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新たな町へ
166話 解決と、旅立ち
しおりを挟むすると直ぐ様、待機していた騎士のアルムさんと他の騎士がゼンバスに案内をされて部屋に入って来た。
「デミタス様。護衛の騎士様達をお呼び、致しました」
「ああ、ゼンバスありがとう。さて、バンス隊長後は頼むよ?」
「はい、お任せを。デミタス様、我々はこれで失礼致します。おい!アルム!そこの男二人を詰め所に連れていくぞ!」
「は、畏まりました!では失礼します。おい!お前たち歩け!!」
と言ってハックバルトとハミルを連れて部屋から出ていった。
お、おい!待ってくれ俺も連れてもいってくれよ!
バルト隊長ぉ~!!!一人にしないでくれ。
「で、ではシュベルト様。私も失礼致します。ありがとうございました。また、何処かでお会いしましょう?お元気で」
「ハハハ、アキヒコ君も元気でまたな?何か困った事があったら、必ず頼ってくれたまえ!」
「えぇまた!失礼します。あ!」
「ん?なんだい」
「確認しますが・・・・」
と言ってごそごそと冒険者カードを出す。
「これ、ちゃんと身分証になりますか?」
ヒラヒラとカードを振り領主に確認する。
「ああ、それか?大丈夫だろう。使えるよ?あいつらもそこ迄は悪人では、無いだろうから安心してくれ」
「良かったです。ありがとう領主様では、改めてお元気で。また合いましょう」
そう言ってゼンバスさんにも、挨拶をして屋敷を出る。門まで歩いで行くと、既に馬車はいなくなっていた。
『あらら、バルト隊長すっかり俺を忘れて行ちゃったよ。ナビさん』
《まぁ仕方がないですね?さぁ主!次に、行きましょう!》
『そうだね、ナビさんまた二人だ!よろしくな』
そうナビと話をしながら、のんびりと町の門迄歩いて行った。
そして、町の門に着くと門番と少し話をして騎士隊長のバルトさんに、手紙を渡してくれと頼んで門をでて次の町へと旅立った。
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