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新たな町へ
184話 宿は何処に?
しおりを挟む外に出て、南門を目指す。
街中をゆっくり歩いて、門を目指す。
マップが、いらないくらい整備されてる道だ。
分かりやすくて良いな。でも馬車だとガタガタしそうだ。
でもなんとなくマップを見ながら歩くと思い出した。
しまった!まだ、泊まる宿を見つけて無かった…………。
依頼は明日にして、宿を見つけるかな?ちょうど目の前に広場があったので一旦休憩する。
すると、ちょうど良い具合にベンチがあった。
ベンチに座って、宿探しをする。
怪しまれない様に本など開いて宿を探す。
マップ展開、安全な宿を青危険は赤で表示。
《主、本は貴重品ですよ!気をつけて》
『うぉ!そうだった!ありがとう』
ナビと話してからマップをみると青い点が3ヶ所しかない。
以外に少ないな、王都もやっぱり危ないのか。
水筒をだして水を飲み。
ベンチから立ち上がって、宿を目指して歩き始める。宿は何処かな?ああ、あそこね?以外に近いそれも三階建ての立派な宿だ、ホテル感あるな?
外観を見てそんなことを思って中に入る。
一応認識阻害は、中に入ると同時に解除する。
フロントらしき、受付に行くと年配の男性が現れた。
「いらっしゃいませ?お泊まりですか?」
「ああ、部屋は空いてますか?」
「こちらへ要らしたのは、初めてですか?」
「ええ、暫くここで冒険者の仕事を受けたいと思ってね?」
「ほう?冒険者の方でしたか?何日ご利用ですか?」
「取り敢えず7日でお願いするよ」
「畏まりました。等宿屋は前金でございます。1泊銀貨8枚に成りますが?」
「ああ、それで構わないよ?ならこれで頼むよ?」
と言って、金貨1枚を出した。どうやらこの人俺を胡散臭いと思ってたな?金を持って無いとでも思って居たのだろうな?
「は、はい。畏まりました。では、こちらがおつりに成ります。それと、こちらにお名前を頂けますか?」
と言って名前を書く台帳を渡されて、ついでにお釣りも渡された。
台帳に名前を書き入れて渡す。
「ありがとうございます。アキヒコ様ですね。私はこの宿の店主で、名はドレイドと言います。何かあれば直ぐに言ってください。では、お部屋は三階の階段を上がって左手306号になります。それとアキヒコ様?御食事は?」
と言って鍵を、渡された。
鍵を受け取りながら、食事は要らないと返事をしておく。飯不味はNOです。
「ああ、特に要らないですよ?ですが食堂の場所だけ教えて下さい」
「分かりました。食堂はここロビーの奥に扉がございますので、宜しければご利用下さい」
「ありがとう。じゃ」
と言って三階の自分の部屋に入る。
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