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新たな町へ
384話 人を増やす?
しおりを挟むしつこい執事から俺と会った記憶だけを消した。
多分消えてる筈!魔法って凄いなぁ~と感心する。人の記憶を消して良いのかは、分からないけど……あんまりしつこいからさ、仕方ないよね?
ああ、中二が……進んでる気がする。
だけど、もう男から迫られるのは勘弁だからな……。
かといって、変な女からもごめんですが。
それに俺は転生?してるしねぇ……マジこの世界の人とは違うしね。
奴隷の使用人を使ってるけど、多分まともに人を雇い入れたら、俺を化物と呼ぶ人間が居るかも知れない。
そんな化物とは、暮らせる人は少ない?
嫌……完全に居ないだろうなぁ。
実際一人の奴隷が、俺を化物と言って逃げたしたしね?
ま、俺は面白可笑しく暮らせればそれで良のだが。
後……多分だが、アルシャの造ったこの身体では子供は作れないと思うぞ?
……嫌これはマジでだ。悲しいかな、全く女性を見てもその気に成らんのだよ。付き合う?なにそれ食べれるの?って感じだしなぁ~。
因みに俺ってば……トイレとは無縁です。
飲み食いした物は、何処に行くのか……不思議な身体ですよ!
だから?屋敷にはケイト達、女性は居るが全くムラっとしない。
俺が読んで見てたラノベに、結構かわいい女の子が出て来て、アハハウフフをしてたのに……。
俺には全くそれが無いのだ……。
今のところ……出会うのは、何故か男の比率が多いしな。
………悲しいくすん。
この分だと俺の二世は望めないなぁ~。
かといってBLなんてノーサンキューだ!
と言うことで……これからも俺は1人で充分だ。
それに、まともに年が取れるのかも謎だしな。
《主……正解です。二世は無理です》
『マジ……かぁ~』
《ですが、女性とそういう事は出来ます。その時は私の思考は、シャットダウンしますから。ご安心を》
『何の安心だよ!!』
《え、言わせたいのですか?でしたら…》
『………あ、む、無理!聞きたくないから黙って!わ、分かった。その時は宜しくお願いします』
《ククク。ではその時が来たら……ククク》
気持ち悪し笑い方して、フェードアウトしてった!
全くナビも何がしたかったのか?謎です。
さてさて、もうすぐグレドがここの屋敷から居なくなる。
戻って来るのは随分先に成るだろうからな。
その間の料理は、一応女性陣には任せようとは思うが……未だ腕前を見てないんだよなぁ~。
多分無理だと、俺は見てるしな……ギルドで求人を出すか。
それか……また、奴隷を買うか?人数少し増やすかな。
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