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新たな町へ

26話 魚介爆買い! 改稿

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 泊まる場所の情報をもう少し聞いて回りたいが。
 せっかくの港町だ何か買い物するかな。
 そのついでに、宿屋の評判聞いても良いかな?


 市場の店先には、何の魚か分からない魚だらけなので。
 鑑定しながら魚介類をみて歩く。
 だが暁彦はウキウキしているのだ何せ海鮮!珍しい魚介類!ビバ!海鮮丼!

 すると、ありましたよ!
 エビ、カニ、アワビ、サザエ、蛤、あさりとしじみ。と店先には至るところに海産物が!

 しかも、エビ、カニに関しては種類が多い。
 もう~パラダイスだ!直ぐに茹でて食いたい。

 それに、みたこともないカニやエビのオンパレード!暁彦はそれが物珍しくて、店先でじっと魚をみてたら店の店主に突然話し掛けられた。
 おっと!油断してたハハハ。

「お兄ちゃん、じっと見てるけど買うのかい?」

 いけね、店先でガン見してた。

「あ、すみません買います!」

「どれを買ってくれるんだい」

「そこのエビ、カニ、アワビ、蛤、あさり、しじみを、あるだけください全部ください!」

「はぁ~全部かい?」

「だ、駄目ですか? はっ!なら、売れる数だけ買います!」

「い、いや、違うよぉ~お兄ちゃん。うちは買ってくれるのは良いけどねぇ~。これ全部となるとあんた持っていけるのかい?量もあるし、足が早んだよ?」

「あっ、はい!それは大丈夫です」

「そうかい?それなら良いんだけどねぇ~だったらなにか入れ物は在あるかい」

「えっと、全部でどれくらいの量になるかな」

「どれも、此くらいの籠の量になるね」

 エビが入った籠を見せて貰う。

 バケツにすると、中位の大きさかな?エビが5種類とカニが4種類だから入れ物は………。ネットで検索したら良いのがありました。これを12籠をマジックバックから出す。それに笊も出した。

「おやおや、凄いねぇ~。あんたそれアイテム鞄かい?」

「そうなんですが、この子とは内緒で?」

「フフフ、一杯買ってくれるからね。それは黙っとくよ」

「ありがとうこざいます。それじゃ~お姉さん!これに入れちゃってください」

「や、やだよ!お姉さんなんて、なら入れるよぉ~」



「さて、此で全部だよ!ははは、店の品物が少なくなっちまった」

「…アハハすみません。で、お代はいくらになりますか」

「そうだね、お兄ちゃん一杯買ってくれたから、大銀貨5枚と銀貨5枚で良いよ」

 おっと、5万5千円か?まっ、まあ~日本だとこの値段じゃ買えないから、よしとするか。

「じゃこれで、ありがとうお姉さん」

 お釣りがないように、ピッタリで支払うと次々に買ったものをマジックバックに放り込む。

「毎度ありがとよ。また来ておくれよ?坊や」

 また来ますねと、手を振り店を後にする。



 この時爆買いしている時に、ちゃんと暁彦が宿屋の評判を聞いていたらこの先の事は回避出来たかも知れないのだが…。
 それは神にも分からない事だった。

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