人達の点呼だな。
リビングに入ると保々全員使用人達が、揃って居た。皆さん優秀優秀っと…。
「おはようございます!旦那様」
「おはよう、みんな。全員揃ってるね」
「はい、それはもう。旦那様今朝もお早いてすがどちらへ?」
「ん、厨房だよ。皿の補充にね?グレドに追い出されたけどな。ハハハ」
「そうでしたか。皿は今朝お話をしようと思っていたのですが…申し訳ありませんでした」
「あぁ報告をしょうとしてたんだね?なら良いかな…それと、さっ、食事が終わった後の事だけどね」
「昨日仰っていた、子供達の勉強の事ですか?」
「そうそう、これをね?子供達の教材に。それと、マイナとゲイルの分ね。後はこれはニングス用ね」
「ありがとうございます、中を拝見しても?」
「ん?いいよ。ニングスが把握してないと困るでしょ?」
「えぇでは、失礼して…………。こ、これは何処で?」
「え?昨日本屋に寄ったからね、そこでだが?」
「そ、そうですか…」
ニングスに渡したのはオリジナルの本を、マイナ達に渡す物はそのコピーだ。
昨日試しに複写の魔法を使ったら…できちゃった。てへ♡ってことで、全員に渡すことが出来たよ。
「な、なに?ニングス。この本駄目だった?」
「いえ、そんなことはありませんよ?唯この本は高かったのでは?」
「そうでもないよ?」
「旦那様…、それを高くないといえるのは旦那様だけですよ!ニングス、それは金貨一枚と大金貨は出してるぞ?」
「え?二冊で、ですか?」
「あぁ、ぼったくられたけどね」
「ぼ、ぼったく…られたですって!」
「まぁ、まぁ、騒ぐの面倒だったからさっ」
「………全く旦那様は…、甘いのか厳しいのか…」
「アハハ、そう落ち込むなよ。これも勉強だし?必要な物だからね」
「……むぅ……」
「はい、と言うことで、料理人二人は早くグレドを手伝いに行ってこいよ?」
「「あ!そうでした」今行きます!」
「それと、マイナとエボナも仕事あるよね?」
「は、はい!行きます」
「了解!ブィ、旦那様後でねぇ~」
マイナ……キャラ崩壊してる…君は何処に行きたいのかな?
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