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新たな町へ
355話 妖精の森に行こう!
しおりを挟むグレドと話が終わり自室に戻る。
そして、屋敷の廻りに用心の為の結界を張る。
屋敷に住んでる者意外は、出入り出来ないように更に頑丈に張っておく。
過剰反応と言われるだろうが、そんな事を言ってる場合ではない。
俺が不在の間に、この屋敷に他人は誰も入らせない!何せこの屋敷の中は、この世界の物では無いものがわんさと有るのだ。
貴族、金持ちそれ意外でも屋敷を見たらそりゃ欲しい物も有るだろう。
昼間の領主みたいに……。
あれ絶対に置物欲しかったよな!
《当たりですね。欲しいと目が言ってました。心拍数数が上がってました。主が持ってないと言ったとたんに、心拍数が普通に戻りました》
『マジ?』
《です……》
はぁ~。やっぱりかい!
まぁ、良いだろう二度と会わん。
それと、万が一のためにこの三階の結界は最強にしておかないとな!
……………さて、これでいいかな?
『ナビさん。俺寝るから3時間したら起こして?』
目覚ましは、掛けるがな。
《了》
ごそごそとベッドに入って……おやすみ………。
◇◇◇◇◇
そして目時ましの音で目が覚める。
《おはようございます。主》
『ナビさん、おはよう』
さて支度するかなぁ~。
時間は夜中……もう明け方かな?3時半位だ。
いつもの冒険者スタイルに着替えて、屋上に上がる階段を上がって外に出て空に飛ぶ。
「フライ」
おお!久しぶりの空!気持ち良いねえ~。
さてさてどの辺に行こうかな?
《高額の魔物狩りでしたら……妖精の森は如何てすか?お勧めしますよ?》
『ああ、俺が最初にこの世界に送られた場所かぁ~』
それも良いか………彼処ワイバーン居たしね。
その他もいそうだよなぁ~。
なら、行くか!
マップ確認しながら、夜中の空をふわふわと移動する。
あ~眠い………。精霊の森に着いたら、何処かキャンプできる場所あるかな?出来れば水場に拠点置きたいなぁ~。
精霊森と言えば……パトリックさん元気だろうか?あとマルク君も…。あの町出てからそう日は経ってないけど懐かしいなぁ。
等と考えながら空を飛ぶ。
そして、たどり着いた精霊の森……。あ!彼処……俺が伐採しちゃった場所かな?なんだか木々が生き生きしてる?
間伐って、大事だ。アハハ。
てか他の場所で……水場っと。
あ!あった泉っぽい。彼処にテント張って魔物探そうかな?
そして、泉の近くに下り立ってベースを探す。地面が湿気てない場所で、日陰に成る場所。
未だ日が登って無いからどっちが、どっち?マップ確認………お!こっちが東ね。ならこの辺だな。
ライトで周辺を明るくしてから、テントを鞄から出して設置し始める。
「最近のテントって………簡単なのな!ま、中は魔法で広げるからどうでも良いけど」
ぶつぶつ言ってテントを張り終了!
「さて、ライトを消して……おお!良いねぇ」
呟いてテントの中に入って明かりを付ける。
空間魔法で広げた場所は……先ずトイレと風呂を設置!
ベッドを置ける部屋を作って、リビングを造り完成!
「おお!久しぶりの一人空間!あ~天国」
さて、外に出てこの辺に認識阻害の結界を張って目隠しして。暫く寝るかな?
ここなら誰も邪魔は、しないだろう!
ゆっくりしよう!
テントの中に入って、ベッドに潜って二度目のおやすみなさい。
『ナビさん警戒……よろ!』
《了》
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