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新たな町へ

244話 面接 3

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「わかった、で?うちにもし来たら畑仕事出来るかな?」

「は、はい!土を弄るのは嫌いじゃないです」

「そう、わかった。戻って良いよ」

「は、はい」

 返事をすると部屋を出ていく。

 マイナと入れ替わりに今度は男が部屋に入ってくる。

「どうぞ座って?」

「はい………」

「名前は?」

「グレドだ」

「年は?」

「多分40だ……と」

「そうですか。ここへはどうして?」

「俺は料理人だったんだが……店が潰れちまって借金が返せなくて」

「料理人ですか………家族は?」

「居るが………あいつらは田舎へ返した」

 自分だけが奴隷落ちか………。
 どれ鑑定…………。

ステータス

名前 グレド 
種族 人種
年齢 40才
職業 元料理人、奴隷

レベル 15
HP 50
MP   35
体力 80
魔力    20

生活魔法

スキル
火魔法、水魔法

 料理人ね…………頑固そうだけど………。
 難しいかな??

「えっと、グレドさん?」

「はい?」

「私がもし貴方を雇ったら料理人で良いのかい?」

「は、はい!もし出来るなら」

「だが……頑固な人は困る」

「が、頑固ですか?」

「ええ、人の意見をちゃんと聞ける人を望みますが出来ますか?」

「は、はい!ここから出れるなら何でもします」

「扱は奴隷でも?」

「あの檻に入れらるよりは良いです」

「そう………ですか。分かりました。では、戻って良いですよ」

「は、はい」

 そしてまた、グレドと入れ替わりにまた男が入ってくる。

「そこにどうぞ?」

「………」

 無口?

「名前は?」

「………ニグス。冒険者」

「あ、そう?年は?」

「多分18才」

「何でここに?」

「依頼の失敗で借金が嵩んで…………返せなくて」

「一人で?パーティーは?」

「みんな落とされた。バラバラに成ってるから行方は知らない」

「有り難う。すみませんね?」

「いや………」

鑑定

ステータス

名前 ニグス
種族 人間種
年齢 18才
職業 元冒険者 奴隷

レベル 20
HP 60
MP   45
体力 50
魔力    55

生活魔法

スキル

剣技

 フム…………微妙だね。
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