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新たな町へ
閑話 神の宴!!
しおりを挟む「ゼイルが、美味しい物があるからって言って、ここに呼ばれた……」
「そうだぞ!旨いものは皆で分けないとな!」
引っ張って来たと言うゼイルだが、他の神も引っ張って来ていた。
「お前の秘蔵っ子からだろ?おお!これは?どれも旨そうだ。酒もあるじゃないか?」
後から来た、火の神グランバルが目を輝かせる。
「わかりましたよ!ですが。これらを飲んで食べるなら、成宮さんに加護を忘れないで下さいね?彼は彼方の世界(地球)で、辛い思いをしてきたのですから!それに私の世界に連れて来ても、最初はトラブルばかりで、私も気に病んでいたので……」
皆さんお願いしますよ?
「そんなことか!任せろ私は幸福の神。何も問題無いぞ、必ず加護をやるぞおっとととと。これ!グランバル酒が溢れる勿体ない。サンズ!ほれ、お前も飲め。アルシャもだ!ワハハハ」
酒をサンズとアルシャに飲めと進めてくるのは、幸運の神ルディーンだ。
既に他の神々が宴会を始めている。
「ガハハハ!ほれ飲め飲め!旨いなぁ~地球の酒はぁ~」
「この酒………神!」
神自身が、何をいってるのですかね?
「いやぁん。これ!なんて、美味しいのぉ~。チョコレートが最高よぉ~!イチゴも美味しいわぁ~♡」
「そうよねぇ~。あ!このチョコレートケーキ美味しいぃ~♡」
「うん………美味しい♡」
うっとりと甘いスイーツを、ご堪能中の女性の神達がハートをそこら中に撒き散らす。
アルシャが呆れて回りを見ると、あちらこちらでハートが飛び交っている。
(……成宮さん。やり過ぎですよ………これは次が怖いですね?)
「あの~皆さん?」
「「「「なんだ?アルシャ?」」」」
「成宮さんがもう少しすると、お誕生日を迎えます。私からもプレゼントを送るのですが、皆様からもちゃんと、お礼をしてくださいね?」
「「「「「おう!」任せろ」」」任せて頂戴!」
「はぁ~宜しくお願いしますよ?」
それにしても、10神は居ますねぇ?
私は知りませんよ?
成宮さんがあんなに供物を、送って来るから………あ!前に要求したのは私でしたね。
だから今回も送ってくれたのでしょうか?
今度聞いてみないといけませんね?
さて、私は成宮さんのプレゼントでも考えながらこの美味しいお酒と、お摘みを頂くとしますかね。
さて、なににしましょうか?
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