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新たな町へ
50話 暁彦切れる 5 改稿
しおりを挟むあースッキリした!
云うだけ言ったからなもう用はない帰ろ!
「じゃ帰ります。あっ!」
「なっなんだ?」
「一つ教え下さい。身分証って冒険者ギルドじゃなくても、発行してくれるんですかね?」
「あっあぁ!商人ギルドと錬金術ギルドなら、発行して貰えるはずだし。あと役所があるので、そこでも発行は可能だが…。その発行証だとギルドでは使えん。唯の身分証だ」
へぇ~まあ、良くわからないけど…。
「ありがとございます。それでは、もうここにも用が無いので帰ります。身分証が欲しかった、だけでしたが。どうやらここでも頂けない様なので、帰りますね」
言い終えると席を立つ。
「ち、ちょっと待ってくれ。嫌、下さい。さっきのは俺が私が悪かった、だから少し待って下さい」
「ええ~!まだ難癖付けるおつもりですかぁ~?本当に、相性が悪いですね? わたしにはもう用がないです」
ギルド長が、焦って俺を再度止める。
「本当に待ってください、こちらの非礼はお詫び致します。ですから少し話をさせて下さい、その後で冒険者カードお渡ししますから」
喉渇いた、お茶も出ないよここ。
《聞く気が、ないですね主》
『当たり前でしょ、話が通じないもん。この二人さっきから謝るって言ってるけど、謝ってないよね? あ~喉乾いた』
暁彦は、茶の一つも出てこないのを残念に思う。だが喉が乾いたので我慢ができず、マジックバックからペットの水を出して飲み始める。
《主!流石にそれは不味いです!》
《え?もう、ど~でも良いよ!フン。俺はオコですオ~コ!》
「……あっあの?そっそれは?」
「えっ!水だけど何か?」
「「み、水!!!!」」
お!サブマスも声出したね。(笑)
「で!何ですかね?わたしも、暇では無いんです」
「あっ!ええっと」
出した水が珍しすぎて、話が飛んだ様だね。でも知らなぁい!
「まっ、まずは、私の管理するギルドからの詫びをしたい」
「へぇ~」
もう一口水を飲む。
「昨日と言いますか、先ほどの無礼も含めますが、この馬鹿ハミルと言いますが。サブマスターが失礼した」
「あなたに謝って貰っても、ねぇ………」
ギロっとハミルを見て話し掛ける。
「ハミルさん? ですか? 昨日この貴方がこの部屋に乱入してこなかったら、わたしは昨日で身分証貰えたんですが? それを貴方が邪魔したのは間違いないですかね?」
「そ、それは間違いない。俺が悪かった」
「それと今日!下のカウンターでの出来事の、謝罪もまだ受けてないけど?舐めてんのか?」
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誠意って必要ですね!
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