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新たな町へ

222話 すっげぇ~。宝の山でした

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 サーチで、土壁の中を探し見つけたのはミスリルと金塊と銀鉱石と、ダイヤの原石、ルビーにア、サファイアとエメラルド?もう少し奥にはアダマンタイトと、後は水晶もゴロゴロ見える……なにこの山?宝の山?

 ありえねぇ~、出鱈目だろこれは………。
 こんなに、色んな石が出て良いの?それに人の手が入ってない?

《ここ迄、奥に人は来れません。空から来ても探査能力がないと無理です》

『あ……そう言う事ね……。サンキュー、ナビさん』

 なら、壁を掘って取り出しますか!
 行くぞ!ロック・クラッシャー?手を前に出して魔法を放つ。
 すると、目の前の岩が砕けてゴロゴロと落ちてくる。落ちる側からどんどんアイテムボックスに入って行く。うん!便利な機能だね……。
 ある程度掘り出して、サーチすると目の前の場所には鉱石が、一通り無くなったので。
 アイテムボックスから、試しにルビーを出してみると。

「デカ!拳大の塊のルビー……こんなん見たことねぇ~!デカ過ぎるから小さく加工するかな?」

 試しに、ルビーを加工してダイヤモンドカットを施して細工をすると、塊だったルビーが1㎝の粒になって地面にパラパラと落ちる。

「お!やべー、落とした、拾わないと………」

 焦って、落ちたルビーを拾う。
 落ちた、ルビーの一粒を鑑定して出来上がりに満足!
 よし!これなら残りの採掘した石も問題なく加工できるね?
 なら、ここの場所はマッピングして定期的に採掘に来ようか?ここもバレないように結界を張っておくかな。
 マジもんの洞窟に、成ってしまった穴から出て結界と認識阻害の魔法を張り。
 時間も遅くなったので、屋敷へワープで戻る。

「ただいま~!」

 誰も居ない家に、一人で帰っても……ただいまというのはもはや癖だな!ハハハ。
 遅くなって、帰宅したから屋敷が真っ暗で何も見えない。
 こんなに夜は、灯りがないとこんなに暗いんだなぁ~!
 しみじと思っていると、ナビからチャチャが入る。

《何を今さら言ってますか?さんざん暗がりを見てますよ?》

『煩いよ?ナビ!』

 そっか!センサー付きのライトをエントランスと廊下に設置するかね?
 明日、早速付けよう!今日はまぁ……良いか?
 えっと、スイッチは何処ですかねぇ~。

「ライト」を使って、明るくしてからリビングのスイッチを探して部屋を明るくする。

 よし!明るく成ったな!
 でだ!汚れたから先ずは風呂に入るぞ!
 風呂場まで行って浴槽にお湯を溜めてと…………。
 ハァ~朝から今日も疲れたよ!リビングまで戻ってバフッと音を立てて、ソファーに沈み込んで座る。

 そう言えば………アイテムボックスの中って何が入ってる?
 なんか、前に木の実とか果物とか?入ってなかったか?あれ?使い果たして………ないね?
 後は………魔物って今日狩った魔物以外ってまだあるっけか?
 アイテムボックスの中を検索するとまだ有るねぇ~。
 あらら、ワイバーンってまだあるのかぁ………。
 皮で鞄作って売るか?
 後は角兎、これもあったか………。
 後は蛇に猿に?狼と、蜂?蜂蜜あるの?それにリス?ごめん………リス君。

 う~ん、あの来たばかりの頃の森林伐採って………ヤバかったのかね?

 後悔しても仕方ないかな?さて、風呂に入るかね………。

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