ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

新たな町へ

260話 屋敷の案内 3

「次は、この隣の風呂場だよ。ここも男女に別れてます。男性の諸君！除くなよ？」

　すると、場がシーンとしてしまった……あれ？
　受けなかった、冗談を言ったのだが………。

「コホン。さ、さて、脱衣場に入りこの籠に服を入れてから風呂場の中に入って。先ずやることは……この壁に出てる銀色の蛇口から、お湯が出るのでこのハンドルを回してお湯出す。そしたらこのシャンプーで頭を洗う。そして、タオルと石鹸で体を洗ったらその浴槽に、お湯が張ってあるので、風呂に入って暖まって下さい。必ず全身洗ってから、風呂に入る！これは決まり事なので守って下さい」

「主人さん？風呂に、俺達も入っていいのか？」

「カナルさん、良いですよ。ここは、使用人専用の風呂場だからね。皆で使ってくれ。ここも汚さない様にね！メイドが掃除をします」

　ええ！ここもですか？とイリヤが騒ぐ。
　君はメイドですよ？それが仕事だよ？

「それから、皆さん私の呼び名がバラバラですね？統一してくれませんか？」

「それなら………ご主人さま？」イリヤが言う。

「主人？はどうですか？」とゲイル君。

「旦那様は？」グレンとニグスが言う。

「あ、それは良いわね？旦那様で？」とケイト。

「ご主人様がいいです」と、マイナが言う。

「いっそ、お名前のアキヒコさまは？」

　カシュー君………名前はよそうよ………。

「それならやはり旦那様では？」ニングス……。

　うん！纏まらないね……。

「どうやら纏まらない様ですから、後で決めてください？さて次に行きますよ？反対の左側ですがここは、貴女方の部屋に成ります。一部屋二人で入って下さいね１人だけ溢れますが……どうしますかね？あ！ニングスとグレド貴方方二人が一番早く起きる人かな？ならそれぞれ１人部屋を使って下さい。ですが少し待ってください？」

　ちょっと計算外だったか？6畳一間は狭いよね？客間全部潰して造り直すかね？

　８畳一間の二段ベッド入れますか……。
　良かった未だ家具入れてなくて……。
　えっと3部屋は8畳にして、6畳一間を3部屋にするか？
　人に見つからない様に、壁に手を当てて部屋の改装をする。建築魔法……改装！
　よし！出来たかね？

「先ず、二人部屋から」

　扉を開けるとほっ！二段ベッドにクローゼットがそれぞれに、机が2セットの二人部屋に改装出来てるね？安心！